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CQは、カーボンニュートラル社会の実現に向け、一人ひとりがライフスタイルについて考え、…

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CQは、カーボンニュートラル社会の実現に向け、一人ひとりがライフスタイルについて考え、行動を変えていくことを目指すプロジェクトです。イベント協賛やグッズ展開などを企画しています。https://cq.style/

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  • 地球や社会のイマを「知る」

    調査結果やインタビューを通じて、社会課題や気候変動のイマを知ることができるマガジンです。楽しく現状を学べる記事をまとめました。

記事一覧

シェア1%の"本物の醤油"を次世代へ。木桶職人復活プロジェクト発起人・​​ヤマロク醤油の挑戦

2013年にユネスコ無形文化遺産として登録された「和食」。そんな日本の誇る食文化の味の要となるのが醤油です。 しかし、そんな醤油の伝統的な製法・木桶仕込みに欠かせな…

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7日前
7

日用品を「置き換える」だけ!気軽に始める、置き換えエコライフ

私たちの日常生活は、知らず知らずのうちに環境に大きな負荷をかけています。しかし、使用する製品や習慣を少し変えるだけで、その影響を大幅に減らすこともできるんです。…

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1か月前
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年間80泊以上キャンプ!キャンプ女子・森風美が教える、エコと時短を叶える「エコキャンプ」

本格的に夏が始まると、挑戦したくなるのが「アウトドア」! 夏休みは家族や友だちと一緒にキャンプやバーベキューを楽しむ方も多いのではないでしょうか。 そんなときに…

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1か月前
10

「もう洋服は着たくない」“ほぼ毎日着物”の人・天野さとみが着物で生きようと決めた理由

Instagramを中心に着物の魅力やコーディネートについて発信したり、着物に関するイベントを開催したりと、「ほぼ毎日着物の人」として活動している天野さとみさん。 ある…

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2か月前
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5分でわかる『地球温暖化』【5分でわかるサステナブルシリーズ】

地球温暖化は、現代社会が直面するもっとも深刻な環境問題の一つです。今回の記事では、そんな地球温暖化のメカニズムや原因、影響、そして私たち一人ひとりにできる対策に…

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2か月前
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香川県琴平町から小豆島、そして豊島へ。地域と向き合う人々に出会う旅で考えた、「働く」ことの意味。【CQ×TRAPOL】

使命感を持って働いてる大人ってカッコいい。 それなのに、私といえば、いつも「働くのがしんどいな〜」なんて思ってしまう。 実際、この記事を書いている今も、次の原稿…

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3か月前
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栃木県宇都宮市大谷。アート×サウナで元気を沸かす「元気炉」で、ご機嫌に出会い直そう。【CQ×TRAPOLツアーレポート】

「自分の機嫌を、自分で取れるのが大人だ」。 そんな言葉を聞くことが最近増えてきた。たしかに正しいと思う。不機嫌そうな人は嫌だし、自分の機嫌をまわりに取ってもらう…

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3か月前
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必要なのは、弱者を犠牲にしない「ベーシックインフラ」と「比例型炭素税」。社会的共通資本から考える、持続可能性の高い社会【…

勉強会レポート前編では、経済学者・宇沢弘文氏が提唱した、「社会的共通資本」という概念について理解を深め、宇沢氏の目指した「ゆたかな社会」の実現について考えました…

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4か月前
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誰ひとり取り残さない社会を作るために。経済学者・宇沢弘文が伝えたい、社会的共通資本で考える「ゆたかな社会」【勉強会レポー…

私たちは「自然環境」を土台として、さまざまな資源を享受することで、よりゆたかで便利な社会を発展させてきました。 しかし、今日の資本主義社会においては、経済発展の…

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4か月前
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「捨てる」から「直す」へ。割れたお皿も破れた靴下も蘇らせる「繕い」のススメ

洋服に穴があいたり、お気に入りの食器が壊れたりしたとき、「新しいものを買えばいいから、もう捨ててしまおう」とすぐにゴミ箱に入れてしまったことはありませんか? モ…

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5か月前
10

自然と関わらないと幸福度が下がる?自然体験の減少がもたらす「経験の喪失スパイラル」

部屋に花を飾って気分を上げたり、そよ風に吹かれて心が落ち着いたり。休日にはハイキングやキャンプに行って自然との触れ合いを楽しんだり、桜や紅葉を見に行ったり。 私…

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6か月前
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売らないお店が増加中?今、アパレル業界を中心に「物々交換」が注目されるワケ

2023年9月、アパレルブランド「ビームス」が、原宿で「モノを売らないお店」を期間限定開催したことが話題になりました。 「モノを売らない」という名前の通り、店内に商…

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6か月前
9

【CQ×TRAPOL】北海道・弟子屈町。アイヌ民族の精神性に学ぶ、自然に「いてほしい」と思われる人間のあり方【弟子屈ツアーレポー…

ゼロカーボン社会を目指し、行動変容を呼びかける『CQプロジェクト』は、ローカルフレンド(現地の人々)と出会い、現地に溶け込むような旅を提供するサービス『TRAPOL(ト…

CQ
6か月前
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【CQ×TRAPOL】北海道弟子屈町で、アイヌ文化と白銀の世界に触れるサステナブルツアーを開催。極寒の地で取り組む「住民主体」の…

ゼロカーボン社会を目指し、行動変容を呼びかける『CQプロジェクト』は、ローカルフレンド(現地の人々)と出会い、現地に溶け込むような旅を提供するサービス『TRAPOL(ト…

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7か月前
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幸せは、“偶然”手に入ったもので形作られる。哲学者・近内悠太が贈る「所有=幸福」に囚われる現代人への処方箋

私たちはこんなにも便利で快適な社会を生きているはずなのに、いつまでも心が満たされないのは、どうしてだろう。何かに追われている気分になったり、幸せを感じられなかっ…

CQ
8か月前
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【CQ×TRAPOL】人口わずか160人。岡山の集落・上山に魅せられたローカルフレンドと巡る「当たり前じゃない」豊かな暮らし【上山…

ゼロカーボン社会を目指し、行動変容を呼びかける『CQプロジェクト』は、ローカルフレンド(現地の人々)と出会い、現地に溶け込むような旅を提供するサービス『TRAPOL(ト…

CQ
8か月前
13
固定された記事

シェア1%の"本物の醤油"を次世代へ。木桶職人復活プロジェクト発起人・​​ヤマロク醤油の挑戦

2013年にユネスコ無形文化遺産として登録された「和食」。そんな日本の誇る食文化の味の要となるのが醤油です。 しかし、そんな醤油の伝統的な製法・木桶仕込みに欠かせない「木桶」が絶滅の危機に瀕していることをご存知でしょうか。 大量生産・大量消費の波に押され、ステンレスタンク仕込みの醤油が主流となり、木桶職人は激減。今や木桶仕込みの醤油は全体の流通量の1%ほどにまで縮小しました。 そんななか、立ち上がったのが150年の歴史をもつ醤油屋・ヤマロク醤油の五代目当主・山本康夫さん

日用品を「置き換える」だけ!気軽に始める、置き換えエコライフ

私たちの日常生活は、知らず知らずのうちに環境に大きな負荷をかけています。しかし、使用する製品や習慣を少し変えるだけで、その影響を大幅に減らすこともできるんです。 今回は、日々当たり前に使っている日用品や衣類、家具などを「置き換える」だけで、環境負荷を減らせる方法をご紹介します! 日用品の置き換え:「プラスチック」との付き合い方に注意私たちの生活に深く浸透しているプラスチック製品。その便利さの裏で、環境汚染という大きな代償を払っています。分解されるのに数百年かかるプラスチッ

年間80泊以上キャンプ!キャンプ女子・森風美が教える、エコと時短を叶える「エコキャンプ」

本格的に夏が始まると、挑戦したくなるのが「アウトドア」! 夏休みは家族や友だちと一緒にキャンプやバーベキューを楽しむ方も多いのではないでしょうか。 そんなときに気をつけたいのが、アウトドアが原因の環境負荷です。近年、キャンプブームが再熱する一方で、アウトドアを楽しむことで発生するゴミや水質汚染などが問題視されています。 今回は年間80泊するほどキャンプを愛し、SNSを通じて、女性でも安心して楽しめるキャンプスタイルを発信しているキャンプ女子の森風美さんに、環境負荷の少な

「もう洋服は着たくない」“ほぼ毎日着物”の人・天野さとみが着物で生きようと決めた理由

Instagramを中心に着物の魅力やコーディネートについて発信したり、着物に関するイベントを開催したりと、「ほぼ毎日着物の人」として活動している天野さとみさん。 ある事故をきっかけに「社会課題に加担したくない」と考え、社会や環境への負荷を減らすライフスタイルを研究しはじめたといいます。 そんなさとみさんは、無理なく環境配慮を続けるには、「正しい他力本願」が大事だと言います。 今回はそんなさとみさんに、着物がエシカルである理由を聞いてみました。 無理なく環境配慮を続け

5分でわかる『地球温暖化』【5分でわかるサステナブルシリーズ】

地球温暖化は、現代社会が直面するもっとも深刻な環境問題の一つです。今回の記事では、そんな地球温暖化のメカニズムや原因、影響、そして私たち一人ひとりにできる対策について解説します。 5分で地球温暖化について正しい知識を身につけて、今日からできる対策方法を実践しましょう! そもそも地球温暖化とは何なのか? 地球温暖化とは、大気中の温室効果ガスの増加により、地球全体の平均気温が長期的に上昇する現象を指します。 温室効果ガスとは、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二

香川県琴平町から小豆島、そして豊島へ。地域と向き合う人々に出会う旅で考えた、「働く」ことの意味。【CQ×TRAPOL】

使命感を持って働いてる大人ってカッコいい。 それなのに、私といえば、いつも「働くのがしんどいな〜」なんて思ってしまう。 実際、この記事を書いている今も、次の原稿の締切のことを考えてしまい、胃がキリキリと痛んできた。 実現したいことがあったり、目の前のことに夢中になったりして働いている大人はいつだって輝いている。 今回、2024年4月17日〜19日にかけて開催されたCQ×TRAPOLのサステナブルツアーでも、そんな楽しそうに働く人々とたくさん出会った。 彼らのようにな

栃木県宇都宮市大谷。アート×サウナで元気を沸かす「元気炉」で、ご機嫌に出会い直そう。【CQ×TRAPOLツアーレポート】

「自分の機嫌を、自分で取れるのが大人だ」。 そんな言葉を聞くことが最近増えてきた。たしかに正しいと思う。不機嫌そうな人は嫌だし、自分の機嫌をまわりに取ってもらうのは申し訳ない。 でも、一生懸命生きていれば、自分の機嫌を自分で取れないくらい落ち込んだり、イライラするときだってある。そんなときに、「自分の機嫌は自分で取ろう」なんて思えるほど、人は器用なものだろうか。 先の見えない社会で、誰もが手探りで生きる現代こそ、「ご機嫌」について改めて考えたい。 そんなことを思ってい

必要なのは、弱者を犠牲にしない「ベーシックインフラ」と「比例型炭素税」。社会的共通資本から考える、持続可能性の高い社会【勉強会レポート後編】

勉強会レポート前編では、経済学者・宇沢弘文氏が提唱した、「社会的共通資本」という概念について理解を深め、宇沢氏の目指した「ゆたかな社会」の実現について考えました。 後編では、そんな「社会的共通資本」を基軸として、「社会的共通資本×エネルギー」「社会的共通資本×プラネタリーヘルス」の2つのテーマについて考えるパネルディスカッションを行い、参加者同士での対話を実施した様子をお伝えします。 パネルディスカッションには、オムロン フィールドエンジニアリング株式会社 執行役員 エネ

誰ひとり取り残さない社会を作るために。経済学者・宇沢弘文が伝えたい、社会的共通資本で考える「ゆたかな社会」【勉強会レポート・前編】

私たちは「自然環境」を土台として、さまざまな資源を享受することで、よりゆたかで便利な社会を発展させてきました。 しかし、今日の資本主義社会においては、経済発展のためにより多くの生産と消費が繰り返されるなか、自然環境の重要性が軽視されてきました。 経済成長のために自然破壊や気候変動が進むなかで、私たちが持続可能な世界を実現し、幸せに暮らしていくためには、どのような社会を目指していけばよいのでしょうか。 この途方もない課題に対する1つの答えとなるのが、「資本主義と闘った男」

「捨てる」から「直す」へ。割れたお皿も破れた靴下も蘇らせる「繕い」のススメ

洋服に穴があいたり、お気に入りの食器が壊れたりしたとき、「新しいものを買えばいいから、もう捨ててしまおう」とすぐにゴミ箱に入れてしまったことはありませんか? モノがあふれ、便利さを追求できるようになった現代社会。壊れたものは簡単に捨て、新しいものに買い替える消費スタイルが当たり前になっています。 しかし、「大量生産・大量消費・大量廃棄」の負の連鎖が続くなか、ゴミ問題が地球環境に与える影響は計り知れません。 そこで今回は、私たちの生活のなかに簡単に取り入れられるサステナブ

自然と関わらないと幸福度が下がる?自然体験の減少がもたらす「経験の喪失スパイラル」

部屋に花を飾って気分を上げたり、そよ風に吹かれて心が落ち着いたり。休日にはハイキングやキャンプに行って自然との触れ合いを楽しんだり、桜や紅葉を見に行ったり。 私たちはそんな「自然体験」を通じて、日常的に癒やされ、喜びを感じています。しかし、自然と触れ合うことで具体的に得られる効果は知らないという方も多いのではないでしょうか。 今回は、そんな自然体験が私たちに与えてくれるものや、人々が自然体験を増やすことで生まれる環境課題への影響について、生態学者の曽我昌史さんにお聞きしま

売らないお店が増加中?今、アパレル業界を中心に「物々交換」が注目されるワケ

2023年9月、アパレルブランド「ビームス」が、原宿で「モノを売らないお店」を期間限定開催したことが話題になりました。 「モノを売らない」という名前の通り、店内に商品は置かれていません。その代わり、着なくなった服を持ち込むことで、経年在庫や店舗の装飾に使われていた商品など、販売予定のない品と交換することができる「物々交換」を軸にしたキャンペーンです。 参照:「モノを売らないお店」が原宿に期間限定でオープン!モノとモノとの交換を通して、モノの価値やライフサイクルを一緒に考え

【CQ×TRAPOL】北海道・弟子屈町。アイヌ民族の精神性に学ぶ、自然に「いてほしい」と思われる人間のあり方【弟子屈ツアーレポート後編】

ゼロカーボン社会を目指し、行動変容を呼びかける『CQプロジェクト』は、ローカルフレンド(現地の人々)と出会い、現地に溶け込むような旅を提供するサービス『TRAPOL(トラポル)』とコラボして、環境課題への価値観を変える「サステナブルツアー」を企画・開催しています。 今回は、前編に引き続き、サステナブルツアー第3弾で訪れた北海道「弟子屈町(てしかがちょう)」での2日間を振り返ります。 ツアー2日目:弟子屈の自然を肌で感じ、アイヌの歴史に触れる■カヌーやスノーシュー、弟子屈の

【CQ×TRAPOL】北海道弟子屈町で、アイヌ文化と白銀の世界に触れるサステナブルツアーを開催。極寒の地で取り組む「住民主体」の町おこし【弟子屈ツアーレポート前編】

ゼロカーボン社会を目指し、行動変容を呼びかける『CQプロジェクト』は、ローカルフレンド(現地の人々)と出会い、現地に溶け込むような旅を提供するサービス『TRAPOL(トラポル)』とコラボして、環境課題への価値観を変える「サステナブルツアー」を企画・開催しています。 今回は、CQ×TRAPOLのサステナブルツアーの第3弾として、2024年1月23日〜24日に北海道「弟子屈町(てしかがちょう)」を訪れました! 北海道といえば、先住民族である「アイヌ」の歴史と文化が残る土地。本

幸せは、“偶然”手に入ったもので形作られる。哲学者・近内悠太が贈る「所有=幸福」に囚われる現代人への処方箋

私たちはこんなにも便利で快適な社会を生きているはずなのに、いつまでも心が満たされないのは、どうしてだろう。何かに追われている気分になったり、幸せを感じられなかったり。 CQプロジェクトでは、旅を通じて地球環境と向き合う「サステナブルツアー」を重ねてきました。 印象的だったのは、参加者からは「地球をもっと大切にしたいと思った」という感想のほかに、「自分の本当にやりたいことが見つかった」という感想が届いていること。 都市生活から離れ、自然と触れ合うことが、なぜ私たちを満たし

【CQ×TRAPOL】人口わずか160人。岡山の集落・上山に魅せられたローカルフレンドと巡る「当たり前じゃない」豊かな暮らし【上山ツアーレポート後編】

ゼロカーボン社会を目指し、行動変容を呼びかける『CQプロジェクト』は、ローカルフレンド(現地の人々)と出会い、現地に溶け込むような旅を提供するサービス『TRAPOL(トラポル)』とコラボして、環境課題への価値観を変える「サステナブルツアー」を企画・開催しています。 今回は、前編に引き続き、サステナブルツアー第2弾で訪れた岡山県美作市にある「上山(うえやま)」での2日間を振り返ります。 ツアー2日目:狩猟や炭作りの体験で、里山での暮らしに密着!上山での最初の夜が明け、外に出