失敗の原因を知ろうか
「#雑談アイデアキャッチボール」42週目です!
もう5月が終わりますね~!
最近暑くなってきたので、社内で服装を観察していると 半袖の人もいれば長袖の人もいて、生地の厚さも色々なので、何を着るのが正解か毎朝困ってます😇
「#雑談アイデアキャッチボール」とは?
SWINGチームでは毎日10分間、「自分が最近気になっていること」や「ハマっていること」、「おすすめしたいこと・もの」について発表する時間を設けています!
「#雑談アイデアキャッチボール」では、その週に上がったトピックのまとめと、投稿者の主観でピックアップしたトピックの情報をお届けしていきます📝
今週の話題まとめ
愛知と発酵文化は奥深い
便利なショートカット 2時間目
プロデューサーたちは見た方が良い
ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の話
今週のピックアップ!
今回は、『100話で心折れるスタートアップ』という本の要約紹介です!
この本は一言でいうと「スタートアップが失敗する理由」を教えてくれる本なので、起業を考えている方や、私たちの部署のように、社内で新規ビジネス開発を任されている方は見ておくと勉強になるかな~と思います👀
スタートアップが潰れる原因あるあるを知ろう!
帝国データバンクによると、2022年の日本でのスタートアップ企業の倒産件数は1875件だそうです。
そんな「生きるか死ぬか」のスタートアップは、成功の仕方はそれぞれ異なるものの、失敗のパターンはよく似ていることが多いんだとか。
今回は厳選して4つご紹介したいと思います!
原因①:最初から大きく打って出る
最初から時間もお金も人もかけて大きく打って出ると、いざ失敗したときに立ち直ることが出来ないので、最初から大きく打って出るのはNG行為!
何故なら、事業が上手くいくかどうかは、どれだけ根拠や自信があっても行動してみないと分からないからです。
そのため基本は、必要最低限の機能だけでサービスや商品を作ったら、すぐにリリースして小さくスタートを切ることが大事みたいですよ!
小さくスタートを切ればやり直しがきくので、もしリリースしてニーズが無いと分かったら、すぐにピボッドするのがポイントです。
大体の起業家が1度や2度のピボッドを経験しているので、ちょっとの失敗で折れず、ユーザーのニーズが明らかにないと分かった時点で何度もピボッドしたら良いのです。
我々のような社内ベンチャーだと、偉い人への説明、法務チェックや経理の精算方法確認といった部分でなかなか厳しくはあるのですが・・・
スタートアップの場合はスピードの早さだけが強みなので、大企業が気付いて動き出す前に、いち早くスタートして結果を試すことが大事だそうです!
原因②:そもそもサービスのリリースまで辿り着けない
実は製品をリリースする前に消えていく会社は多いそうです。
例えば、より多くの機能を付けようとして上手くいかなかったり、キーマンとなる人物がやめてしまうとリリースに辿り着けないことも。
後者に関しては、スタートアップに限らず、我々もキーマンとなる人物が人事異動になっちゃったら、このプロジェクトどうしよう・・・というのがありますね💦
そのため 先述した通り、あれこれと時間をかけるよりも、割り切って必要最低限の機能だけで最速リリースを目指すことが大事になるわけです。
また、リリースしてみれば、それに需要があるかないかの答え合わせも出来るので、”一旦出してみる”というのが成功への第一歩かもしれないですね!
原因③:大手から競合サービスが出る
新しく始めたビジネスが儲かるなら、必ず大手が参入してきます。
そのため、起業する前に「自分が今からやろうとしているビジネスに、もし競合が現れた場合、負けないために何ができるのか?」という質問に自分なりの答えを出しておく必要があります。
正直なところ、、、現在 私たちの部署で動いてるプロジェクトの中で、この質問への答えを持っているのか、プロデューサーには聞けませんでしたが気になるところです・・・。笑
大手から競合サービスが出て潰れてしまったスタートアップ企業の例として、Origamiという会社がありました。
Origamiは日本にQRコード決済をいち早く持ち込んだスタートアップ企業だったのですが、その後は多くの人が知る通り、ソフトバンクのPayPay、楽天ペイ、LINE Payなどのライバルが現れて、最終的には約25億円の赤字になり、タダ同然でメルカリに買収されてしまったそうです。
「負けないために何ができるのか」って結構難しいですよね・・・。
1つの手としては「大手が真似しにくいものを選ぶ」というのがあります。
例えば、DMMのようなポルノサイトは、どれだけ儲かってもイメージが悪いので なかなか大手が参入してこないですよね!
もしくは真似したくても真似できないような個性的なものを全面に押し出していく とか・・・。
競争の世界では簡単に真似される方が悪いので、真似されない参入障壁を意識して築いておくことが大事みたいですよ!
原因④:ユーザーの意見に振り回される
大体の場合、ユーザーは自分に必要なものが分かってないことが多いようです。
有名な事例だと、マクドナルドが 2006年に発売した「サラダマック」。
データや意見を元に作られた健康志向のメニューだったのですが、全く売れずに大失敗してしまったそうです。
何でこんなことになってしまったかと言うと、アンケートや顧客調査に答える人には”自分をよく見せたい”という心理があるので、ユーザーの意見を鵜呑みにしすぎてもいけないのです・・・!
とはいえ、ユーザーの意見って大事だし、複数の意見があると迷ってしまいますよね。
そんな時どうしたらいいかというと、
全てのプロダクトは課題解決のために存在しているため、大事なのは原点に立ち返って、自分たちの商品は「誰のどんな課題を解決するものなのか?」を思い出すことが重要です。
マクドナルドの例の場合、多くの人が「早く安定した味の美味しいものを食べたいから」行くってことですね。
まとめ
私たちは社内ベンチャーなので比較的長期的な視点で事業を成長させるスタイルであり、短期間で急成長を目指すスタートアップ企業とは また違うかもしれないですが、今回ご紹介した失敗パターンは「今まで消えていったプロジェクトの理由もこれじゃん・・・」って思いましたし、これからビジネスを生み出していくにあたって肝に銘じておくのが良いなと思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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