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社会人3年目の私がメデリに入社した理由

新卒で広告代理店に入社し、2年半主に広告やコンテンツの制作ディレクターとして働き、社会人3年目の今年9月、妊娠・出産を望む女性向けにプロダクトやサービスを届ける事業を展開している”MEDERI(メデリ)”に入社。

入社からちょうど1ヶ月経ったので、
”なぜ社会人3年目の私が広告代理店からベンチャー企業に転職したのか”
”Femtech(フェムテック)と呼ばれる新しい市場の会社を選んだのか”
自分の考えや想いをnoteに書き留めておこうと思います。


人生初めての挫折を経験した、社会人1年目

新卒採用の面接で私が言っていた言葉は、

「将来女性をターゲットとした事業会社に行きたいので3年間マーケティングやPRを学びたいです」


今思えばすごく生意気な志望理由を述べ、念願の広告代理店に入社できることが決まり、私の社会人生活は始まりました。

最初に配属された部署は、顧客の商品・サービスの認知獲得やブランディング施策をメインとした領域の営業。右も左も分からず、営業としてお客様に自信を持って提案することも社内メンバーを仕切ることもできず、今でも思い出したくないくらい、自分の能力のなさに苦しむ日々でした。

就活時、"自分は仕事を全力で頑張り楽しめる社会人”になれると自負していたのですが、何を勘違いしていたのだろうか……。毎日重い足取りで会社に向かう日々、それが社会人1年目の1年間。

仕事ができる・できないって何だろう?
今までこんな上手くいかないことはなかったのに…...

いままでの人生では努力すれば物事のほとんどはうまくいく。そんな経験ばかりだった私は、人生で初めてこんなにも思い通りにいかず、解決法が全くわからない状況に直面し、初めての挫折に苦しみました。
(あの頃は気持ちを紛らわすようにお酒ばかり飲んで過ごしていたな〜笑)

元々学生の頃webメディアでインターンをしていたこともあるほど、昔から雑誌やWEBメディア、SNSでのトレンド収集が好きだったこともあり、社会人2年目になるタイミングで異動希望を出し、2年目からはタイアップ記事やイベントなどのコンテンツ制作を行う部署に異動し、少しずつ楽しく仕事に取り組めるように。
その後、会社の方針により、獲得目的のバナーやLP制作の部署へ再度異動になりましたが、相性の良い案件を振ってもらえたこともあり、周りからも高い評価を得られ、社会人3年目になったタイミングで、やっと少し自分に自信を持てるようになりました。


突然決めた転職と変わらない想い

既存の仕事がある程度こなせるようになり、自分にも少しだけ自信がもてじはじめたころ、急に自分が前に進めていないような不安に駆られる瞬間が増えました。

「いつか女性をターゲットとした事業会社で働きたい」

淡々と仕事をこなしている中で、入社当時の自分の生意気な発言を思い出し、”女性にとってプラスになるような事業をしている会社で働きたい”という気持ちに変わりがないことを感じ、転職を決意しました。
もちろん周りからはまだ経験が足りない、やれることがまだあるなどの意見もあり、もちろん自分でもそう思う部分はたくさんあると自覚していたけれど、2年半務めた会社を退職する決意をしました。

MEDERI代表・坂梨との出会い

社会人になるタイミングでは、「女性向けのプロダクトやサービスに関わりたい」と漠然として、自分が携わりたいのが、ファッションなのかコスメなのか、美容なのか…
具体的なことは何もイメージできていませんでした。

しかし、広告代理店で働いた2年半、身体や心を酷使して働いている女性が非常に多いことを知り、私自身も学生時代からずっと生理不順だったため、年齢を重ねるごとに、

”妊娠可能な年齢のうちに結婚し出産できるのだろうか?”
”そもそも子供を産める身体なのだろうか?”

という不安が常にあり、日に日に強くなりました。

社会人になり、女性は妊娠・出産などの身体的にタイムリミットがあるので常に逆算しながらキャリアを考え、取捨選択しないといけないというしがらみを強く感じました。
しかし、女友達との会話の中でそんな話があがることはなく、結婚を考えられる相手もいない状況で将来のことを不安に思ってしまっている私は、ちょっと考えすぎなのかもしれないなとも思いました。

けれどやっぱり、モヤモヤは止まらない。

女性が男性と肩を並べて働く時代になっているのに、私を含め女性には妊娠・出産のタイムリミットがあることによって、自分なりのタイミングで未来を選択しづらい現実。

そんなある日、”Femtech(フェムテック)”という言葉を知り、自分が熱中できる市場をやっとみつけた!、そんな感覚でした。

詳しく調べていくうちに、妊娠・出産を望む女性に向けて選択肢を広げたいというビジョンを掲げている会社を見つけました。これがMEDERIとの最初の出会いです。

ちょうどMEDERIがクラウドファンディングでファーストプロダクトUbu Supplementを発売していたタイミングだったので、私も支援をし、将来MEDERIのようなフェムテック市場の会社でマーケやPRをすることを自分のキャリア目標としてアップデートしました。

全てはTwitterのDMから始まった

将来MEDERIのような会社で働きたい、でもそのためにはきちんと実務経験を積まないといけないと思い、二社目としてPR会社への転職を考えていました。転職活動期間の中で、少しでも将来目指している領域へのつながりを作っておきたいという気持ちがあり、代表の坂梨さんにTwitterから「事業内容に凄く興味があるのでお話聞かせてください」とDMを送りました。

そのDMが私の人生を大きく変える全ての始まりになりました。
 
後日、坂梨さんからMEDERIの事業概要や目指している世界観のお話を聞くことに。自分が社会人になってからずっと考えていた課題を同じように捉えている会社だなと思い、どんな内容でも構わないのでお仕事をしたいと伝え、業務委託のような形で働かせていただくことになりました。

MEDERIで働き始め、今までやったことのないような作業が多く、うまくいかないこともある中で、常に毎日が新鮮でワクワクし、学生の時に思い描いていた社会人像に自分が近づけているような感覚がありました。そして業務委託として働き始めてちょうど1ヶ月経つ頃、坂梨さんから『正社員としてMEDERIに来て欲しい』とオファーをいただきました。

MEDERI社員になることを決めた理由

ありがたいお言葉をもらったものの、すぐにはMEDERIへの入社を決められませんでした。起業したばかりの会社に行くことの不安はほとんどなかったのですが、自分は代理店での経験もまだ浅く即戦力になるとは思えなかったのです。

将来成長してから働きたいと希望していた会社に未熟な状態のままいっていいものだろうか、もっと他の会社で経験を積むべきではないのか……。
社会人歴の長い先輩方にたくさん相談し数日間眠れないほどに悩みました。(親身に相談に乗ってくださったみなさん、本当にありがとうございます!)

自分の仕事へのやる気や楽しさなどのポジティブな感覚をとればMEDERIに入社したい、でも自分への自信のなさがそれを決断できずにいる。
そんな自分に最終的な決断をさせてくれたのは、坂梨さんからの

「私は今のちさきちゃんを必要としています。そしてちさきちゃんが成長できる機会を与えられる自信があります。」

という強い覚悟を感じる言葉。

そして、私が学生時代からずっと尊敬している先輩からの「自分がどちらに行くべきか、本当はわかってるんでしょ?」という自分の素直な気持ちを引き出してくれる言葉でした。


入社して1ヶ月後の私

MEDERIへ入社から1ヶ月が経過しましたが、最初と変わらず毎日が新鮮で楽しく仕事をしています。スタートアップだからこその、業務範囲の幅の広さやスピード感のギャップや、一人一人に課される責任感は以前よりも遙かに強くなり、自分のスキル不足に落ち込むこともあります。

しかし、自分が叶えたい世界、MEDERIが目指す世界を絶対に実現したいという気持ちと、私を必要としてくれたMEDERI、坂梨さんにたくさん恩を返したいという気持ちで頑張っています。世の中の女性が自由な選択をできる世界を目指して、これからもMEDERIとともに成長していきます。

長くなりましたが、読んでくださった方ありがとうございます。
これからもMEDERIと私の成長を温かい目で見ていただけると嬉しいです!よろしくお願いいたします!

MEDERI :https://mederi.jp
Ubu :https://ubu-official.com 


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