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今週の良かった新曲感想【11/20~11/26】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。11/20~11/26リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『イケナイエトランゼ』/ 緋月ゆい

 VTuber事務所Neo-Porte所属、緋月ゆいのニューシングル。TVアニメ『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』OPテーマに起用されました。
 Tr.1「イケナイエトランゼ」は、華やかな雰囲気でジャズワルツの様な曲調が小気味いいですね。リズミカルに歌いこなして魅せる緋月さんの歌声も見事。一方、Tr.2「潜涙」はピアノの旋律が美しく響くバラードナンバーに。どこか切なげながら力強いサビメロが胸を打ちますね。声色も変わって芯の通った低音がカッコイイし、感情もしっかり乗ってて好き。


#2『BITE! カム! BITE!』/ Hakos Baels, 戌神ころね

 VTuberグループ「ホロライブ」のHakos Baelz(ハコス・ベールズ)と、戌神ころねによるオリジナル楽曲。作詞:藤村鼓乃美(Hifumi,inc.)・Kris Roche、作編曲:宇佐美祐二(Hifumi,inc.)。
 怪盗の世界観を表現した、愉快でクールでミステリアス、そして可愛さも忘れていない楽しい1曲に仕上がってますね。突如ハードコアサウンドになる1:17~ハコ太郎のカッコよさも痺れます。フックの効いたメロディが加速していくラストの展開も面白かったです。


#3『Telescope』/ 戌亥いぬいとこ

 にじさんじ所属バーチャルライバー、戌亥とこの待望の1stミニアルバム。町田ちまとNorinisとしても活動している彼女ですが、今回はソロとして、既にリリース済みの「テレスコープ」や「六道伍感さんぽ」に新規曲も加えた計5曲を収録。
 ジャケットイラスト通り、”夜と朝の狭間"、"日が落ちてから日が昇るまで"をテーマに夜空の表情をエモーショナルに描いた楽曲達が揃っており、中でも新規曲Tr.3「Twilight Road」(作詞・作編曲:ポリスピカデリー)が本当に素晴らしかった。ポリスピカデリーさんの生む天才的グルーヴ感と独特の浮遊感、美しくエモーショナルなメロディ。卓越した歌唱力を持つとこちゃんの歌声も相まって本当に心地良い1曲でした。Tr.4「白夜」は切なげながら疾走感と力強さがある1曲、Tr.5「残光」は余韻たっぷりのバラードナンバーと最後まで完成度の高いミニアルバムだったと思います。


#4『ADAM』/ Albemuth

 クリエイティブレーベル「SINSEKAI STUDIO」所属のVsinger"存流ある" と "明透あす"によるユニットAlbemuth。待望の1stアルバムを同時2枚リリース。こちらの『ADAM』は"Albemuth黑"としてリリースされ、「guilty」「Black Glow」「Underdrain」「tuberose」などの他、新曲も加えた全10曲を収録。主に作詞には祭日ハネダ、作曲にはHiFi-P、TeddyLoid &Giga、大沼パセリ、梅とら、鬱P、Neuronが参加。
 ガチ名盤です。罪をコンセプトにした"黑"としてAlbemuthの新たな進化を示すには余りに強い曲しか揃ってない。全体的にメランコリックでダークな雰囲気を軸に、ヒップホップ、ハードコアテクノ、ダブステ、トラップ、メタルなどノリノリになれる攻撃性の高いジャンルによって構築されてます。Tr.2「Black Glow」くらいスタイリッシュで尖り散らかした爆裂爽快サウンドもあれば、Tr.7「tuberose」の様に妖艶で酔いしれるメロディもあって、10曲分アプローチに富んでるので満足感が高い。それぞれのクールな歌唱表現も幅広く、奥行きと力強さのあるハーモニー含めて、2人以外にもシンガーがいると錯覚してしまう程。新規曲だとTr.3「HALF」、Tr.4「Do You Wanna Die?」、Tr.10「cage」がライブで盛り上がる事間違いなしのパートが多く、特に気に入っています。


#5『eve』/ Albemuth

 クリエイティブレーベル「SINSEKAI STUDIO」所属のVsinger"存流ある" と "明透あす"によるユニットAlbemuthの1stアルバム。こちらの『eve』は"Albemuth皓"としてリリースされ、「新世界へ」「赤い洗礼」「幽ノ楽園」「感光」などの他、新曲も加えた全10曲を収録。香椎モイミ、平田義久、栗山夕璃、雄之助、堀江晶太、笹川真生、Feryquitousが作詞作曲参加。
 結成当初からの世界観はこの"皓"なので、新規曲は5曲と少なめだったんですがアルバム全体としては同じ位の完成度に。先ほどとは対照的に、温かみと神聖ささえ感じる光を放つ荘厳な雰囲気で、ピアノやストリングスなどによるドラマティックで美しい旋律が紡がれています。2人のハーモニーも神秘的な美しさで、幻想的なサウンドと共に聴く者を別世界へと導いてくれる様なパワーがありますね。Tr.1「幽ノ楽園」やTr.5「感光」など顕著ですが、どこか切なく懐かしさを加速させるメロディが多いのも『eve』の魅力。新規曲Tr.4「清々するんだ」やTr.6「白夜にて」は美しいだけじゃない、中毒性の高いキャッチーなフレーズがあるのも好みでした。堀江晶太作詞作曲による、Tr.8「舟」も情景を映し出すサウンドで、しっとりと穏やかながら力強さを感じずにはいられない曲で気に入っています。2024年4月9日には1stワンマンライブの開催も決定。必ずチケット確保して参加したいです。


#6『許さないから!』/ 琥珀ねね

 個人勢として活動している、ユキヒョウVTuber琥珀ねねの記念すべき初のオリジナル楽曲。作詞・作編曲:イチョウ。活動3年半を記念してリリースされました。
 どこかスペーシーなピコピコサウンドが可愛くて楽しい電波ソング的な仕上がり。跳ねるリズムから変調してBメロではエモーショナルな雰囲気を出してくれるのが好き。拗ねてる感じまでしっかり表現された歌声も可愛らしいです。ライブ放送などリアタイでの活動は休止期間に入るそうですが、また元気な姿で帰ってきてくれる事を祈ってます。


#7『きみとのSunrise!!』/ 猫山みあ

 個人勢として活動している、ぽんこつ脳筋ゲーマーにゃんこ系VTuber猫山みあの記念すべき初のオリジナル曲。作詞:真白ユキ・猫山みあ、作編曲:Keita Igawa。
 朝活配信をしている彼女らしく、1日のエネルギーを与えてくれる様な明るく多幸感のあるメロディが最高でした。カワイイ全開と思いきや、サビメロやCメロにはエモーショナル要素もあって、気持ちが伝わってくる歌唱もグッときますね。"ずっとキミと歩いていくよ"と歌詞にもある様に、背中を押されると云うより、一緒に頑張りたくなる感じが好き。


#8『カツドウノススメ‼』/ 九十九みな

 個人勢として活動している、兵庫県神戸発の人工知能VTuber九十九みなの5thオリジナル曲。作詞・作編曲:daiki。
 イントロからベースラインが光る明るくポップな1曲。軽やかなリズムでブラスバンドサウンドの存在感もあるエールソングになっているので、可愛いらしく活力に溢れた歌声も相まって、聴いていると自然と元気が出ます。絶妙なエフェクトが掛かったギターソロも気持ちいい。


#9『らしく。』/ 稀羽うすわすう 

 音楽系を中心にしたバーチャルタレント事務所「Re:AcT」所属の稀羽すうの3rdシングル。作詞・作編曲:A4。新衣装お披露目配信(むっちゃ可愛いので是非)と併せてリリースされました。
 心地良いビートと揺蕩うメロディが魅力的なメロウでポップな1曲。メロディーラインが本当にオシャレで美しく、夜のベランダをイメージしたと云う独特の空気感を掻き立ててくれますね。すうちゃんの儚く透き通った歌声もむっちゃ綺麗で、特にラスサビでの高音の響きは一級品。


#10『Tokyo Wabi-Sabi Lullaby』/ Gawr Gura

 VTuberグループ「ホロライブ」とクリエイターユニット「HoneyWorks」がコラボした新音楽プロジェクトの新曲。作詞・作編曲:HoneyWorks, MARUMOCHI。歌唱はホロライブENのGawr Gura(がうる・ぐら)が担当。
 友達との別れを歌った切ない1曲との事で、夏の終わりを想起させるノスタルジックな雰囲気とエモーショナルなメロディが魅力的。終盤には花火の音が儚さをより美しく演出してくれてますね。ぐらちゃんの抜けのいい可愛らしい歌声もやっぱり耳馴染みがイイ。


#11『DIVE』/ 東京電脳

 DJをテーマにした物語や、新進気鋭のクリエイターによるクラブミュージックを展開しているメディアミックスプロジェクト電音部のネオトウキョウエリア「東京電脳」のデビュー曲。作詞・作編曲:TeddyLoid!
 世界のTeddyLoidさんが遂に電音部に参戦してくれて嬉しい限り。近未来感あるキラキラでクールなサウンドアプローチ、ドラマチックでメロディアスな展開は奥行きを感じられ壮大な雰囲気がありますね。3人の歌声もこれまで電音部にいなかったタイプで、始まりを十分に予感させるものでした。


#12『Empty//Princess.』/ 小倉唯

 声優だけでなく歌手としても活動する小倉唯。今年アーティスト活動11年目に突入して初めてのシングルをリリース。日本コロムビア移籍後3枚目、通算17枚目になります。
 表題曲「Empty//Princess.」は“今時の女の子が抱える葛藤”をテーマにしたとの事で、中毒性あるキャッチーで小悪魔的なダンスナンバーに。カップリング曲Tr.2「トキメキWeekend!」はコーレスも多くてライブ盛り上がり間違いなしだったので特に好き。推し活をしている人なら共感できる歌詞もツボを抑えてますね。Tr.3「アステリア」は心温まる美しいバラードナンバー。星空の情景が浮かぶ煌びやかな音色とメロディが非常に綺麗。11月23日のライブで早速披露されたので、ライブレポートも是非。


#13『Dante』/ Northlane

 オーストラリアを拠点に活動するプログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。レーベルUNFDから独立後、昨年4月にリリースした6thアルバム『Obsidian』ぶりですね。
 音楽性としても『Obsidian』を更に追究した形に。開放感のあるテクノ、ドラムンベースなど多彩なエレクトロ要素の装飾が美しく、伸びのあるグルーヴィーな唯一無二のサウンドが力強くも心地良い。バウンス気味のダンサブルなプログレッシヴ・メタルコアリフとのシナジーが最大限に発揮されていると思いますし、それと交錯するメロディが純粋に強い。


#14『Skyline』/ Penetrate

 2019年から活動している、静岡発のDjent/プログレッシヴ・メタルコアバンドの新曲。今年はコレで2曲目。
 国内でこの手のバンドは本当に指で数える位しかいないので貴重。オーロラの様な煌びやかなプログレッシヴ・メタルコアをベースに、ツインボーカルが交錯する展開が美しい。時にヘヴィなDjentリフをブチかまし、時にエモーショナルなギターソロを鳴らしてくれる充実した1曲でした。


#15『Heaven』/ Ocean Sleeper

 オーストラリアはビクトリア州ギプスランド出身のメタルコアバンドの新曲。今年はコレで2曲目。昨年リリースしたEP『Is It Better Feeling Nothing』が好きで紹介した記憶。
 イントロから耳に残りまくるキャッチーなメロディが魅力的な1曲。スクリームも殆ど無いし、メタルコアリフも以前より減ってはいるけど、元々のメロディセンスを活かしたこのポストハードコア的路線でも全然行けますね。ラストにも特大のブレイクダウンがあって最高でした。


#16『Bring Back The Noise』/ Alpha Wolf

 オーストラリアはメルボルン出身のニューメタルコアバンドの新曲。完全新曲は今年初。今年8月にはPaleduskと共に来日してくれてライブも観れました。MVにも恐らくその時に撮影したであろう映像がありますね。
 ダイナミックで不協和音だらけのノイジーなサウンドで、彼ららしい躍動感に溢れたグルーヴィーでモッシーな展開で駆け抜ける1曲。ブレイクダウンの境目が解らんくらいの疾走感が気持ちいいし、楽しすぎて2分ちょっとの満足感ではない感じ。新しいカタカナロゴもカワイイですわ。


―――以上、11/20~11/26はアルバム2枚、シングル14枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!

※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート

【11/23 小倉唯 Memorial LIVE 2023~To the 11'Eleven~@パシフィコ横浜 国立大ホール】

ホントに美人さんですねえ

 声優だけではなく、音楽アーティストとしても活動している小倉唯ちゃんのライブに夜公演のみ参加してきました。7月の10周年記念ライブに参加した以来ですね。今回はアーティストデビュー11年目を迎えて初となるライブになりました。

 10周年記念ライブは集大成感があった一方で、今回は全体的に新しい試みもありつつ、痒い所に手が届く様なセトリだったのが良かったです。
 初手は「Love∞Vision」と、コロムビア移籍後初シングルである事からも、この時点で11年目の新しい歩みを感じられました。相変わらずサビの振り付けがカワイイ。続く曲は意外にも、「FUN FUN MERRY JAM」⇒「Merry de Cherry」と懐かしいライブ曲が披露され、一気にボルテージ上昇。「Merry de Cherry」の"すき焼きっておいしいですよね?”久々に聴けて嬉しかったw そして、待ってました新曲「トキメキWeekend!」から「Baby、Baby、Baby」を披露して序盤は終了。どちらもコーレスが沢山あるライブ曲で、「トキメキWeekend!」に関してはライブ初お披露目とは思えない盛り上がりを魅せてくれました。今回に限った事ではないですが、ステージモニターにはMVと共にコーレスのフレーズが映し出されており、ライブ初参加の方にも親切なのも良かったですね。

 幕間映像には、白衣を身にまとった唯ちゃんが登場し、まさかのドラマ『ドクターX』のパロディで『ドクターXI』が流れました。手術と称して、スプーン曲げやフラフープ、間違い探しなど合計11個のお題に挑戦していく感じで、「私、失敗しないので」の決め台詞と共に殆ど難なくクリアしてましたね。苦手な生魚が出てきて、料理だけはムリ状態だったのと、ダーツで謎のイカサマと奇跡が起きたの笑えました。後のMCで『ドクターX』が元々好きで医者に憧れがあったとも話してくれました。確かにカッコイイですからね、白衣姿は普通に似合ってて良きでした。

 映像が終り、再びステージに照明が付くと、グランドピアノの生演奏と共に、青と白の綺麗なドレス衣装をまとった唯ちゃんが登場。「白く咲く花」のピアノアレンジを披露してくれました。彼女のライブ史上初の試みなのもあり、これが今回のライブでは最も印象的でした。そのまま「ショコラ」⇒「アステリア」まで計3曲のバラードパートとなり、着席したままじっくり聴き入ってしまいましたね。新曲「アステリア」は初披露だった訳ですが、恐らくこの曲をイメージしたであろうステージ背景が星空だったのもあり、本当に綺麗な光景でした。お陰で曲もかなり気に入りましたね。
 まだピアノは捌けず、何とそのまま「Tomorrow」⇒「Future Strike」までピアノの生演奏付きで披露。どちらも大好きな曲だったのでむっちゃ嬉しかった。「Tomorrow」は久々でしたし。「Future Strike」は客席が一気に赤色のペンライトで埋まり、熱気も高まって最高でした。

 ここでダンサーさん達のダンスパートが入り、今回選ばれたダンスナンバーは「Precious.」でした。リリースは昨年末の曲ですが意外とライブ初披露。MV通りのキレキレフォーメーションダンスは圧巻でした。マジで好きすぎて何回でも見れる。欲を言えば、他のダンスナンバーも聴きたかったですが、この曲の運動量を考えると仕方なしな気もします。

 続いて事前に告知されていたカバーパートで、「ともだちピンク」(ロウきゅーぶ!のキャラソン)と「サインはB」(推しの子の劇中曲)を披露。これぞアイドル!と云ったピンクと黒のフリル衣装を似合っていたし、どちらも面白いくらい盛り上がってましたねw カバーはこれまでFCイベントだけだったので、そのレア感が薄れてしまったとは云え、楽しかったしのは事実だし、たまには良いのかなと思います。因みに「サインはB」に関しては、唯ちゃんの振り付け映像がTikTokで流行ったので披露してみたそう。

 早いことに終盤に入り、「Honey Come!」⇒「Baby Sweet Berry Love」⇒「Empty//Princess.」で〆。ライブ定番の前2曲はいつ聴いてもオタクスマイル全開になってしまう。最新曲「Empty//Princess.」もライブで聴くと少し印象変わりましたね。変調もあり、ノリが一辺倒にならないのがむっちゃ楽しかった。声出しは勿論クラップも入るし、これからライブを重ねて成長していくポテンシャルがある曲だなと思います。

 アンコールは「Tinkling Smile」と「秘密♡Melody」でした。ライブTシャツをメイドさん風にアレンジした衣装が可愛くて、「Tinkling Smile」もかなり久々だったので、イントロで変な声出ましたねw マジで好き。「秘密♡Melody」を最後に持ってきたのは意外だったんですが、キラキラと明るいライブの余韻が残る曲ではあると思うので、これもまた11年目に突入した新しさが光る〆だったと思います。

 最後のMCでは、8年前にもなる彼女の1stライブの会場が同じくパシフィコ横浜だった事もあり、あの頃より自信と余裕を持ってパフォーマンスできた喜びや、そんな成長した姿をファン魅せられて良かったと語ってくれました。これまでの歩みをしみじみと振り返りつつ、11年目もまだまだ成長していきたいと力強い言葉も残してくれましたね。また、お知らせとしても、来年秋には全国ツアーを行う事も発表されて嬉しかったです。楽しみが増えましたね。とゆーことで改めて、最高のライブをありがとうございました!

 では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!

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