【嘘論】〜エイプリルフールに考える嘘についてのポリシー〜
※2018.4.6のバックナンバー
おはようございます。
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▼ 笑えないエイプリルフール
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先日4/1は世界が嘘に溢れたエイプリルフール。
皆さんは何か嘘をついたでしょうか。
アメリカの自動車メーカーであるテスラのCEOマスク氏が「テスラは破綻した」とSNSに嘘をアップし株価が急落。
フランスでは市長が「我が市にIKEAが進出してきます」と嘘をつき、その後、謝罪。
近年失業率が10%前後と高止まりしているフランスにて「失業者に誤った期待を持たせてしまった」と謝罪しました。
ユーモアな嘘が、笑えない事態に発展してしまいました。
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▼ 野球部主将時代の思い出
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嘘と言えば、大学4回生の時に後輩からつかれた嘘を鮮明に覚えています。
当時、野球部の主将だった僕のもとに、ある夜1通のラインが入りました。
「星野さん…部活辞めます」。
仲の良い後輩からの連絡でした。
基本的にふざけていることが好きな後輩なので、突発的に嘘かと感じましたが、
直近野球のプレーも上手くいっておらず、
この出来事の1年前くらいは派手に腐っていた後輩なので非常に悩みました。
季節は夏です。エイプリルフールの線もありません。
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▼ 後輩からの相談の末路
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結果、彼の言葉を信じて話を聞くことにしました。
星野「まじか…なんかあったの？」
後輩「全然やる気出なくて。就活の事とかも考えると、野球より別のことに時間が使いたいな、と。」
星野「そうか。とりあえず今度飯で行こうか。少なくとも俺は寂しいぞ。」
後輩「すいません。。。嘘です。笑」
結論、ただの嘘っぱちでした。
生産性のない嘘っぱちでした。
彼は結局は卒業まで野球部に居ました。
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▼ 傷付けるより騙されたい
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"信じないで傷つけるより、
信じて騙された方がいい"。
その時にそんな風に感じました。
結果的に騙されましたが、後悔はありません。
仮に僕が疑ってかかって、彼が本当に部活を辞めたいと思っていた時の代償を考えたら、
自分の心が弄ばれるくらいの方がマシでした。
騙された時、「なんだよ～笑」と笑って済ませられるような心の余裕をいつでも持っていたいと思ったエイプリルフールでした。
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