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circleが考えるコリビングとは?~人と関わり合いながら暮らす~

こんにちは!多拠点の暮らしのサービスcircleを運営している、代表コンタニです。

circleは、”暮らしのあり方をより多様にすることで、1人1人にとっての居場所、サードコミュニティを増やしていきたい”という気持ちで始めたサービスです。
2023年1月、クラウドワークスの新サービスとして開始し、そこから色んな方にご利用いただいてきました。(当時のプレスリリースはこちら
滞在拠点も約20拠点程度にまで増え、色んな事業者さんにもお力添えいただきながら、様々なプロジェクトや取り組みを進めています。
アンバサダーの取り組みやオンラインユーザーコミュニティも発足し、サービスの世界観やコンセプトに共感いただける方のお力をいただきながら、日々サービスの運営・展開を進めているところです。(ユーザーコミュニティの様子が垣間見えるレポートはこちら

circleのご利用を通してユーザーの皆さんにお届けしたいのは、ただ1人でどこかに滞在している、暮らしているのとは違った”地域や人との関わり”です。
連携している各滞在拠点には、共用のラウンジやキッチン、コワーキングスペースが設けられています。拠点によっては相部屋の拠点もありますし、別途カフェスペースがある拠点もあります。

”人と関わり合いながら暮らす”とは、いったいどういうことなのか。今回のnoteでは、いわゆる”コリビング(co-living)”と呼ばれる言葉の意味合い、概念に関して、一般的な考えだけではなくそれにcircleとしての考えを添えながら語っていこうと考えています。
このnoteを読んでいただいて、少しでもサービスの体験やサービスのコンセプトの理解を深めていただけるととても嬉しいです!


コリビング(co-living)とは

そもそもコリビングとは、欧米から始まってきた生活様式の概念です。”シェアハウスとワークスペースを合わせたもの”と一般には言われており、それぞれの住居スペース、生活空間をシェアする共有スペース、仕事をするコワーキングスペースが揃った空間だと言われています。”職住一体型の住居、暮らし”という風にもよく言われます。

このようなライフスタイルが広がっていく起点となったのは、イギリス・ロンドンやアメリカ・NYなどの世界の大都市からでした。どこかで暮らすとなった際、部屋を探して賃貸の契約をし、ライフラインを逐一通すという手続きの煩雑さ。(これは日本でも同じですね…)また、住居費・生活費の高騰。大都市で暮らす、特に若者にとっては、以前より負担になっている部分でした。また、都市機能の便利さ・細分化と共に、人と人との関わり、繋がりの希薄さといった”社会的孤独”も、海外では先だって問題となっていました。

そんなところから、シェアリングエコノミーの文脈も相まって、”コミュニティを形成し、それを通して生活スペースや仕事のスペースをシェアしながら暮らす”というライフスタイルの提案が生まれてきました。イギリスのthe collective社などが代表的です。生活コストの負担感や、社会的孤独も合わせて軽減される取り組みの1つとして、海外都市を起点として少しずつ広がってきた、というところです。アジアでも、1人当たりの住居コスト・生活コストが高騰しているといわれるシンガポールなどで特にコリビングの概念が広まっています。

シェアハウスやコワーキングスペースとの違いって?

「人との共同生活」という風に捉えてみると、『シェアハウス』や、言葉が似ている『コワーキングスペース』とどう違うんだろう?と考える方もいるかと思います。ここに関しても、まとめているメディア記事がありました。

シェアハウス…家を複数人でシェアする賃貸住宅。
コワーキングスペース…シェアして使う仕事場。主にオープンスペースなど。
ソーシャルアパートメント…複数の共用ラウンジがあるマンション・アパート。
コリビング…コワーキングスペースのあるシェアハウス。

引用:https://share-park.com/column/archives/6779

現在の考え方で言うと、”暮らす”だけではなく、”働く”空間や時間もシェアをしている。それがコリビングの考え方と言えそうですね。

circleが届けたい”コリビング”とは

共用ラウンジや共用キッチン、コワーキングスペースやお部屋の環境。
拠点によってカラーは様々ではありますが、暮らしや仕事に必要な環境が整えられています。ユーザーの皆さんにとってより充実した環境になるよう、引き続き様々な拠点の方と連携を進めていければと思っています。

合わせて、circleを通して届けたいこと、体験していただきたいことが2つ。
1つ目は、circleを通して、”新しい地域や人との繋がりを見出してほしい”ということです。circleは観光旅行のサービスではないので、既に知っている、有名な地域やスポットに目掛けていきたいときには使えるサービスではないかもしれません。ただ、サービスを通して、いつも新たな地域の魅力の発見がある。お話を聞いてみたい人がいる。自分が関わってみたい人たちがいる。そんな居場所をサービスとして用意しておきたいと考えています。

2つ目は、circleを通して何かを”受ける”だけではなく、何かを”始める””共に創る”ことに是非関わってほしい、ということです。1人1人にとっての関わり先を、居場所を育むには、体験を受動的に受けるだけではなく、”誰かと一緒に、皆で取り組む”ということが大切だと考えています。そんな想いもあり、circleでは各地で取り組めること、地域での参加型プロジェクト、ユーザーの皆さんとの共同企画などを進めています。(今だと、神奈川県南足柄市での地域プロジェクトや、鳥取ワーホリ企画がありますよ!)
circleを知っていただき、ご利用いただくと同時に、是非そんなところにも興味を持っていただけるととても嬉しく思います!

”人と関わり合いながら暮らす”。リモートワークがより進んだ今、1人で自分の部屋で仕事や生活を完結することもできる。個の時代と言われ、会社などの組織を必ずしも活用しなくてもできることが増えている。生き方、暮らし方、考え方、価値観がより多様になってきた今、それでも人と関わり合って生きていくことの価値や意義はどこにあるのか。そんなことを、circleに関わる皆さんと一緒に考え続け、動き続けていきたいです。

まだまだ少しずつ進んでいるサービスではありますが、皆さんと一緒にcircleを作っていけたらと思っています!引き続き、応援をよろしくお願いいたします☺

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