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物語は否定から始まる

こんにちはこんばんは、今日くらりです。
脚本家になるべく、noteに脚本やらなんやら投稿しています。他の作品もぜひご覧下さい。

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小さい頃から日本のドラマが大好きで、小中学生の時はドラマの時間帯や曜日を軸に生活していました。
今は脚本の勉強のためにも、一話は必ず観るようにしています。

そんな中気付いたことがあって。

物語を思いもよらぬ方向に転換させるには、『否定』が必要。

ドラマのストーリー展開的に進みやすいのかもしれませんが、これは良い方法。

お前がそんなこと出来るわけない。
自分がやれるわけない。
私には向いてない。
僕はそれが嫌い。

そこから、主人公の考えを変えるために周りが動いたり、環境が勝手に変わったり、変化せざるを得ない状況にさせるのです。それが物語。

物語は否定から入れと何かの本で読んだことがあります。

書きたいものがあるとして、それのことだけ考えているとそれのことを主観的にしか見れなくなります。

例えば、今放送中の「だが、情熱はある」。
めちゃくちゃ面白い、語彙力が無くなるくらい。
何より再現が上手い。回数を重ねる毎に本人に見えてきます。あと個人的にナレーションベース・脳内音声ベースのドラマが大好き。

芸人になろうとする2人、芸人になって葛藤する2人を描いているドラマですが、芸人になるには必ず『否定』が入り込みます。
お前が出来るわけない否定的な言葉とか、他にすごい才能を持ったやつがいて自信を失って否定的な気持ちになったり。

それは本当にあったら辛く諦めたくなりますが、それがドラマ。彼らはそれを糧にどんどん成長していくのです。

否定的な感情は、辛い。
辛いし、別に要らないし。ムカつくし。
辞めたいと思ってしまう。

でも変化のきっかけになっている。

私はドラマを見る度に学んでいるのです。

物書きも、
「そんなことないかもしれない」「こっちはこう進まないかもしれない」と考えながら書くと良いかもしれない。

また成長してしまった……

今日くらりでした。

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