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クラフティでおはよう


朝のひとり時間。

長野のゆい自然農園さんから届いたルバーブと
出始めのチェリーで、
混ぜて焼いただけの
とてもカンタンなクラフティを焼きました。


クラフティは、
フランスではお馴染みのかんたんおやつ。
プリンのような、タルトのような。

おうちで頂くなら、耐熱容器にそのまま流して焼くだけでも
ふるふるっとした美味しさ。

どなたかにプレゼントなら、
タルト生地をしいて焼くと、
そのふるふるが少ししまって、
手から手へと贈りやすくなります。

あつあつを朝に、
冷やして夜のおやつに。

*チェリーとルバーブのクラフティー レシピ

(材料)-グラタン皿2枚分くらい(フルーツは作りやすい分量)

アメリカンチェリー20個、ルバーブ3本、キビ糖各大さじ2
薄力粉大さじ4、キビ糖大さじ4、卵3個、牛乳1カップ、あればキルシュ大さじ2、バニラエッセンス少々
アーモンドダイス少々、型塗り用バター少々、粉糖少々

※キビ糖がなくても、普通の砂糖でかまいません。
甘いフルーツのときは、量を加減して。
今回のルバーブは酸味があります、チェリーもさっぱりとした甘さなので、少し甘めにします。


※キルシュはさくらんぼのリキュール。お好みで。

(作り方)

1、オーブンは220度に熱しておく。
アメリカンチェリーは軸と種を除き、ルバーブは小口切りにして、それぞれ耐熱容器に入れ、キビ糖を大さじ2ずつまぶして1時間ほど置く。それをレンジで1分ほど加熱しておく。

※クラフティはさくらんぼなどのフルーツを生で入れることも多いのですが、
焼いたときに少し水っぽくなりそうなフルーツを混ぜ込む時は、あらかじめ軽く火を通しておくほうがおいしい♪と思っています。

2、薄力粉とキビ糖をスプーンですり混ぜ、割りほぐした卵と牛乳を2~3回に分けて加え、よく混ぜる。キルシュとバニラエッセンスも混ぜ、一度こす。

3、グラタン皿などにバターを塗り、1、のフルーツを適量並べ、その上から2、の生地を流す。

(タルト生地を薄くのばしてケーキ型に敷きこんだ上にアーモンドダイスなどナッツを振り、フルーツと生地を入れて焼いても良い。)

オーブンで15分~20分ほど焼いて、ふっくら盛り上がり、こんがり焼き目がついていたらオーブンから外す。好みで粉糖を振る。

以上。

本当に混ぜて焼くだけ、超簡単なお菓子だけれど、
フルーツの甘さで加える砂糖を加減したり、
水分の多さで小麦粉の増減をはかるさじ加減が妙に面白く、
昔から良く作っています。

うちはさっぱりと牛乳だけで作りますが、
濃厚な味わいにしたいときには、
クロテッドクリームや生クリームを少々加えると
またずいぶん変わります。

主にチェリーで作られるクラフティ。
果汁の赤い色が染み出すのが嫌な場合は種付きでも。

いちごにりんご、桃のコンポートや焼きバナナでも、いちじくや洋梨でも。
プルーンやあんずなどのドライフルーツ(無添加)もまた味わい深いものです。
こうした他のフルーツで作ったものは、フロニャルドと呼ばれ、どんなものでも美味しく包み込んでくれます。


店先のくだものたちも、
少しずつ夏へ。

仕事や家事の合間、
ほんのちょこっとのすき間時間に、
そんな旬のおやつを仕込み、
美味しいコーヒーを淹れたらきっと、
笑顔こぼれる朝時間に。

梅雨曇りのどんよりも吹き飛ばせそうです。


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