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働きながら簿記3級に独学で一発合格!勉強方法やFP試験との違いなど

こんにちは。
多趣味なファイナンシャルプランナー、道流と申します。

FP2級の合格発表があってから2か月足らずでありますが、日商簿記3級のネット試験を受けて無事合格しました!



結果がすぐに出るのは嬉しい一方、合格証書がPDFなのはちょっと味気無く感じちゃいます……笑

今回は簿記3級の勉強についてやFP試験との難易度の差などの違いをお話していこうと思います。




試験結果


簿記3級は大問1~3まであり、それぞれの配点は

大問1……45点
大問2……20点
大問3……35点

の100点満点で、70点以上で合格となります。
私の結果は以下の通りでした。

大問1……45点
大問2……20点
大問3……31点

96点で無事に一発合格!
模試と変わらない結果を出すことができて一安心しました。


勉強期間


2月から約2か月半、トータルで約100時間勉強しました。
FP2級試験が終わった1週間後にはもう取り掛かっていました。

勉強は主に仕事の昼休みに30分、家に帰ってから30分やっていました。
気持ちに余裕があるときは通勤、退勤時の移動時間や入浴時間を使ってスマホで仕訳問題を解いていました。

ここでちゃんとお伝えしたいのは、これは私がこの期間に収まったというだけの話です。

ペースは人それぞれなので2か月以上かかっても100時間以上かかっても何の問題もございません。
逆に私よりもずっと早く取れる方もたくさんいらっしゃると思います。

ネットには「簿記3級は1週間で取れる!」なんて人を焦らせるような記事もたくさんありますからね……笑
周りに急かされず無理のない範囲で勉強しましょう!


勉強方法



使った参考書はこちらの2冊です。
TAC出版しか勝たん!(FPの時はマイナビ出版を使ってましたが……笑)

進め方はシンプルで「本を読む→問題を解く→本を読む→……」をひたすら繰り返すだけでした。
意識した点としては、仕分けをする際にその勘定科目がどの要素に分類されるのかを理解するために一緒に書いていました。

(現金)100 (売上)100
資産の増加   収益の発生

と言った感じですね。
毎回書くのは手間に感じるかもしれませんが、簿記の知識が皆無な私にとっては一番身に付きやすいやり方でした。

あとTAC出版は特典でスマホで仕分けの練習ができるWebアプリが付いてくるので、スキマ時間を使って解いていました。

後半の簿帳、試算表、財務諸表なども繰り返し解いて慣れるのみだと思います。
付属の問題用紙をコピーして同じ問題を何度も解きました

試験2週間前に上記の予想問題集を買って、毎夜寝る前にキッチリ時間を計って解いていました。
仕事終わりからの模試はキツいですが、簿記3級の試験時間は1時間しかないのでまだマシな方だと思います……。

ちなみにこの1時間というのは本当にギリギリで見返す時間など最早ありませんので、とにかくケアレスミスをしないことが大事です。
私は気が狂いそうなくらいミスりまくりましたが……笑

結論
とにかく書く!
とにかく解く!


問題を解くコツ


仕訳問題でも勘定記入でも精算表、財務諸表などの決算整理の問題でも全てメモ用紙に仕分けを書いて解きました。
時短だからと紙に書かず直接問題用紙に記入しちゃうと必ずどこかで綻びが生まれるので、毎回全ての問題で書きながら解き進めました。

紙に書けば仕分けの方法もより定着しますからね。
急がば回れの精神です。

前払、未払などの計上は簡単な図にして可視化すればとっつきやすくなりました。


字が汚いという事実には触れないでください笑


あとは、恥を忍ばず指を使って計算していました笑
例えば「4月~11月分を前払家賃として計上する」という場合は「4、5、6、7、8、9、10、11……8か月だ!」と指を使って月数を数えていました。
指で数えた数字は嘘つかない!笑

とにかく頭の中で完結させないことが大事かなと思います。

まぁ、それだけやってもケアレスミスが必ず発生していたのは何故なんでしょうね……(遠い目)


FP試験との比較


私は昨年5月にFP3級、今年1月にFP2級を取りました(どちらもFP協会)

それぞれの難易度はこのようになっています。

簿記3級……40~50%
FP3級……75~85%
FP2級……40~50%

合格率で見るとFPの方が簡単に見えまずが、個人的にはFP3級よりも簿記3級の方が簡単に感じました。

これはFP3級の勉強が数年ぶりの勉強であったこと、FPの勉強のおかげでお金の流れのイメージが掴みやすかったこと。
という2つの私ならでは事情があったからだと思っています。

勉強の得手不得手として考えるのならば、

暗記が得意……FP
計算が得意……簿記

のではないでしょうか。
FPは3級でもなかなかの出題範囲ですからね……。
どちらを取るか迷っているという方は、

転職で活かしたい……簿記
日常で活かしたい……FP

がオススメです。

簿記はずっと会社のお金のことを言っているので、内容が少しイメージしづらいかもしれません。
FPは年金や保険や投資など身近な話が多く法人のことも多少は出てくるので、お金の勉強の入り口には最適だと思います。

ご自身の目的に合った方から勉強してみましょう!

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