フィリピン・セブ島の新型コロナウイルスの現状を現地旅行会社がお届け！
もうすぐ8月！いよいよ夏本番！と普段だったら、夏休みの旅行が待ち通しくてワクワクしますよね。
しかし残念ながら今年はそうは行きません。
常夏リゾートアイランドとして大人気の観光地フィリピン・セブ島では3月28日からロックダウンを開始しました。
それから4ヶ月が過ぎようとしている現在、フィリピン・セブ島の新型コロナウイルスの状況は一体どうなっているのでしょうか？
日本とは全く異なる対策をとるフィリピン・セブ島の現状を現地からお届けします！自粛中でも楽しさを忘れないフィリピンのおもしろ情報もまとめてご紹介。
フィリピン・セブ島の新型コロナウイルスの現状
フィリピン（2020年7月29日現在）
感染者数：83,673
死亡者数：1,947
検査数(1日)：22,260
引用：Our World in Data
引用：Jonhs Hopkins CSSE, WHO
マニラ・セブ島の2大都市を中心に感染の拡大が広がりました。
世界で1番感染者数の多いアメリカはどのくらいかというとご覧の通り。
アメリカ（2020年7月29日現在）
感染者数：4,351,997
死亡者数：149,256
検査数(1日)：711,015
引用：Our World in Data
引用：Jonhs Hopkins CSSE, WHO
厳しい隔離措置を早めにとったフィリピンの感染者数はアメリカの50分の1に抑えられています。
外出禁止！フィリピンで施行されたロックダウンって？
フィリピンではECQ < MECQ < GCQ < MGCQ < NEW NORMAL と5段階の隔離措置が取られました。
日本の緊急事態宣言と比べて強制力を持つロックダウン。どんな様子かというと……
下記の表からわかるように、スーパーマーケットと薬局、そして一部のレストラン（テイクアウトのみ）以外は全て営業停止、20歳未満または61歳以上の市民は外出が禁じられてしまいました。また薬局やスーパーマーケットなどの日用品の購入のため、1家族1枚配られる許可証を持つもののみ外出が許可されます。
引用：フィリピン政府観光省, フィリピン旅行勧告
わたしの家の周りにはフィリピンで大人気のジョリビーとマクドナルドしか開いているお店がなかったため、その2つのお店を交互に通う日々。
さすがに毎日ファーストフードでは体に悪いので、この自粛期間で自炊に挑戦。料理の腕が劇的に上がるという嬉しい出来事もありました！笑
現在はロックダウン当初より規制緩和され、セブシティはMECQ、マンダウエ・ラプラプ シティはGCQです。
8月1日からはさらにもう一段階規制緩和され、観光地も徐々にオープンする予定です。
セブ島ではマスク着用が義務付けられました
セブ島では新型コロナウイルスの対策として、マスクを着用しない人に対する罰金が課せられました。
1度目→注意
2度目→1,000ペソ（約2,135円）
3度目→3,000ペソ（約6,400円）
引用：CDN, Lapu-Lapu cops arrest 82 curfew violators
その他にも様々な規則が決められましたが、その違反者に対する注意の仕方があまりにも日本ではありえない方法だったのでご紹介します。音無しでも十分面白いのでぜひ覗いてみてください！
ちなみに南国フィリピンではマスクをつける習慣があまりありませんでしたが、この新型コロナウイルスの影響でマスク着用が必須になり面白いマスクがたくさん開発されました。
こんな自粛生活でも思いっきり楽しむことができるフィリピンには、8月1日から長期ビザを持つ外国人が入国できるようになります。
１ 7月17日、フィリピン政府は、8月1日から、有効な長期滞在ビザを所持する外国人の入国を許可する旨発表しました。7月16日付け省庁間タスクフォース（IATF）決議第56号及び入国管理局フェイスブックよれば、８月１日から、長期滞在ビザ（フィリピン入国管理法（CA613）第１３条、RA7919、EO324（フィリピン生まれの外国人を含む。））は、次の条件の下、フィリピンへの入国を認められる（ただし、海外から帰国するフィリピン人が優先される。）とのことです（正確には下記リンク先の原文を参照してください。）。
引用：外務省 海外安全ホームページ, 【感染症情報】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の対応について（長期滞在ビザ（査証）を所持する外国人のフィリピン入国）
観光地がオープンした後はフィリピン・セブ島旅行を安全に楽しむために徹底的な感染症対策が行われる予定です。そんな近い未来のフィリピン旅行前に知っておくべき情報は下記の記事からチェック。もちろん公式に発表されている情報だけをまとめたので、ぜひ覗いてみてくださいね。
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