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酒イさんの本日もしんどい④

「ストロング・オア・ダイ」
ストゼロは日本人を堕落させるための某国の陰謀!!

おそロシア…。
酒イさんなのだ。
ほそぼそとnoteを書いているお酒好きなのだ。

心の問題やコミュニケーションについて調べたり学んだりしたことを書いているのだ。

タイトルは勢いで書いたもので、陰謀説は妄想なのだ。
いちおうタイトルの回収をしておくと、ストロングゼロのお酒成分はウォッカなのだ。

ウォッカといえば「ロシア!」と思いがちなんだけど、ウォッカ生産量も消費量もアメリカが世界一なのだ。

ウォッカ世界一生産国はロシアではなく「アメリカ」なのです。
ちなみに、消費量世界一もアメリカです。

スミノフアイスやSKYなどが世界的に流通しているのが理由だと思うのだ。

つまり、ウォッカベースのお酒を世界的に流行らせて、日本にストロングゼロを定着させた遠因はアメリカにある・・・。
と言えなくもないかもしれないのだ。
"おそロシア"ではなく"おそアメリカ"だったのだ・・・。

今回は酒イさんがお酒をたくさん飲むようになるまでのお話しなのだ。
飲みすぎはよくない。でも、上手に付き合えば、お酒は最強のフレンズになる。

蛇口から出るお酒を飲み続ける人

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蛇口をひねるとジュースが出てくる。子ども時代にいちどはそんな夢を見たことがあると思うのだ。
それが大人になると、蛇口をひねるとお酒が出てきたら・・・!という夢に変わるのだ。

最近、そんな大人の夢を叶えてくれてお店が現れたのだ!

テーブルに蛇口がついていて、蛇口をひねると焼酎が出てくる!
すごい!
割りものもホッピーやお茶とか炭酸とかいろいろ選べるので、
無限に飲めるのだ。

酒イさんもハマって、何軒か蛇口からお酒が出てくるお店に行ったことがあるのだ。

先日も蛇口からお酒が出てくるお店に行ってきたのだ。
その日はたまたまひとり客が多かったのだ。
すこし離れた席に座っていた男性のお客さん。
こざっぱりした服装で荷物も軽そうだったので、たぶん近所の人だと思うのだ。

その人は酒イさんもびっくりするくらいハイペースに飲み続けていたのだ。
ひどく酔っているようでもなく、淡々と粛々と蛇口をひねり続けていたのだ。
彼が祈りを捧げるように蛇口から出るお酒を飲み続ける姿に、少しのあいだ目が離せなかったのだ。

彼の背中に未来の酒イさんの姿を感じたのだ。

酒イさんはストゼロと相思相愛

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「人と会うのがしんどい。人と話すのがしんどい」

そういう時代が長く続いたのだ。
いまでも得意かと言われると、苦手意識はあるのだ。

それでも、誰かに会いたい。人と話したいという欲求はあり、
相反する感情に悩まされていたのだ。

大学生のころから、飲み会というものに参加するようになったのだ。

Twitterでなんども書いているように、ウェイ系の男子というのが苦手なのだ。
他人をいじって笑いにするとか、群れてぎゃーぎゃー騒いでいる感じが苦手だったのだ。

飲み会ともなるとウェイ系の男の子の独壇場。
酒イさんは酒宴のすみっこの席でおとなしく飲んでいることが多かったのだ。

でも、お酒の味を覚えていくうちに、ほろ酔いになっていくにつれ、
人と話すしんどさから開放されていき、誰とでも気軽に話すことができる自分がいることに気づいたのだ。

「もしかして、ちょっとほろ酔いになれば酒イさんでも人と楽しくお話しできるのかも・・・?」

なんだかお酒が魔法のアイテムのように思えてきたのだ。

電車に乗るのもしんどかった酒イさん。
通っていた原宿の美容師さんにそのことを相談したことがきっかけだったのだ。

それから酒イさんの路上飲酒の習慣がはじまったのだ。

そう、「人と会うまえに飲酒をしておけば、しんどくない!」
とてつもない発見をした気がしたのだ。
人類未踏の発明をした気分だったのだ。

マッツ・ミケルセン主演の『アナザー・ラウンド(英題)』
日本未放映の映画なのだ。
ほんとに、この映画のストーリーを地で行くような考え方だったのだ。

酒イさんとストロングゼロの出会いは必然だったのだ。

ケミカルな香りと甘さ。そしてガツンとくるアルコール味!
はじめて飲んだときはちょっと飲みにくいなと思ったのだ。

お酒の味が強すぎ・・・。
しかし、慣れというのは恐ろしいのだ。
だんだんとスト缶くらいパンチがないと満足できなくなってくるのだ。
あと、甘いお酒が苦手な酒イさんにとって、甘さ控えめなのもよかったのだ。

ストゼロはどこのコンビニにも置いてあるし、飲みやすい・酔える。
酒イさんとストゼロはたちまち友だちになったのだ。

この友情は現在にまで続いているのだ。

ずっと酔っぱらいでいればいいのに

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お付き合いしていた恋人に言われた言葉なのだ。(しかも2人・・・)

バンドの「ずっと真夜中でいいのに」みたいな響きだなと思ったのだ。
ちなみに、「空きっ腹に酒」というバンドも好きなのだ。
とんでもないバンド名なのだ。

余談なのだけれど、酒イさんが好きなバンドはライブ中にお酒のボトルを足元に置いて演奏している人たちが多いのだ。(一升瓶の場合も!)
類は友を呼ぶのか・・・。

飲むことでしんどさから開放された酒イさんは、とても明るく快活で、はじめましての人にも人見知りを発揮することがないのだ。

飲み屋街でひとり飲みをはじめてよい気分になると、知らない人にも躊躇なく話しかけられるのだ。

1軒目で知らない人と仲良くなって、一緒に2軒目へハシゴする。
4軒目に行くころには知らない人と4人で飲んでいたこともあったのだ。
おそロシア・・・。

気分がよくなる。しかし翌朝

前のnoteでも書いたのだけれど、

「お酒を飲んでいる時は、世界から祝福されているような気分になる」という心理状態なのだ。

一時的にでも、心がしんどさから開放されているのだ。

よく「考えすぎ」と人から言われることがあるのだけど、お酒を飲んでほろ酔いになっているときはいい意味で鈍感になれるのだ。

ほろ酔いがちょうどい感覚。
誰かに何か言われたとしても深く考え込むこともなければ、
ちょっとしたことで傷つくこともない。
そういう状態が心地よかったのだ。


しかし、翌朝・・・。
きのうの出来事を思い出すと落ち込むことがあるのだ。

「ああ…あの人に変なことを言っちゃったな…。」

「気を悪くしてないといいのだけれど…。」


そんなことを考えて、頭を抱え込むことがあるのだ。

お酒が抜けた酒イさんは、変わらずいつものままなのだ。
しんどい・・・。

そしてお酒が飲めるようになる時間を心待ちに過ごすようになるのだ。

お酒は友だち。怖くない。仲良くなろう

酒イさんはお酒は友だちだと思っているのだ。
お酒からも好かれている気がするのだ。

それに、お酒を通じたコミュケーションで仲良くなった人とかもたくさんいるのだ。
古臭いワードだけどノミニケーションなのだ。

心の勉強をするようになってから、しんどさは徐々に薄らいできた実感がするのだ。

それでも過去の出来事を反すうして辛い気分になったり、虚しさや寂しさが襲ってくるときがあるのだ。

そういうときはスト缶をプシュッと空けて、飲み始めるのだ。
すこしだけ、とてもすこしだけどしんどさが和らいでくるのだ。

しかし、酒イさんをはじめとしてお酒をたくさん飲む人にとって、
「お酒を控えただけではなんの解決にもならない」のだ。
もっと根本的な心の問題にアプローチしていかないと、お酒のチカラを借りたくなる気持ちが弱まることはないと思うのだ。

酒イさんはお酒を控えようとか、飲みすぎは身体に毒だよとは言わないのだ。
心のしんどさをそのままにしておくほうがもっと身体に毒だと思っているのだ。

オススメは昼飲みなのだ。
昼から飲みだして、夕方になる前には帰路につく。
夜にはアルコールも身体から抜けていて、明日の準備もちゃんとできるのだ。

身体に無理のない範囲で楽しめば、お酒はストレス発散にもコミュケーションの潤滑油にもなるのだ。
酒イさんもお酒との付き合いについては試行錯誤している最中なのだ。

今後も楽しくお酒と付き合い続けられるようにしたいと思っているのだ。

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