プラド美術館 -脅威のコレクション-
こんにちは、aoiです。
7月24日より全国でロードショーされた
「プラド美術館-脅威のコレクション-」を先日、母と観ました!
スペインの首都マドリードにあるプラド美術館が2019年で200周年を迎え、8700点もの美術品からベラスケス、ゴヤ、レンブラント、ルーベンスなどを抜粋しプラド美術館の歴史とともに紹介されました。
普段は関係者以外立ち入り禁止の場所も映されているので、ある意味プラド美術館に行くよりレアかもしれないです...!
ちなみに母は新婚旅行ぶりのプラド美術館ということで、久しぶりに観られて嬉しそうでした。
映画を観て、プラド美術館は宗教画や肖像画、バロック画が多く写実主義の作品が好きな方は楽しめそうだと思いました! ゴヤは明るい色はあまり使わないので不気味な絵を描く画家というイメージがありましたが、宮廷画家として肖像画を描いた作品は明るく優しい表情で写実的でありながらどこか儚げで優しい印象を与えました。
プラド美術館はかつて、あのパブロ・ピカソが館長を務めたこともあり、 映画の最後にナビゲーターであるジェレミー・アイアンズが話されたピカソの言葉に私は強く共感しました。
『芸術は、日々の生活で魂にたまったほこりを洗い流してくれる』
今回の映画に出てきた絵画は戦争や処刑の絵画もあったので、その辺りは洗い流されるかは正直難しい...(笑)と思いましたが、なかなか行けない美術館や作品が見られたことが本当に嬉しかったです。
外国の美術館は土地も広ければ建物の天井も広いのでのびのび見られます。日本の美術館とはまた違う魅力があるので、海外旅行に行かれるときはぜひ美術館にも行ってみてください!その場でしか見られない風景が、美術館にあります。
いつかオランジュリー美術館のドキュメンタリーも上映されるといいな...。