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南インドカレーブーム火付役となった名店の系譜を継ぎし、岐阜のスパイスバル。

岐阜カレー遠征であります。
以前から訪れてみたいと思っていたお店にようやくの初訪問です。
今回は、岐阜駅近くの「三日月バル」にてカレーなるインド研究会。

本格的な南インドのミールスが食べられるという人気バルです。

実は三日月バルの女性オーナー様は、南インドカレーブームの火付役である「エリックサウス」を産んだイナダシュンスケ氏の元で実力を育んで独立していかれた方とのこと。
エリックサウスの系譜を継ぎし三日月バル、期待感はいやが応にも高まるというものです。

お店の中はお洒落で過ごしやすい雰囲気です。

メニューはやはりスパイス料理が豊富。

暑い日だったのでまずは「ラッシー」を。

とても濃厚で味の濃いラッシー、かなり美味しいのでオススメです。

続いて「ちいさな中東盛りあわせ」を頂きました。

中東のおつまみ料理4種が一皿に乗ってやってきます。
フムス(ひよこ豆のペースト)、ピーマンのドルマ、ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)、ババガヌージ(焼き茄子のペースト)、人参クミンというラインナップで、それぞれが丁寧に作られていることがわかる美味しさ。
一気にエスニック気分に連れて行ってくれる盛り合わせです。

メインに頼んだのはもちろん「3種のカレーとライス」。

やってきたミールスはプレート内に所狭しと並べられたカトリ、その数7個!

チキンカレー、キーマカレー、サンバル、金柑のウールガイ、ワダ、ココナッツチャトニ、ウプマ、ポテトマサラ、パパド、法蓮草のトマトパップ、いんげんとズッキーニのウシリ、加賀きゅうりととうもろこしのポリヤル、とここまで文字を打っていても充実感が思い起こされるくらいの品数が登場です。

ミールス提供の時に、ミールスの食べ方やカトリに入った料理の可愛らしいイラスト付解説を丁寧に持ってきてくれるのが嬉しいですね。

そしてどの料理もスパイス使いが見事で、香りの活かし方や料理に使われている多種多様な素材の引き立たせ方が半端じゃありません。
出会う味を想像しながら食べ進む楽しさに満ちた、アトラクション感のあるミールス、素晴らしい。
食べながら、エリックサウス に通ずるものを感じながら美味しさを噛み締めておりました。

食後には「ホットチャイ」。

これもミルキーマイルドな中にスパイスの存在を感じる至福の一杯。

岐阜に来たら、「三日月バル」に寄らずして帰れないですよ。

■三日月バル(岐阜県・岐阜駅)

営業日時:月・火・水・金・土・日曜日 17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:木曜日

岐阜県岐阜市住田町2-2

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