燕三条の「至極」を目指して。パチン!と断ち切る気持ちよさ…「フルステンレスキッチンバサミ」新発売
金属のまち燕三条からフルステンレスのキッチンバサミが誕生。スパンと気持ちいい独特な切れ味、シンプルな構造と使いやすさ。燕三条のメーカー3社が「至極のキッチンばさみ」を目指し、鍛冶職人の技、そしてキッチン用品メーカーのノウハウによって実現しました。
裁ちばさみの技術を元に作られた至極の切れ味
燕三条のメーカーが共同で開発した「フルステンレスキッチンバサミ」は、刃渡りが長いため、お肉のような大きいものでも少ない手数で切ることができ、力の込めづらい刃先部分でも、小さな物をしっかり切ることができます。
刃部分にはしっかりとギザギザ(セレーション)が彫り込まれています。これにより食材をしっかりつかみ、滑って逃げてしまうことを防いでいるのです。
まな板いらなくなるキッチンバサミ
分解した刃の峰部分を使って、簡単な皮むきも出来たます。ちょっとしたものを切る時に「わざわざ包丁とまな板を出さなくていい」というだけで、料理は思った以上にラクになるもの。
質感フェチに刺さる。こだわりの素材
巷で見かけるキッチンばさみは、グリップがプラスチックで出来ているものも数多くあります。プラスチックだと、火や熱い鍋などにふとした瞬間触れると溶けて変形してしまう可能性が。
その点、このキッチンバサミはグリップまで一体のフルステンレス製。素材は硬度があり腐食に強い、刃物に適したSUS420J2というステンレスを使用。
エッジが丸くサラリと磨かれたステンレスだから、持ち心地も気持ち良く仕上げてあるのも嬉しいところです。熱に強く頑丈で、よっぽどの力を込めたりしない限りは変形したりすることはありません。さらに分解できるため洗いやすく衛生的にお使いいただけます。
燕三条の「至極」を目指して。
このキッチンバサミが誕生したきっかけは、地元燕三条から「至極のキッチンバサミを作りたい」という熱い想いでした。
左:株式会社ヤクセル/新潟営業所/丸山氏 右:株式会社カンダ/西方氏
業務用調理道具を手掛ける株式会社カンダ、西方氏のその想いを、刃物のプロである株式会社ヤクセルの丸山氏に相談。
そこで検討した構造を、お付き合いのあった鍛冶屋である古澤製作所の鍛冶職人、古澤氏へと依頼するに至り、ものづくりの3社がつながったのです。
株式会社古沢製作所/古沢社長
製造を手掛ける古澤製作所では、金型から本体の製造まで、一貫して古澤社長自ら手掛けています。こだわったのは、なんといっても切れ味。「切れ味職人」としてのプライドをかけて開発に取り組んで頂きました。
ハサミは、刃渡りが長くなるほど合わせ(反り)の調整が難しく、刃とハンドル部分を継ぎ目なくキレイに溶接するのも容易なことではありません。
およそ1年の歳月を経て試作を繰り返し、最終的にはおよそ40もの工程を経ることで今の形を実現できたのです。
熱い思いに共感した燕三条のものづくり3社がつながったことで実現したこのフルステンレスキッチンバサミ。その気持ちの良い切れ味、使い心地を、皆様のキッチンに自信を持ってお届け致します。
左:株式会社ヤクセル/新潟営業所/丸山氏 中央:株式会社古沢製作所/古沢社長 右:株式会社カンダ/西方氏
「パツンと断ち切る気持ちよさ。燕三条の職人が生んだキッチンバサミ 」は2020年9月29日までMakuakeにて先行発売を実施中。今なら最大30%オフでお求めいただけます。お届けは2020年12月末を予定しております。
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