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2020年10月の記事一覧

KEYTALKにハマるきっかけを作った 夢みるアドレセンス「ファンタスティックパレード」

KEYTALKにハマるきっかけを作った 夢みるアドレセンス「ファンタスティックパレード」

卓越したビジュアルを持つ夢みるアドレセンス(夢アド)が、メジャー4枚目のシングルとして2016年に「ファンタスティックパレード」をリリースした。前稿で紹介したメジャーデビュー曲「Bye Bye My Days」から1年後の曲であった。

この曲は、僕がKEYTALK好きになるきっかけを作ってくれた曲でもある。

「Bye Bye My Days」を聴いて受けたインパクトは前稿でも書いた通りだが、2

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少しもの悲しい夏曲 KEYTALK「MABOROSHI SUMMER」

少しもの悲しい夏曲 KEYTALK「MABOROSHI SUMMER」

邦ロック好きな方は、KEYALKの「MABOROSHI SUMMER」という曲についてどういう印象をお持ちなのでしょうか。

タイトルに「SUMMER」とあること。ライブではメンバーがファンに向け、「わっしょい!」などとコールを求めること。そして四つ打ちのノリのよいメロディ。

フェスで披露されることも多く、「MONSTER DANCE」や「MATSURI BAYASHI」などKEYTALKをメジ

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気がつけば「ごめんね」ばっかり上手になって KEYTALK「少年」

気がつけば「ごめんね」ばっかり上手になって KEYTALK「少年」

婉曲しない、あまりにまっすぐな表現だからこそ、素直に響いてくるものがある。
KEYTALKが2019年にリリースしたアルバム「DON’T STOP THE MUSIC」収録の「少年」。

忘れかけていた感覚「少年」MVはドラマ風に演出されたもので、プロットはとてもシンプルなものである。

上司にも怒られ、彼女とも上手くいかない疲れ切ったサラリーマンの主人公が、たまたまつけたテレビに生き生きと演奏す

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秋に浮かぶ一等星  KEYTALK「フォーマルハウト」

秋に浮かぶ一等星  KEYTALK「フォーマルハウト」

「金木犀が香る季節になってきましたね」
2年前の秋に行われたKEYTALKワンマンライブ、メンバーの巨匠だったか小野武正だったかがこう告げて「フォーマルハウト」が披露された。歌詞の中に「金木犀」という単語が入っていること、秋にはふさわしい曲ということなどを考えても、その季節の雰囲気にマッチしていた。
そのライブは珍しくライブハウスでなくホールで開催されたこともあり、ライブハウスとは違った広がりのあ

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