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向う側に行きたい『日記:2024.3.9』

今日は、目が頗る痛い。いや本当は3月に入ってからずっと痛いし、理由はスマホの見過ぎだってことも分かっているんだけど、スマホに文字を打ちながら痛い痛いと書き連ねている。

でももう仕方がない、まで来てしまっている。体を酷使して馬鹿みたいだが、もうここまで来ているのだからどこまで痛くなるのか、まで来てしまっている。

今は目を越えて肩が痛くなってきた。目というのは様々な器官のもと働けているのだと知った。


今日は父が休日出勤だった。土日はいつも買い物に出掛けるが、父がいなければ運転免許が無い母と私に移動手段はない。田舎というのはそういうものだ。かといって、母も私も決して運転免許は取得しない。物を壊し、街の景観を崩していくことが目に見えるからだ。

だから今日は、昨日から観ているNetflixのドラマ、イッキ見するために正月から録ってあるアニメ、現在放送中のアニメ、ずっと観たかった短編アニメ集。もう全部観た。今日はそういう日だと割り切って、iPadを駆使して全部観てやった。

学生時代の長期休みの気分だった。

小学校の頃からドラマが好きだった私は、ひとりっ子だということと親が共働きだったことで、長期休み中リビングのテレビは使い放題だった。

当時やっと地上デジタル放送になったテレビを見つめながら、録画したドラマと、午後から放送されるドラマを把握して観ていた。

私はその頃からテレビが好きだった。テレビから学び、テレビから全てを知り、テレビから面白いという感情を貰った。その時から私は、こんな世界があるなんて羨ましいと思っていたのかもしれない。


小さい頃からドラマやアニメを1人で観る時、私はひとり口を動かしていた。妄想を言葉にしていたのだ。

脚本まではいかない内容の文章が、何かの娯楽を見る度に思い付く。その度に口ずさんで、消費していった。

だから私は、脚本家という職業に憧れがあるのかもしれない。自分の物語が広がっていく幸せ、そして私ではなく誰かが演じてくれるという楽しさ。それを経験してみたいと思ったのかもしれない。

逆を言えば、私の想像を誰かと共有出来ること、私の妄想を「面白い」と言ってくれることが出来れば良いのかもしれないと思った。

私が思う私の妄想の面白さを誰かに伝えたい。


口をちょこまか動かしながら、ドラマやアニメを観て、きちんとメモしよう。そこから派生してまた、新しい物語を作ろう。

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