嫌なこと。やりたくないこと。
よく「嫌なこと。やりたくないことは無理にする必要はない。」的なフレーズを耳にする。
無理に好きでもないことをしていると嫌なことに呑み込まれていく『負のループ』に陥ってしまう。
という解釈でいいだろうか?
誰だって好きなことだけやっていたい。
わざわざやりたくもないことを自ら選ぶ人がいるのだろうか。もはや、修行だ。
しかしながら、「仕事」となるとそうもいっていられない。
むしろ「仕事」になった瞬間に不平がでることもあるだろう。
先日、なんで私が?という事象が起きた。
簡単にいうと、自分がやるべきではない仕事が自分に回ってきたというか。
まぁ、部署違いの、仕事というべきか。
内容も曖昧で期日もない。既存に抱えている仕事ももちろんある。
白羽の矢を立てたのは他部署の上司。
嫌。ではない。
が期日がない。
おまけに企画がまとまっていない。
担当部署の人たちもお手上げの様子。
しかし、私は畑違い。
文句を言って、言い訳並べて断ることもできただろう。けれども、そうすればこの人たちが困るだろう。
かといって、私が希み通りの企画をつくれるだろうか。
この期日で。
イライラとモヤモヤ。
頭のなかで妄想してみる。
企画のコンセプトを勝手に創り出す。
あの人が求めているのはこうだろう。
欲しい企画資料はこうだろう。
楽しくなってきた。
なんとかなりそうな気がした。
一人でやれば期日までは終わらない。
周りも忙しいと思いながらも資料の手分けを頼んだ。
ここの時間だったらできる。
意外とあっさり受け入れてもらえた。
これならイケる!
ワクワクしてきた!
期日前日の、提出。
フィードバックと手直し。
間に合うか!言い訳してやめようか!
それでもなんでもやってみた。
自分の中の、こだわりがどんどんでてきて予想以上にぎりぎりでなんとか仕上がった。
いろんなところから
「ありがとう」
が飛んできた。
どうやらお役に立てたらしい。
単純に嬉しいのと
あー。私やっぱりこーゆー仕事好きだわ。
って思い出せた。
他部署上司の白羽の矢は、私の「好き」を見抜いていたからこそ。さすが。
やりたくないことで終わらせてたら。
やりたくない気持ちで仕事を請けていたら。
結果は違っていたかもしれない。
周りも協力してくれなかったかもしれない。
「そんなのやることないよー。」
で終わっていた気がする。
やりたくない嫌なことはしなくていい。
「やりたくないこと」を
「ワクワクすること」に変えることもできる。
自分の気持ちに聞いてみて。
自分よりも自分の「好き」に気づいている人がいるかもしれない。
うん!楽しかった!そしてありがとう!
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