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スピード感が違う!?日本vs韓国「付き合うまで」を徹底比較

出会ってから付き合うまでの期間やプロセスには、恋愛観や文化的背景が大きく反映されますが、日本と韓国では、特にそのスピード感に大きな違いがあるように思います。日韓恋愛では、それが原因で誤解や戸惑いを生むことも。
もちろん、日本人でも韓国人でも人によって恋愛のスタイルが異なり、全ての人に当てはまるわけではないことを先にお伝えした上で、多くの韓国人と出会ってきた私の経験も交えながら、恋愛のスピード感について比較してみたいと思います。

日本:慎重派の告白文化

日本での恋愛スタートには、伝統的に「告白」が必要不可欠です。健全な出会いになるほど、「気持ちをはっきり言葉にする」プロセスが重要になります。デートを重ねていても正式に告白されない限り、多くの日本人は恋人関係とは認識しないものです。

友人としての期間を重視し、何度かデートを重ねるため、友達以上恋人未満の微妙な関係が続くことも。相手をじっくり見極めたいという日本人の慎重さもあるのかもしれません。付き合うまでのスピードは比較的ゆっくりで、告白まで数週間から数ヶ月の場合もあるのではないでしょうか。皆さんは、いかがですか?

韓国:早い段階で気持ちを確認

一方、韓国での恋愛スタートは驚くほどスピーディーです。私がお付き合いした韓国人男性たちもそうでした。デートを何度も重ねるというよりは、早い段階でお互いの気持ちを確認し合い、「付き合う」という形に移行するのが一般的なようです。

日本と同じく告白したり、 "우리 사귀자 (私たち付き合おう)" などの言葉で恋愛関係が始まることも多いのですが、出会って割とすぐに好意を表現する傾向が強いと思います。はっきりと態度で示してくれるので、私もドキドキしましたね。
でもそこで舞い上がらずに、軽い関係を求めているのか、本当に自分を特別に考えてくれているのか、見極めることが重要です。

どちらにしても、「お互いが気に入れば早く付き合う」という流れが強く、付き合いながら相手を知っていくというスタンスです。

ビジネスでもスピード感の違いに同じ傾向!?

恋愛に対して「慎重さ」や「時間をかけること」を重要視する日本と、「情熱的でスピーディー」なアプローチを好む韓国。国民性や文化的な違いと言ってしまえばそれまでなのですが、この傾向は両国の仕事のしかた、ビジネスの考え方や意思決定にも表れていると感じます。

私は日本企業、韓国企業で仕事をしたことがありますが、一つのプロジェクトを進めるにあたって、日本は事前の徹底的な準備、様々な要素の検討、社内の段階的な承認を経てスタートします。
一方韓国では、よく知られた「パリパリ(빨리빨리)文化」で、とにかく早く、スピード命です。とりあえず早く取り掛かって、まずスタートすることが重要。不足している部分は後から修正をかけていくスタイルです。

恋愛のスピード感の違いで生まれるすれ違い

このようなスピード感の違いは、時には日韓カップルの間で「すれ違い」を生む原因にもなり得ます。日本人は「少し早すぎる」と感じ、戸惑い、韓国人からすると「なぜこんなに進展が遅いの?」と感じることもあるでしょう。

進展速度に対する期待値が違うと、不安や誤解が生まれやすくなりますが、この違いを理解し、互いにコミュニケーションを取ることで、関係をより深めることができるのも国際恋愛の魅力の一つだと思います。

どんな時も、自分のペースを大切に

付き合うまでのスピード感について比較してみましたが、それぞれの文化に合った恋愛の進め方があるため、どちらが良い悪いというわけではありません。
相手の文化や価値観を理解しつつ、そこに巻き込まれすぎないよう、自分のペースを大切にしてください。適度な慎重さも忘れないことが、以後の良好な関係につながると思います。



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