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これから農業を始めたい人へ向けて


■はじめに


 今回のテーマは、「新規就農までの流れ」。これから農業を始めたい!と思っている方へ向けた内容です。農業を始めたいけど、農家との繋がりがない、非農家出身の方が対象となります。

 ・農業を始めたいが、どうすればできるのか。
 ・実家は農業と関係ないけど…農業を始められるのか。
 ・起業したい!農業にも興味がある。

こんな思いを持っている人は、ぜひ参考に読んでみてください。

■本題


農業を始めたい人は、以下の3種類に分けられるかと思います。
 ① 作りたい野菜や果物が決まっている場合
 ② 農業をしたい場所が決まっている場合
 ③ なんでもいいので農業をしたい場合(←私のパターン)

私のパターンに該当する、③についてお話させてください。

③なんでもいいので農業をしたい場合

作物も、場所もこだわりないと、本当に農家になる気があるの?と思われがちですが、非農家出身で農業に関わることがないと、知る機会がないため作る作物に特にこだわりはありませんでした。
実際、いろいろな土地で、様々な農産物をつくる体験をして、お話を聞くことで、自分に合う作物を見つけることができました。では、実際に行ってよかったことをご紹介いたします。

1.「情報を集める」 市役所へ問い合わせる

まずは、今住んでいる市役所の農務課へ問い合わせるといいです。
市役所のホームページに連絡先が載っているので、電話か、メールをしてみてください。
同時に、近接する県や、住んでみたい町の市役所へも問い合わせてみましょう。これが結構大事で、いろいろな土地の話を聞き、そこの特産品や、力を入れている作物を聞いて、興味を持ったところへ実際に行くことをお勧めします。
市役所に問い合わせることで、農家さんを紹介してもらうことができ、短期の農業体験や、面談も実施してくれます。

また、各地で開催される「農業フェア」へ参加することもおすすめです。1日で多くの情報を得ることができますし、運よく農家さんとつながることができます。
私も農業フェアへ参加して、農家さんとつながって実際に農業体験をさせていただくこともできました。

2.「現場を知る」 農業体験、短期研修を申し込む

これは、絶対するべきことです。まずは、現場を知ることが一番大事です。
作りたいものが決まっていない状態でも、体験することをお勧めします。私は、まずは家から通えるところで、月に2日の体験を2カ月実施しました。今は桃農家ですが、最初は、トマトやナス、ピーマンなどを育てている野菜農家のところで体験を実施しました。

ここで、農業の大変さや自分に合う、合わないを見つけることができます。

3.「相談する」 相談できる農家さんとつながる

繋がりのできた農家さんの中で、自分が目指したい、尊敬できる農家さんにきっと出会えると思います。その方に本音を相談して、意見をもらうことがとても参考になります。

私は、尊敬できる農家さんに出会い、よく電話で相談に乗ってもらいました。「それはやめたほうがいい」「こうするのはどうか?」など本音で様々なアドバイスをいただきました。その方とは、別の作物を選択しましたが、相談して本当によかったと思っています。

■まとめ


農業を始めたいのに、どうしたらいいんだ・・・と、ネットで調べたり、YouTubeを見たり、、、と、していました。

まずは、行動することが第一です。ネットで見た情報と違うこともたくさんありました。

農業をしたい!と思ったら、市役所へ問い合わせてみる、農業フェアへ参加してみる。
行動することで、夢へ大きく1歩踏み出せます!

以上、ご覧いただきましてありがとうございました。

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