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対談インタビュー 『住まコト』 Vol.2 リノベ女子ーズ座談会

女性設計士と考える住まいづくり。これを読めばリノベーションをもっと身近に感じられる! リノベ女子ーズ座談会
~女性向けリノベーション相談会特別企画~

設計スタッフの2/3が女性スタッフと、リノベに戸建てに、女性が活躍するCuestudioのリノベ“女子ーズ”。ライフスタイルの多様化が進み、経済的に独立した女性が増えてきた昨今、以前よりも、中古マンションを手に入れてリフォーム・リノベーションをする女性のお客様が増えてきました。家族のキッチンや収納などの“ママさんリフォーム”から、共働きご夫婦の“DINKSリノベーション”、キャリア女性の“シングルリノベーション”まで、様々なリノベ設計を行ってきたおきく、はまちゃん、はたけ、おがわちゃんの4人に、イマドキのリノベ事情について、ざっくばらんに語ってもらいました。(2017/12/16)


Q1 建築士を志したのはいつから? そのきっかけは? 建築との出会い。

渡邉:女性の皆さんに少しでもリノベーションや不動産を身近に感じてもらえたらということで、Cuestudioは「女性向けリフォーム・リノベーション相談会」を定期的に行なっています。女性設計士の皆さんが窓口となるわけですが、まずは同じく女性である4人が、どのように住宅に関わるようになったのか、それから実際のリノベーションの相談ではいったいどんな事が行われているのか、それらを通して、住まいづくりの魅力を伝えていけたら思います。

浜ちゃん:身近というとこでは、私が多分、一番ミーハーな理由で建築を志したと思うのですが…。中学生の頃に、「ビフォーアフター」とか、「ドリームハウス」のような家をつくるテレビ番組をみて、お施主様が感動しているシーンがとても印象的で、建築ってこんなに感動を与えられるんだな、家の設計って素敵な仕事だなーと感じたことがきっかけでした。

渡邉:つくったものに「かっこいい!」というより、感動している「ストーリー」のほうに興味を抱いたんだね。

小川ちゃん:私は子供のころから図工や美術が好きだったので、自然と物づくりに携わって生きたいと思っていました。高校生の頃に出会ったガウディの『カサ・ミラ』という建築物に感動したことをっきかけに、建築が造る空間の魅力や可能性に惹かれ建築の道に進もうと思いました。あそこの階段がもう本当にかっこよくて。

渡邉:『カサ・ミラ』はかっこいいよね。行ったことはある?

小川ちゃん:実は行ったことはまだなくて…。時期も、建築を学び始めて、後から制作者を知ったくらい、とにかく小さいころから憧れの対象でした。なので私の場合、どちらかというとアート的な側面から建築に興味を持ったかなと思います。

浜ちゃん:私は行ったことありますが、世界遺産なのに、今でも賃貸住宅として住むことができるって、すごいなと思います。

お菊:私は小さい頃から物づくりが好きで、美大のほうも考えていました。だけど進学先を考える時に、自分を表現する物づくりより、「人のための物づくり」のほうがやりがいがあるんじゃないかと考えるようになり、建築を選びました。とはいえ建築には造形的な面も、もちろん住宅的な面もいろいろあって、ひとつの方向に凝り固まらずにやれるのが魅力だと感じているので選んで良かったと思います。

小川ちゃん:うんうん。建築って本当に広いよね。

はたけ:私も小さい頃からつくることが好きで、デザイン系のほうも考えました。ですが、少し現実的なお話をすると、周りから「お金にならないよ」っていうこともよく言われて。一方で、父が構造設計をやっており、よく自宅でトラスの骨組みの検討をしていたので、建築は身近にありました。

渡邉:じゃあトラスなど構造から設計に興味を持ったのかな?

はたけ:いえ、何やってるんだろうな~くらいでした(笑)。でもある時、珍しく父が構造設計ではなく、ビルの屋上緑化のプランニングをしていて、そのスケッチを見て、そこで初めて興味を持ったんです。

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Q2 女性がリノベーションし住まいを手に入れること。女性が建築業界で働くこと。

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渡邉:皆さんやっぱり子供の頃からつくるのが好きだったり建築を身近感じていたり、共通点がありますね。それでは次のテーマに移りたいと思います。

浜ちゃん:わたしは田舎育ちなので、家を買うというと、「一家の主が土地を買って、戸建てを建てる」というイメージがあります。そんな中育ってきたので、都内では、女性の一人暮らしでも資産になる物件を買って住まうことができるというのは興味深かったです。将来的には、売っても貸してもいいし、一生住むのではないという感覚でリノベーションできると思うから、選択肢が拡がるというか、すごく自由なことだと思います。

はたけ:私も地方出身なので、初めは東京の住まいに対する捉え方に驚きました。経済的にも独立した女性が増えている証拠だと思います。カッコいいですよね。

お菊:リノベーションは何十年も住むケースももちろんありますが、中古物件を購入して、大体10年住まわれた後に売却や貸し出しにするケースも多くあります。その背景として、ひとり暮らしから家族が増えたり、勤務先が変わったりという理由が様々あり、ライフステージが変化していくその都度に合わせて、住まいも新しくしていけるのは、選択肢が広がるだけでなく、コストパフォーマンスの面でも有効な手段だと思います。

渡邉:暮らしとともに家を変えていけるのは、男女に限らずリノベーションの最大のメリットだね。ひとり暮らしならひとり暮らしの広さ(月々の支払い)があるし、家族ができたらそれに見合った間取りにするか、もしくは転居すればいい。しかも賃貸暮らしではないから、不動産資産として次の転居に活かすことができるという。

浜ちゃん:打合せの段階から「○○年後には転貸に出すつもりです」というようなお客様も増えてきましたね。そういうイメージを持っている方だと、こちらも数年後に貸せるようなプランを想定するので、デザイン提案もかなり違ってきます。

小川ちゃん:夫婦や家族だけでなく、生き方が多様化する中で、女性がひとりで家を持つことがもっと当たり前になってくると思います。

はたけ:ある程度キャリアもできて、貯蓄もあって、仕事もプライベートも充実して、現在の賃貸暮らし・実家暮らしにも取り立てて不満もないし。という女性の方って、実はかなりの数がいるんじゃないでしょうか。

お菊:やっぱり女性は新築物件を好む傾向があると思いますし。数少ない新築マンションが見つからず、泣く泣く今の賃貸を更新し続けているというケースも、もしかしたら考えられますよね。でも、希望の立地や間取り、女性が払い続けられる金額などの条件が揃うものを見つけるのってとても大変なことで。価格の手頃な中古マンションを、新築並みにきれいに自分好みにできるリノベは、シングルの女性の方にこそ、実は一番良いやり方かも知れませんよね。

小川ちゃん:それを踏まえて、男女関係無く、如何に感性の合う設計士と出会えるかが重要かなと思っています。私が設計するリノベーションに関しては、たとえばご夫婦で打合せを行う場合など、やはり奥様の意見が中心となってデザインが進むことも多いので。私が結婚して子供がいるということも含めて、同じ家庭を持つ女性のお客様の意図を汲み取りやすいと感じる場面は多いです。

渡邉:女性にはいろんな「顔」があるということだね。では女性が建築の業界で働くという点ではどうかな?

小川ちゃんよく男女比が8:2とか言われていますよね。ものすごく女性が少ない業種です。

渡邉:同じ建築でもインテリアの分野では、もう少し女性の割合が多いのかな。

浜ちゃん:構造設計、現場監督、設備などの分野では男性が多いですよね。デザインや住宅関係になると、もしかしたら女性の割合は6:4とか、もう少し多いかもしれないですね。

小川ちゃんゼネコンは男性、ハウスメーカーは女性が多いというイメージがあります。

はたけ:私は以前ハウスメーカーに在籍していたのですが、ハウスメーカーの接客も、はじめは女性担当者がつき、途中から男性担当に切り替わるというのがよくありました。

お菊:入口が女性のほうがきっと話しやすいんだろうな。

はたけ:設計士というより、アドバイザー、フロント営業といった、窓口の役割ですよね。だから会社全体の人数としては、男性のほうが断然多いです。

渡邉:良くも悪くも、商談となってくると、「男性のほうが信頼を得られる」という、イメージというか偏見みたいなものはあるかも知れないね。

はたけ:お客様にも、家を女性から買うのを嫌がるという方が中にはいました。高額のものを女性から買いたくないという意見を幾度か聞いたことがあります。

渡邉:女性に限らず、「あの人からは買いたくない」というお客様と担当の相性の問題は、サービスを生業とする企業なら常に存在することではあるけどね。そこは先ほどの小川ちゃんの意見と繋がってくる部分でもある。

小川ちゃん:はい。お客様によって、例えばご夫婦ですと、奥様が主導権を持っている方など、いろいろあります。どれだけお客様と共感していけるかが大事なことだと思います。

渡邉:本来なら、男性と同じくらい女性もいなくちゃいけない。大事なのは「同性としての共感」なんだと思う。デザインにしろ動線にしろ、「そうだよね!」という意見を、一緒にどれだけ解り合えるか。ご主人が家にながくいるご家庭であれば、男性の意見が有効だろうし、子育て、料理、というキーワードになってくると、女性の共感のほうが呼びやすい。

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Q3 女性向けリノベーション相談会について。

渡邉:この項目については、事前アンケートでは皆さん「良いと思う!賛成!」と明快な意見が出てますね。

小川ちゃん:はい。その一言に尽きます(笑)。

浜ちゃん:補足的にいうと、一般的な女性がマンションを買ってリノベーションしたいと思っても、不動産屋さんに行って物件を選ぶって、実は相当ハードルが高いような気がするんです。

渡邉:たしかに、いきなりベテランのおじさん営業が出てきて、この物件いいですよ! あの物件いいですよ!と言われても、女性の中には引いちゃう人もいるかもね。

浜ちゃん:「イエスというまで帰さないぞ」みたいな(笑)。そういうイメージが不動産業界にはあるのかなと。なので今回の女性向け相談会なら、もっと気軽に参加できるのかなと思っています。

小川ちゃん:賃貸ひとり暮らしの女性や実家暮らしの女性が、いざ不動産屋さんに行って物件の相談をしようと思っても、「何人でお住まいの予定ですか?」「独身ですか?」「収入は?」「ローンの事前審査は?」などいろいろ聞かれるのかなとか思うと、少し抵抗を感じてしまうかも。

お菊:苦手意識を持っている方にこそ、気軽に相談に来ていただきたいですね。気軽に、明るく、楽しいっていうイメージを持ってもらえたら嬉しいです。


Q4 最近の女性のお客様からのご要望には、どういった傾向があると感じていますか?

渡邉:今の話をもう少し踏み込んでいくと、現代の女性が住宅に何を求めているかも見えてきそうだね。

浜ちゃん:私はリノベーションも新築戸建てもやっていますが、どちらでも共通していえるのは、女性の住まいに対するご要望は、形に囚われてなくて、その場所でやりたいこと、置きたい物などが決まっていて、それを実現するというやり方が多いです。キッチンはそんなに広くはないけど、近くに大皿を置いて起きながら作業もしたい、さあ、どうしようか。みたいな感じ。

お菊:女性らしい感性を持っていて、そのこだわりを実現する住まいが欲しいというご要望が増えてきたような気がします。例えば、寝室→ウォークイン→洗面→リビングの移動がスムーズな動線や、ペットと暮らすために土間やペット用建具をつくったり。

はたけ:うんうん、「ペット」や「動線」のご要望は本当に増えてきましたよね。私の最近のお客様では、水廻りや収納が多いですが、それこそ「ここのキッチン収納にはみりんを3本入れたいんです!」とか、ものすごく具体的なご要望をお持ちの方が多くて。その他、洗面やキッチンのタイルなど素材こだわられたり。選びながら、「これかわいいですよね」と共感し合いながら決めていくので、私も選んでいて楽しいです。

渡邉:キッチンの流行りというと、やはり対面式のほうが多いのかな?

お菊:初めは圧倒的に対面式ですね。(一同頷く)

小川ちゃん:リノベーションの場合、どうしても物件によって制限が出てくることもあるので、お打合せが進んでいく中で、対面式にしようと思ったけれどその分リビングが狭くなるという理由から、途中から壁付けのキッチンを採用するお客様の場合もありますね。

はたけ:それと、キッチンの吊戸棚をつけないお客様も増えてきた気がします。

お菊:高くて届かないし、結局使わなくなるからいらないというお話はよく聞きますよね。

渡邉:なるほど。僕は壁付けの場合、後から収納が不足しないように、ステップを一緒につけますのでとお勧めしているな。対面式だったら背後にスペースがあるので収納量は後からどうにも増やせるけど、壁付けキッチンの場合はそれが難しいからね。

お菊:テイスト面では、最近の流行りとして暗い色合いの「ヴィンテージ」、「西海岸風」などのご要望ですね。あと「インダストリアル」、「北欧風」も大分一般的な言葉になってきました。

渡邉:家がファッション的な要素に近くなってきたのかな。雑誌やWEBで「今年の流行りの服はこれだ! 」みたいなのがあって、おしゃれに自信がある人や流行に敏感な人がその服を買い求めるような。

小川ちゃん:今まで興味のなかった人が、ファッション的な要素をきっかけにマンション購入+リノベーションをしたりと、住宅への門戸は確実に広がったのではないでしょうか。でも着せ替えて終わりではないですよね。私はなるべくお引き渡しの時、この部屋を大事に育ててくださいね、という意図を伝えるようにしています。

渡邉:子供たちが大きくなったから子供部屋の仕切りを増やして二つに分けるといった変更から、収納が足りなくなってきたから造作棚を追加したいなどの小さなものまで、住んでからも実はやることはいっぱいある。現在進行形で家をカスタマイズできるよ!という認識は、もっと広まっていいと思うし、暮らしを充実させるためのヒントにもなる。お引渡し後も、5年、10年と、悩みがあればいつでもアドバイザーとして寄り添っていますよという信頼関係を築くいていくことこそ、一番大事なことだよね。


Q5 ご自身が得意なリノベーション内容・多くやっているリノベーション内容は?

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渡邉:Cuestudioでは新築戸建てとリノベーションとやっていて、さらにリノベーションにも、戸建てリノベ、マンションリノベがあり、さらに賃貸物件リノベと個人のお宅リノベと、細かく分けることができます。

お菊:フルリノベーションも部分リノベーションもどちらも行っていますが、最近は部分リノベーションも多いです。例えば、お客様の中には、フローリングが気に入っているので、そのまま残したいとか、広いリビング空間を再設計してキッチンを対面式にしたりとか。新旧を調和させながらコストを抑えつつ、設計しています。

浜ちゃん:私は賃貸アパート、マンション、戸建て、新築戸建てと全部やってきました。

渡邉:浜ちゃんは戸建てをシェアハウスにリノベーションするプロジェクトに携わって、さらにそこに自分で住んでいるんだものね。

浜ちゃん:そうですね。わりと幅広く経験してきましたが、強いて得意なのものを挙げるなら、狭い物件でしょうか。というのも、都内はそれこそ私の地元と比べると、はるかに土地が高く、狭小地です。そういう限られた面積をどう有効活用していくか、というのは私だけに限らず、都心の設計士なら誰しも頭を悩ませる課題なのかなと思っています。

小川ちゃん:私も賃貸用のお部屋から個人のお宅までいろいろな住宅リノベーションに携わっていますが、賃貸用では限られた面積にどれだけキッチリ収めていくかというのが腕の見せどころだったりします。ですが、個人のお宅ではあえて余裕を持たせて設計するよう心がけていて、同じマンションリノベーションでも、そういう違いがあります。

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Q6 今後こんなリノベ・戸建て・建築の仕事がやってみたい! どんな内容?

渡邉:さて、これまで様々な家をデザインしてきた皆さんですが、まだやったことない、今後やってみたいという家はありますか?

はたけ:趣味のための家など、ご要望の多い、こだわりの住まいの提案をしてみたいです。難解なパズルを解くような、そういうのを一つ一つクリアしていく面白さがあると思います。

渡邉:趣味の家ってある意味で、一番難しいよね。そのお施主様より詳しくならないといけない部分もあると思うし。難しいからこそ、そこが面白い。

はたけ:はい。私の趣味がサーフィンなので、サーファーのための家など、やってみたいですね。

お菊:私は古いものが好きなので、古民家や蔵など、歴史あるもののリノベーションをやってみたいという憧れがあります。古き良きを生かしつつ暮らしを再生するようなリノベーションは、社会的にも意義があるのかなと思っています。

小川ちゃん:今ちょうど『ワーキングマザーのための家』をプロジェクトで考えています。日頃のワーキングザマザーの経験を生かした内容になっているので、いつか実践でもご提案できればと思っています。

浜ちゃん:私は自分と同年代の人がひとりで住まうための住まいをやってみたいなと思います。自分と同世代の近い感覚を持った人の家づくりのなかで、その人たちの考え方で気付かされることや、きっと近い未来のスタンダードになっていく部分も含まれていると思うので、住まいに対する感覚をもっと聞いてみたいかなあと。

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▲ 過去に行ったリノベーションや注文住宅の設計事例


Q7 自分の家を自由にリノベするとしたら、どんな空間にする?

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渡邉:ここまで誰かに提案する家を中心にお話を聞いてきましたが、自分の家となると、どうだろう。

はたけ:いたって普通ですが、収納を工夫し、物の置場所を明確にして、良い意味で生活感のないリラックス空間にしたいです。

お菊:家族が集まってくつろげる広いリビングがあるのが理想です。各々自分の居場所もあって、あたたかみのあるアットホームな雰囲気の家に住みたいですね。自分の実家が現在改修中なのですが、リビングから直接子ども部屋へ繋がる間取りなんです。それが嫌という人もいるだろうけど、でもそこを通る度に自然と会話が生まれるので、私と家族との関係性は、もしかしたら家の形のおかげだったのかなと最近になって気づいたのもあって。

小川ちゃん:私の場合は少しずつ一生をかけて自分だけの家を造っていこうと思っています。なので家自体はシンプルに光や風、風景などの環境的ポテンシャルが高いものを選んで、そこに時間を掛けて床を張り替えたり、家具を集めたりして、自分だけの色を家に足していく予定です。

浜ちゃん:リノベーションだからこそできる、前にあったものを住み継ぐような住まい方がしたいですね。プランにしろマテリアルにしろ、それがそうである理由があって、歴史が蓄積されているはずだから、いいものは残したいというか。でも実際に自分でやったら迷って何も決めれないから、自分ではやりたくないですね(笑)。

渡邉:まさかやりたくないという意見が出るとは(笑)。

浜ちゃん:誰かに任せます。「かっこいい空間つくって」の一言で全てを読み取ってほしいかも。写真が趣味なので、暗室だけはリクエストすると思いますが(笑)。


Q8 まとめ。相談会へおいでませ。お客様へ一言!

※相談会は現在終了しています。リノベーションのご相談はこちらのホームページからいつでも受け付けております!!

渡邉:それでは、最後にこれを読んで下さった皆様に一言お願いします。

お菊:もっとこういう暮らしにしたいななど些細な事でもご相談下さい!

浜ちゃん:美容院に行くくらい気軽な気持ちで相談に来てください!漠然としていてよいので、一緒に住まいに対する夢を話して、形にしていくところまでお手伝いできるとうれしいです!

はたけ:女性同士だから話せる内容もあると思いますので、細かいイメージも汲み取って形にしていきたいですね。一緒に理想の住まいをつくりましょう。

小川ちゃん:リノベーション専用のミーティングルームがございますので、お子様も一緒に、是非お越しいただければと思います。お待ちしています!

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インタビュー/撮影:渡邉実・高崎亮太


巻末おまけ!想定プランを書いてもらいました。普段こんな風に考えています! 女子ーズの設計ラフプラン!

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菊地晴香の考えるプラン・・・「SOHO 働きながら住まう家」

女性の多様化する働き方の中で、ご自宅で働く方のSOHO住宅のあり方について検討してみました。自宅にオフィスという二面性を必要とするわけですから、これまでの家の使い方とはまったく違ってくると思うんです。暮らしと仕事を保ちながら、壁で分断してしまうことなく、ゆるやかに混じりあう空間を考えることで、自然にON/OFFが切り替えられるような住いが理想的なのではないでしょうか。

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浜田あゆ美の考えるプラン・・・「ウズマキ暮らし~収納から考える住まい~」

収納から考える、ひとりが住まう自由な暮らしの提案を考えました。部屋全体が階段のように幾層に別れ、それぞれのシーンを持たせています。積み重ねられた床が人やモノの居場所を生み、モノや行為によって空間の形がつくられていくイメージを大切にしました。収納と一体となった空間はプライベート性が高いものほど奥へと巻き込まれ、それぞれの居場所がゆるく繋がっていきます。

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畠山朋子の考えるプラン・・・「思いっきり走り回れる家」

私は共働きの3人家族を想定して、アスレチックのような遊びごころ満載の空間プランを考えました。いわゆる『カギっ子』のお子様でも、友達が遊びに来たがるような仕掛けを用意し、いつでも楽しい雰囲気に溢れた住まいです。箇所によってちがう床材を使い、素足からいろいろな刺激がもらえ、そんな空間は大人にとっても素敵な空間だと思います。

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小川泉の考えるプラン・・・「ワーキングマザーのための“300ピッチグリッド”の家」

私と同じく、ワーキングマザーの方に向けてプランを考えました。人のパーソナルスペースを基に、二人の距離、家族の距離と、円を描きながら広がっていくイメージを取り入れた設計となっています。働く社会人、母、女性と、様々な顔を持つのが子育て世代。距離感を自然に使い分けられたら助かるなあと、自分の日常をヒントにしながら、きっと共感していただけるのではと思います。

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豊富な事例を掲載中!弊社リノベーションの施工事例を見る!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

次回は・・・

「照明って大事です! 真似したくなる照明×リノベーションの組合せ事例15選」

あなたも絶対に真似したくなるはず!!

お楽しみに!!!


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