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14 リフティングでサッカーが嫌いにならないために


こんにちは、皆さん。

いつもお読みいただきありがとうございます。今日は「リフティング」をテーマにお話ししたいと思います。

リフティングは、私にとってサッカー指導の中で最も重要な練習の一つです。なぜなら、リフティングは努力がそのまま結果に直結するからです。上手くいけば、どんどん成長し、自己信頼も増していきます。

しかし、最初の一歩でつまずくと、

逆に「サッカー面白くない」と感じてしまうこともあります。それだけに、この練習には慎重に取り組む必要があります。

特に少年サッカーでは、子どもたちの参加理由や目標がさまざまです。全員が「サッカーが上手くなりたい!」という強い意志を持っているわけではありません。

だからこそ、リフティングを「やりたい!」と思わせる工夫が求められます。以下に、そのためのポイントをいくつかご紹介します。

正のスパイラルに導くための工夫

1. 無理強いしない

リフティングをやらせる際、無理強いは禁物です。プレッシャーをかけすぎると、逆効果になります。

2. 比較しない

上手な子とできない無理強いすることは避けましょう。それぞれの子が持つ個々の成長速度を尊重しましょう。

3. 長時間やらせない

集中力が切れないように、リフティングの練習は短時間で区切るのが効果的です。1回の練習で1分程度に絞り、目標達成の達成感を味わわせましょう。

4. 意識させるポイントを明確に

「足首をまっすぐにする」など、明確なポイントに意識を集中させると、技術の向上が見込めます。

子どものやる気を引き出す工夫

リフティングを「やりたい!」と思わせるためには、ゲーム感覚で楽しさを引き出すことも有効です。

時には「今はやっちゃダメ」と逆に言ってみるのも効果的かもしれません。また、達成した時はその子の努力をしっかりと承認し、共に喜びを分かち合いましょう。

このように、コーチが少し工夫を凝らすだけで、子どもたちのやる気は大きく変わります。そして、一度正のスパイラルに入れば、あとは自然と上達していきます。

私たちの目指すべきことは、子どもたちに「サッカーって楽しい!」と感じてもらうことです。大変なこともありますが、明るく楽しい環境を作り出すことが、私たちコーチの役割です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも共に、子どもたちの成長を見守りましょう。

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