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社員紹介インタビュー【大越 脩賀さん】 - ①大越さんと東北のこれまで編 –

サイボウズ東北営業メンバーを身近に感じていただくために、ひとりひとりの経歴や個性をお伝えしていくインタビュー。
3人目のインタビューは、大越 脩賀(おおこし のぶよし)さんです✨前後編に分けて、お送りします。
前編の今回は、大越さんのこれまでの人生と、東北との関係性についてお話を聞いていきます。

岩手県生まれ岩手県育ち!大学卒業までを東北で過ごす

ご出身は岩手県滝沢村という、県庁所在地の盛岡市の隣に位置する町。現在は滝沢市となっていますが、大越さんが生まれた当時は、“人口日本一の村“として名を馳せた村だったそうです。

「滝沢村で生まれ、高校を卒業するまで18年間地元で過ごしました。大学進学を考えるタイミングになったとき、こだわって地元の大学に行きたいという想いはそこまでなく、山形県の大学に進学しました。」

地元・滝沢の雪景色と大越さん

ご実家が自動車販売のディーラーを営んでいるという大越さん。大学進学の際は、家業への想いも込めて進路を決めたそうです。

「実家の仕事から関連して、電池やリチウムイオン電池などバッテリー系の研究ができる工学系の道に進学しました。将来、両親が仕事をしているときに『ここの部分を息子が作っているんだ』と言ってほしいという想いが動機でした。」

ファーストキャリアでは、SEを6年間経験

大学卒業後は、流通系の基幹システムを構築するシステムエンジニアとしての道に進んだ大越さん。以降6年間、東北を離れ札幌でキャリアを築いたそうです。この進路を選んだ理由や、当時のお仕事について伺いました。

「学んでいた学科の進路先としては、石油等、インフラ系の業界を選ぶ人が多くいました。多くの人が選ぶ進路と、その進路に全く興味が持てない自分との間のギャップに悩んでいました。
その時、自分と同じように、それまで得てきた学びと進路がリンクしないことに悩んでいる人が多いんじゃないかな?と思ったんです。またそれと同時に、自分が持っている知識を、本来の形とは違った形で活かしている人も多いと感じていました。
そこの乖離にすごくもったいなさを感じていて、システムの力で上手にマッチングができる仕組みがつくれたら面白いなあ、と思いシステム開発の進路を考えはじめました。」

こうして様々な業界のシステム開発をしている企業に就職した大越さん。いきなり大きな壁にぶつかったそうです。

「いざ入社して、さっそく研修で3ヶ月間のプログラミングの勉強がスタートした訳ですが、想像以上の難しさに圧倒される日々でした。研修時はその難易度の高さに諦めそうになりましたが…。
実務に入ってからは、とにかく食らいつくように打ち込みました。自分はいざ仕事としてやってみると、割り切ってやり遂げられるタイプの人間なのだと気が付きましたね。笑
当時の上司に、『お金を貰っている以上プロだ』と言われた言葉が心に残っていて、プロとして出来ないことと、違った切り口で価値を提供できることきちっと切り分けて立ち回ることを覚えました。」

インタビュー中の大越さん

東北の外に出たことで、東北で働きたいと感じるようになりサイボウズへ

そこから約6年間、前職でキャリアを築かれましたが、最後にサイボウズへの転職を考えたきっかけについても聞きました。

「まず、東北から出てみたことで、『あ、自分は東北が好きだなあ』と感じました。札幌も大好きだったのですが、ニュースとかで東北の話題が上がるとつい目で追ってしまう自分がいました。
加えて前職時代は対峙していたのが大企業でしたが、自分の実家のような中小企業層・かつ東北のお客様にもっと向き合ってみたいと感じていたことが重なり、東北で働ける転職先を検討しはじめました。」

最初は、前職の企業内での異動も考えたそうですが、希望が叶わず転職を決意したそうです。転職先を探す際、あまり詳しくは無かったものの前職時代に“サイボウズ Office“を提案していた経験があったことから、サイボウズってどんな会社?と調べ初めたのが最初のきっかけだったと振り返ります。

「前職時代は、例えば一つ項目をお客様が追加したい、となったとき数十万円単位の費用がかかるものが、kintone だとお客様自身の手でできてしまう、そんな世界があることを知り雷に打たれる感覚がありました。ユーザー自身が自分の手でシステムの構築ができる、そんな世界を早いタイミングで広める側になりたい、そう感じ2018年にサイボウズへの転職を決意しました。」

さて、ここまで大越さんの出身から、東北で過ごしてきたこれまでのキャリアを中心にお話を伺ってきました。次回後編では、大越さんのサイボウズでのお仕事や、東北のおすすめについて詳しく聞いていきます✨

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