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11 飽きさせない 集中させる工夫

サッカーがうまくなるコツは何でしょうか?


それは集中して練習することです。

物事に取り組むときに最も大切なことは集中することです。仕事や生活の中でも、不安や迷いなく集中することで、成果が上がり、成長を実感できます。

私のチームでは、熱心なサッカーコーチがYouTubeで練習メニューを勉強し、実際の練習に取り入れています。

しかし、そのコーチがYouTubeで学んだことを実際の練習に取り入れています。
しかし、そのコーチがYouTubeで学んだことを口頭で説明するだけでは、子ども達が理解できず、ポカーンとした状態になってしまうことがしばしばあります。
最初は分からなくても、やりながら学んでいくという形で進めますが、迷いや注意されることで、練習が難しく感じてしまうことが多いのです。

このような状況は何度も経験しました。現在では、練習メニューはYouTubeで山のように見つかりますが、それを選手たちにどう理解してもらい、練習に取り組んでもらうかが重要だと感じています。

もし私が同じ状況に直面したら、そのYouTube動画を選手たちに直接見せるでしょう。

最も大切なのは、選手たちがその練習を「イメージ」できることです。イメージすることで、自分にもできそう、楽しそう、上手くなりそうと思わせることができれば、集中して練習に取り組むことができます。

私が注意して行っている工夫は以下の通りです


1.時間を区切ること(カウントダウンなどで集中力を高める)


2.勝敗をつけること(勝ち負けがかかると急に集中力が増す)


3.実例を話すこと(「メッシ選手はいつもこの練習をしていた」などと言うと、上手くなれるかもと思い、集中する)


4.イメージさせること(口頭ではなく、作戦ボードや映像、図を使ってイメージさせる)


これらの工夫を通じて、選手たちの集中力を保っています。もちろん、本気で上手くなりたい選手や素直な選手には、これらの工夫は不要かもしれません。しかし、皆さんもご存知の通り、すべての選手が上手くなりたいと思っているわけではありません。

大変なことも多いですが、やる気のない選手を責めるのではなく、コーチとして自分自身が何ができるかを考え、もっと工夫して選手の集中力を高める方法を探していきましょう。こうした工夫の積み重ねが経験となり、自分の能力となり、技術が身についていくと信じています。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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