持久力(Endurance performance)に対するカフェインの効果
こんにちは、モンスターが大好きなNKDです。
画像は去年所属していた研究室の冷蔵庫です、研究の上でマストアイテムなので今年もそこそこ飲んでます😇
ところでみなさん、カフェインの効果を知っていますか?
「集中力が高まる(眠気抑制)」「運動パフォーマンスが上がる」
こんな感じで聞いたことあるんじゃないでしょうか。
今回の記事では、後者の"運動パフォーマンス"にフォーカスします。
実際に、自転車競技選手や他競技のアスリートで意識的にカフェインを摂取している方は多いと思います🚴♂️🏃♀️
でも、なんとなく大会前にエナジードリンクやコーヒーを飲んでませんか?
それ、もったいないです。
適切に摂取しないと、プラシーボ効果があったとしてもカフェインそのものの効果は得られません。
そこで今回はカフェインは持久力に対し、
どれくらいの摂取で、どれだけパフォーマンスが上がるのか?
ということについて、この内容についてメタ分析(多くの論文を参照することでより高い信憑性が得られる分析)を行った論文の内容を、今回の記事にまとめます。
カフェインの凄さ、わかっちゃいます。
今回の論文の概要
内容は先述の通りでタイトルは、「Correction to: The Effect of Acute Caffeine Ingestion on Endurance Performance: A Systematic Review and Meta‐Analysis」です。
マッセイ大学※(ニュージーランド)のスポーツ・栄養学の研究グループが中心となってまとめられた、2018年の文献です。
※広範の分野において世界的に高い評価を受けている大学です。
計44件の試験についてまとまられているのですが、33試験がサイクリングが最も多く、ランニングが4試験、ダブルポーリング(ノルディックスキー)が2試験、ローイングが3試験、トライアスロンが1試験、水泳が1試験と、多種に渡る競技が対象となっています。
持久系アスリートは必見ですね。
ここから先は
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?