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一番のいじめっ子は自分!?現代人が自由を取り戻すための完璧主義対策3選


多くの人が陥っている完璧主義を脱却しよう

こんにちは、佐藤かすみです!
本日の記事では、完璧主義の怖さについて、そしてそれを知った上でどのように乗り越えていくかについて話をしたいと思います。

完璧主義の罠

まぁ、まず完璧主義とはどんな考えで、どんな状態にあるのかということから言いますと、

「100点じゃなきゃダメ」
「失敗しちゃダメ」
「この程度じゃ足りない」
「もっとしっかりしないと、笑われてしまう。」
「恥ずかしい思いはしたくない。」

こんな、思考状態を指します。

これが行き過ぎると、
「あの程度で満足してるあの人はおかしい」
「自分はこんなにやってるのに何故みんなもそうしないのか」
「挑戦なんていやだ。周りが変わればいい。」
と、人のことを攻撃したくなってしまったり、

「どうせやっても意味がないんだから、のらりくらりしなよ。」
「つまらない自分を見せたくないから、おとなしくしてようよ。」
と、自分を過剰に守るようになってしまったりします。

自分のやってみたい気持ちや、冒険心をくじいてくるんです。
誰が言ってなくても、勝手に自分に対していってくる自分が出てきている状態です。

もはや、それは自分の素直な気持ちを言葉で責めて、なくそうとしてくる、いじめっ子以外の何者でもありません。

ワーワーワーワー!!

自分が成長していない、(できないと思い込んでいる)ので、
周りからも責められるように感じることが多くなり、知らず知らずのうちにもやっとした孤独感を感じたりもしてしまいます。

今の社会では、ちょっとおかしなことを言ったり、変な行動をすると、
叩かれたり、文句を言われたり、そしてその様子がSNSですぐに伝わる社会になっています。

悪事が暴かれて、救われることがあるというポジティブな面もあるのでそこは否定しません!
ですが、一方で、ちょっとでも何かあったら、誰かをたたく、その傾向が行き過ぎると、

人をたたくことで快感を得るようになる人が出てきてしまったり、
人に叩かれることが怖くて縮こまり成長できなくなる人が出てきてしまったり、そんな自分に対して失望してしまう人も出てきてしまいます。

人一人のあり方が、社会を作るので、社会全体の元気がなくなってしまうのです。

ここでいう社会とは、皆さんの家族、友達、委員会、会社のチーム、日本全体、世界全体、どれにでも当てはまることだと思います。みなさんの身の回りでもあぁ、そうかもしれないと思うこと、ありませんか?

なんてこった状態です・・・!!

でも、

そんな状態から脱却する方法はあります。
脱却すれば、本当に自分のしたかったことをやってみようと思えるワクワクや勇気を持てるようになり、そして、同じように何かに挑戦して、お互い一緒に応援し合える仲間にも出会える可能性が高まります。

まずは、この記事を読んでくれた人から練習を重ねて、あなたの周りにもシェアして、少しづつでもみんなが生きやすい社会になってくれることを願っています。

さぁ、みんなでちょっとずつ、でも、”確実に”作って行きましょう!!

完璧主義を治すための方法3選

1つ目 自分への声掛けを変えてみる
あなたが、なにか失敗してしまった時、あなたの頭の中であなたに対して話しかけてくる声がありますよね。

先ほども書いたとおり、基本自分に対する声掛けは意識しない状態では、ネガティブなものが多いです。なにやってるんだとか、こんな失敗、他の人だったらしないとか、もう嫌だこんな恥ずかしい思いをするのはとか。etc 

自分の気持ちに✕を付けることで動かなくて済むようにしてしまう

そんな状況が起きたらチャンスです。
その声掛けする内容を変えてみてください。その時に意識するのは、
「友達が同じような状況になっていたらなんと声をかけるかです。」

まさか、友達に対して、何てことしてるんだありえないよ。恥ずかしいやつだね君は。なんて声掛けをする人はいませんよね。

「人間ミスしてしまうことはあるよ」とか、「最近忙しかったから疲れがたまってよく眠れてなかったもんね。今度のお休みにゆっくりして自分をいたわってあげなよ」とか、そんな声掛けをしてみてあげてください。

人は、ネガティブな気分になっていると、視野が狭まってその問題にしか目が向かなくなります。自分はダメなやつなんだと思いやすくなります。
(いいところも必ずあるはずなのに、それが見えなくなってしまうのです)

友人に言葉かけをするとしたらという、視点を変えることで、自分を客観的に見つめることができ、必要以上に責めないようになれると思うので、練習をしてみてください。

あなたはよくやっているよ

2つ目 目標設定の方法を変えてみる
完璧主義な人が良くやりがちなのが、計画を立てるときに自分が調子のよい時、もしくは、理想の自分だったらで計画を立ててしまうことです。

実行していくうちに、思い描いていた自分とのギャップに耐えられなくなり、自分の中の自分を責める声が大きくなってしまい、せっかくやってみようと思った挑戦も放り出してしまいます。

そして、やってみたけどダメだったという経験をGETしてしまうわけです。

人の体調、能力が発揮されるかどうかには波があります。まず、その前提を受け入れて計画を立てることが必要です。

最高の自分でできる目標ではなく、この位だったら無理せずできるかもしれないという、ちょうどいいレベル感を見つけるようにして見てください。

一歩一歩いこう

例えば、私のこのnoteを続ける上での目標の立て方としては、
毎日1時間は時間を取ろうと思えばとれるけれど、初めてやることだし、いきなり最初からは難しいかもしれない。。。

よし、一週間に最低1記事、うまくいったら3記事書くようなペースで初めてみよう。と始めたことで、1週間に1回は記事を描けるようになってきています。

こんな感じに、計画を立てるときに完璧主義が発動していないかチェックをしてあげてみるようにしてください。


3つ目 他人と比べる癖をやめ、過去の自分と比べるようにする
これは私自身もめちゃくちゃお世話になった方法です。

小さいころから、学校では成績を付けられ、他人と比べて自分が勝っているかどうかで評価されることが多く、またSNSで他の人がどんな暮らしをしているのかがわかるようになってきてしまいました。

ので、多分、今の社会を何の対策もせずに普通に生きていれば、人と比べることが当たり前の感覚として刷り込まれていると思います。
だって、その方が、あの人みたいにならないように頑張ろうとか、褒められてうれしい優越感に浸れるとか、都合が良い経験をたくさんしてきているからです。

でもいつの間にかそうこうしているうちに、親の期待や、周囲の期待、会社からの期待に100点満点で答えないと、そのうち、あいつはカッコ悪いとか、あの人は仕事ができないとか、言われてしまうのではないかという恐れになって自分をがんじがらめにしていきます。

完璧主義って怖すぎますね。

自分の中に当たり前にある考えは、相手も持っているはずという、これまた人間のバイアスがあるので、

完璧主義を持っている人は、自分が相手に対して向けている評価が、他人からも自分に対してそう思われているのではないかという思い込みを持ちやすく、勝手に頑張りすぎて自分で苦しくなったり、相手を見下してしまう自分を許せなくなってしまったりします。

そんな風に、人のことを評価する人ばかりで世界はできていないですし、成績が良いことや、仕事ができることだけが人生で大事な基準ではありません。
その人それぞれ、自分の人生で大事にしたいことやこだわりたいことには、本来もっと多様性があるはずです。

こんなやるせない状況に陥ってしまうのは、その人の人生にとっても、その人の周りの人にとっても悲しいことだと思います。

そこから抜け出すには、人と比べる癖をやめて過去の自分と比べるよう意識をしてみてください。

僕は子供のころの自分が誇れる自分になれているだろうか

どんな小さな変化だって、過去の自分に比べて前に進めている感覚があるならばそれでよいのです。その感覚が持てるよう、そんな経験を積み重ねていくうちに自分のなりたい姿に近づいていけます。

自分自身が、厳しい両親の期待に応えないとと頑張りすぎて、いつの間にか自分の心を殺していた生き方をしていた私が、今こんな風になれているのは、知識を吸収して実験してきたおかげです。過去の自部と比べるようにすると楽になっていくと思いますので、ぜひお試しください。保証します。


まとめ

今回の記事では、完璧主義がもたらすデメリット、そして、完璧主義から抜け出すための方法を記事にしてみました。

クオリティーを高めて、追及する姿勢を彷彿とさせる完璧主義ですが、実は自分の失敗を許せる人の方が、物事に根気強くトライし、長く取り組めたりもすることがわかっています。
心理学を学んでいると、こんな風になんてこったな事実ばかりです。

今回の記事が、無意識に持ってしまっていた完璧主義から抜け出したい方々の一助となれば幸いです。
私自身も、まだ完璧主義的な自分が顔をのぞかせることはありますが、よしよし怖がっても前に進もうとしているんだね。えらいぞと、声をかけながらやっていこうと思います。

では、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう~~~!!

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