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自己紹介~だから私は引きニートになった~

社会の片隅の、狭くとっ散らかった部屋からとっ散らかった文章をお届けしている当アカウント。

さて、私の初投稿はこの自己紹介記事だったわけなのだが、


ちょっと簡素すぎたなということで改めて自己紹介をしようと思う。

私という人間~だから私は引きニートになった~

小さい頃からとにかく気が弱くて怖がりでどんくさくて不器用で、おまけに生命力が皆無だった私。

家族に「そんな鈍臭くてへなちょこじゃ生きていけないよ。」と言われ続け、その時は「別に生きていけるし。」と思っていたが、その言葉の意味を実感する出来事が次々と起きる。

滑り台から落ちて血まみれになり、車には轢かれかけ、とある理由から餓死しかけ長期に渡る入院を経験。

そんな生命力の無さに加え、ASDの特性であるコミュニケーションの困難さや周りの無理解から不登校になる。

足掻けば足掻くほど落ちていく体調。
突然起きる吐き気と動悸、それに伴う恐怖心。

いつだって他人とはぎくしゃくするし、怒らせるし、嫌われるし、変な人って避けられる。

血のにじむような努力をしても他の人と足並みを揃えた学校生活を送ることはできなかった。それは社会人になってからも同じ。

文字通り死ぬ気で努力をしても他の人と同じ日常なんかを送ることはできずに自信と健康が削がれていき、深く沈んでいった。

社会からドロップアウトした私に残ったのは、臆病で弱くて、神経質でいつも不安で、外敵から身を守るカタツムリのように家に引きこもる。そんな自分。

唯一私にできることと言えば文章を書くことだったけれど、私に文才なんかなかったんだって気づいてしまった。

自分には何もない癖に完璧主義を譲れなかった私は、人と関わるときや文章で自分を表現するときはずっと完璧でかっこいい完全体な自分を装うしかなかったのだけれど、結局の所空っぽな中身は変わらないし、どう立ち回ればいいかわからなくなってきた。

そんな時、過去に家族や友人、学校の先生などに言われた「優しいね。」「おもしろいね。」「一緒にいると癒される」といった言葉を思い出した。

私のことをよく思わない人も多く誤解ばっかの人生だけれど、こんなにも素の私を認めてくれた人がいたという事実を思い出し、自分の良いところも悪いところもひっくるめて受け入れることができるようになり完璧な自分を演じることを辞めた。

そのタイミングで出会ったのがこのnote。

noteでも無理をすることも背伸びをすることもしたくなかったので、素の自分をさらけ出そうと決め嘘偽りない私の気持ちを文章に乗せてきた。

失敗のない奇麗すぎる人生に人は惹かれない。

私はある時からそう考えるようになり、弱くて脆くて不格好で拙い不完全体な自分と、その生き様を現実でもnoteでもさらけ出してきた。

完璧主義だったASD、不安障害持ちの人間が語る不完全な自分と過去の失敗から学んだこと。

それがなんらかの意味を持つこと信じて私は今日もnoteを書く。


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