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ロシア語の「はだしのゲン」

広島で被爆した少年がたくましく生き抜く姿を描いた漫画「はだしのゲン」。

これまでに世界の24の言語に翻訳され、ゲンは、愚かな戦争と核兵器をなくすために世界を闊歩している。

はじめて全巻が翻訳されたのは、実は「ロシア語版」だった。

ロシアがウクライナに侵攻し、核戦力もちらつかせる中、ロシア語への翻訳を手がけた女性は、いま改めて、世界中の人に、ゲンのことばに耳を傾けてほしいと話す。


ロシア語版の翻訳者 浅妻南海江さん
「戦争への流れができてしまったら止めることはできないからこそ、戦争になりそうな芽を摘むということが非常に大事だと思う。
まずは、思うこと、知ること、感じること。そして行動することですね。
平和のために行動できる人間がたくさん集まれば何か変えることができるのかなと思う。
ゲンを広げて平和のことを考える人たちが多くなってくれればいいなと思いますし、ゲンがそのために働いてくれることを願っています」

核兵器が恐ろしいものだと知っていても
詳しく知らない人多くいる。

『はだしのゲン』が24の言語に翻訳されて世界中に啓蒙してくれている。
ゲンの生きる姿は戦争の愚かさを知らしめてくれる。

最初に翻訳されたのがロシア語だったとは知りませんでした。
ロシア語版の翻訳者 浅妻南海江さんは、
1994年から7年かけて全10巻の翻訳されました。

それから20年以上
ロシアやウクライナからも感想が送られ
平和活動に役立っていると実感されていたのに

この戦乱をみて心痛めておられます。

でも『はだしのゲン』は、核兵器の恐ろしさ 戦争の愚かさを伝える力はすばらしい。

こんな時代だからなお一層多くの方々に何度でも読んで欲しい。

そして考えて欲しいと心から願います。


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