見出し画像

勘違いしていませんか?いい気分でいること、幸せになること

ただ「イヤだ」は操縦を放棄していることと同じ

日々、目指す目標はあなたが”良い気分”でいることです。

実践されている方はお分かりかと思いますが、今までほったらかしていた思考や感情に敏感になり、それをコントロールしながら”良い気分”で過ごすことは、なかなか容易ではありません。

いい気分でいることが大事なのはわかっているけれど、仕事場のイヤな人を見かけるだけで途端に嫌な気分になってしまう・・・

こんな場合。

その人の”何が”自分の嫌な気分のトリガーになっているのか把握してますか?

誰かにひどい事を言うから?
自分に嫌な事するから?
約束を守らないから?
仕事ができないから?
臭いが嫌い?

”イヤ”だという感情に支配されず(思考停止せず)に、自分の思考を客観的に観察してください。

意図的に望む現実を生きるには、まず"思考"の操縦者になることです。

「もうイヤでイヤで仕方がない!」と感情に任せて自分を省みる(思考する)ことをやめてしまうことは、操縦者を"感情"にバトンタッチしてしまってる状態です。

相手の視点に立つことは相手のためではなく自分のため

「何がそんなにイヤなのか?」

これに答えられないと、対処のしようもありません。

自分が常に何を考え、感じているのかに気を配ってください。

1つ抑えておきたいポイントとして、自分を攻撃してくる人は”調和が取れた幸せな状況”からあなたを攻撃してくるわけではないということ。

人を攻撃したくなる、その時点でその人はかなりアンバランスな状態なのです。

自分の中の調和が取れず、それを他者に投影して(自分のせいとは認めたくないから!)外界に苛立ちその行動に至っています。

言われたこと、されたことに感情的に反応するのを辞めて、嫌いなその人を徹底的に、客観的に、観察してみてください。

すると少なからず、一瞬でも(相手の立場から世界を見ることに)視点がシフトするので、怒りや苛立ちにのまれずにいられます。

その人が他人を攻撃したくなる本当の原因はわかりませんが、どういう理由にしても、それはその人自身の問題であってあなたには関係ありません。

・・・ただ、生きてく上で何かしらの傷を負って"今"いるんだと思ってあげてください。

相手のために、ではなく”あなた”のためにです。(少しだけ気が楽になるはずです)

すぐに”イヤ”という気持ちや苛立ちがなくなるわけではないと思いますが、「自分も相手も客観的に見てみる」ことを意識すると、イヤな人の存在がだんだん"気にならなく"なってくると思います。

もしそういう人が登場したら、''実験材料"だと思ってチャレンジしてみてください。

はじめは「良い気分でいる」と”決め続ける”ことが大事

今までと同じ反応をするのではなく、最初は「あ、今こんなこと思ってるんだ」と、気づくだけで大丈夫!

自分の思考(感情)をキャッチできるようになったら、次は「良い気分でいる」と決めてください。

始めは、「良い気分でいる」と決めても、なかなかそう思えないことが続くかもしれません。

でも”良い気分”でいることの決意ボタンだけは諦めずにちゃんと押し続ければ、毎日少しずつですが思考は変化していきます。

はじめは何か行動に移すのではなく「良い気分でいる」と決めるだけでも、脳は「良い気分でいられること」に関する情報を収集し始めます。

するとだんだん、小さなことに幸せを感じられるようになってきます。

美味しいものを食べる
気分のいい音楽を聞く
コーヒーを飲む
面白い本を読む
働ける仕事がある
フカフカの布団
天気が良い

もちろん過去の思考の残骸により、嫌だと感じる現実も今までどおり感知するでしょう。

ただ、そこでそのまま感情に支配されるならば、今までと何も変わりません。

”何か”が自分を幸せにするのではなく”幸せを感じる自分”を喜ぶ

マイナスに考えてしまう、悪いことばかり想像してしまう思考の癖があるなら、それを調整していくことも必要です。

ただ、癖は意識次第で必ず直ります。

その思考の癖が整えば、いつだってどんな時だって今いる場所が”幸せ”に変わります。

物理的環境が大きく変わる訳ではありませんが、別になんてことのない小さな楽しさが日常に溢れるのです。

意図的に、日常に笑いと喜びの色をつけて日々を”楽しもうとする”ことが大事です。

ただ「好きなものを食べる」のではなく、「好きなものを食べている自分」を喜び、能動的に楽しむのです。(この違い、わかりますか?)

ちなみに、「どうやったら良い気分になれますか?」と他人に聞くのはやめてください。笑

あなたの気分がよくなる内容は、他の人にはわかりません。

自分と向き合って、自分の中にある答えを引き出せるのはあなたしかいないのです。

1日1回でも、「良い気分でいる」と決めて”良い気分”でいることができたら、成功です!(真剣に。喜んでください)

周りは何も変わってなくても、自分の心(見方)が変われば世界が変化したように感じます。(物理的変化はその後現れますが、心の変化ありきです)

良い気分でいること以上に大切なことはない

何かを実現したから幸せになれる訳ではなく、幸せは自分自信に拠るのです。

この本質に気づけない限り、一生”幸せ”という幻想に翻弄され続けます。

全ての創造の始まりは兎にも角にもあなたの頭の中です。

思考が現実を創り出す(取り急ぎ、見える世界に意味づけをする)んです。

あなたがあなた自身を、”良い気分”で満たしてあげられた時、自分を取り巻くエネルギーが徐々に変わり始めます。(当たり前ですが、エネルギーが変われば物理的な出来事も変化します。)

あなた自身が良い気分でいること以上に大切なことはありません。

物理的世界があなたを幸せにしてくれるのではありません。

あなたがあなた自身の思考を使って幸せな現実を創り出すのです。

編集後記

『世界は自分で創る』2014年06月02日、27日、30日、07月02日の記事を編集、再編しています

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?