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母の日の反省

今日は母の日だ。

自分の母親には、妻がプレゼントを買ってくれて、それを渡しに行った。
妻の亡き母には、お寺に行って花とお菓子を渡して、感謝の言葉を伝えた。

ここまではおそらく特に問題ないと思う。毎年やっていることだ。

だが、毎年出来ないことがある。
来年こそは、来年こそは・・・と毎年反省するが毎年出来ない。
完璧に忘れる。誰か助けてほしい。

それは、自分の妻に対して子供たちと一緒にお花を渡したり、お手紙を書いたりすることだ・・・。
めちゃめちゃお決まりのことが出来ない。
『自分の母ではないので、何もやりません。』というちゃんとした大義もない。
単純に忘れてしまう。
今年は、スーパーでお父さんと子供がお花を買ってお母さんにその場で渡している微笑ましいシーンを見ても、まったくピンとこなかった。
ひどいもんだ・・・。

ここからは、言い訳の羅列なので、流してほしい。

『自分の妻に、母の日の何かをするような夫は、普段は妻に家事や子育てを任せ、何もしないヤツだ・・・こういう時だけやっている感を出してるに違いない。きっと浮気もしているはずだ。』と偏見全開で自分に言い聞かせる。

妻へは、『子供たちの母というイメージはなく、自分の妻であり、永遠の彼女だと思っているから忘れちゃうのかな・・・』と、苦しまぎれの言い訳をする。
妻は、良くも悪くも素直で小学生のような感覚を持っているため、『そっか・・・それならうれしい!』と言ってくれた。

『え?なんかうまくいっちゃった?』と一瞬思ったが、
悪い大人が、少女を騙している構図となってしまったことに気づき、ますます反省した。

今年もそんな母の日だった。
来年こそは・・・。
来年忘れたら、【MOTHER’S DAY】 というタトゥーを掘るしかないか・・・。

ちなみに中3の長女は、毎年当然のように何もしない。
プレゼントもお手紙も感謝の言葉もない。
今日も何もせず、グータラしていた。
『なんでお前何もしないねん!お前のせいで俺が自責の念にかられることに
なってるんやで!』と八つ当たり気味でビンタをしたかったが、
八つ当たりすぎるので空想だけにしておいた。

はっぴーまざーずでい



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