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自家製コンビーフと夏野菜


今年のお盆休みも、あと少し。
空模様が気になる毎日でしたが、いかがお過ごしでしょうか。

休みのあいだに、
のんびり下味つけていたコンビーフを仕上げました。

牛もも肉が安いときに(塊でなくて角切りでもかまいません。)買って、
塩漬けにしておき、時間のあるときに仕上げることにしています。
時間はかかりますが、コツ要らず。
あれこれ使えて、時間をかけたせいか
無性に愛おしい一品となります。


自家製コンビーフ レシピ


ー材料ー

牛もも肉1kg(これより少なくても大丈夫)、玉ねぎ1/2個、にんじん小1本、セロリ1本

*漬け込み材料
水360cc、塩100g、砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ2、ローリエ2枚、粒黒胡椒10粒、お好みでシナモン・ナツメグ・クローブ少々

*茹で材料
水2リットル、玉ねぎ1個、にんじん1/2本(皮だけでも)、セロリの葉少々、黒胡椒少々、ローリエ1枚


ー作り方ー

1、漬け込み材料を鍋に入れて煮立て、冷ましておく。肉はキレイに洗って、清潔なペーパーかふきんで水気を取る。野菜はざく切りにしておく。

2、肉と野菜、1をジッパー袋に入れ、空気をしっかり抜いて口を閉じ、冷蔵庫のチルド室で1週間~2週間保存する。一日一回袋の外からもみ込むとより味が馴染む。

3、肉を取り出し、3時間ほど水につけ、時々水をかえて塩抜きする。
(端っこを少し切って焼いてみて、塩気が少しものたりない位が良い塩抜き加減です。)
茹で材料を鍋に入れて、塩抜きした肉を入れ、1時間半~2時間、中弱火で肉が柔らかくなるまで煮る。

4、煮汁の中であら熱をとり、フードプロセッサーに肉とお玉1杯くらいの煮汁を入れて
細かくなりすぎないように、スイッチを調整しながら細かくする。
手で裂いて細かくしても良い。
保存は冷凍か、オイル漬けで。

※きざんだ牛脂を溶かして混ぜると、口当たりがよくなりますが、
我が家はあっさりとそのままで。
そのままでも、煮凝りのようになり、おいしいです。

サラダにパスタ、スープ、炒め物、蒸しもの、なんにでも手軽に使えます。

仕事帰りや、料理に時間をかけたくないような夏の暑い時期に
こうしたトッピングがあると心強いです。
今なら、帰省から戻った夜など
作る元気がない時にも味方になってくれそうです。

コンビーフと生卵をごはんにのせた丼や、
野菜スープのベース、
チーズと一緒にパンに乗せて焼いても。


出来立てを味見するため、
残り野菜とレンジで蒸してみました。

蒸し野菜はヘルシーで手軽ながら、
野菜の水気で味がぼやけてしまいがちですが
これは、コンビーフの塩気と香りが
全体にきりっと効いてくれていました。

また、コンビーフは
作ったときに出た煮汁が宝物のように旨味濃く、
味見するたび、嬉しいものです。

梅干の梅酢のように、
時間をかけて作ったごほうびにも思えます。

アイスキューブなどにして冷凍保存しておくと
かなり便利に使えます。
(離乳食にはスパイス抜きで。)


できたコンビーフと、
夏野菜のコリンキーという野菜をあわせ、
楽しんでみました。


コリンキーと米茄子を素揚げした揚げびたし。
シークワーサーとコンビーフ、ほんの少しのしょうゆを絡めて。

コリンキー。かわいい名前。
直売所などでよく見かけます。
かぼちゃの仲間ですが、ズッキーニに近く、
さくさくと生食できるやわらかさ。


残ったコリンキーと焼いた青唐辛子をきざんでキムチの漬け汁を混ぜ、即席のコリンキーキムチに。

今年の我が家は、忙しいお盆休み。
後半に差し掛かり、
そろそろ体力の衰えを実感し始めました。

そんな加齢や暑さにも負けないように、
手を抜けるところは抜いて
しっかり食べたいなと思っています。


#note #料理 #自家製 #コンビーフ #コリンキー #夏野菜

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