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コミュニケーションの苦手を克服しよう

これだけはできるようになりたい話の聴き方について。
毒親育ちの僕らって、コミュニケーションに苦手意識がつきもの。
どうしてもなかなかコミュニケーションがうまく行かなくて、人間関係でトラブルを起こしてしまいがち。今日は毒親育ちの僕らが大切にしておくべきコミュニケーション術をお話してきます。


★今回のコミュニケーション術の目的

コミュニケーション術を身につける目的は、あなたが人間関係においてコミュニケーションで傷つくことを減らすことです。
僕らは人の話を通して、自分が常にディスられているんではないか?という先入観を持ってしまってるもの。
もちろん、これも親の毒の影響です。
コミュニケーションにおいて常に否定され続け、理解してもらう経験をしてきていない僕ら毒親育ちは、どうしても人の話を素直に聞けなくなってしまっています。
だから、悪いというのではなく、そうなってしまいがちだという事実を、まず知っておきましょう。

コミュニケーションというのは、意識して訓練すればするほどどこまでも高めていくことができます。
この記事を参考に、小さなステップから成長していきましょう。

★コミュニケーションの苦手を克服するためには

そもそも、コミュニケーションがなんなのか?
実は僕ら日本人の殆どが誤解していることがあります。
コミュニケーションとはなんのためにするのか?
それは
“あなたに私を理解してもらう”

ため、

ではありません!!!

コミュニケーションとは、

“あなたを私が理解する”

ためのものです。

どうしても毒親育ちの僕らは、
相手に理解してほしい思いが先走りがち。
しかも、日本人の多くがこのことすら理解していないので、
話したいことを話したいように話し、
理解してもらえないことで、相手をディスる。

こういうコミュニケーションを繰り返しています。


別に、理解してもらいたい思いが悪いわけではないのですが、
理解してもらえないからと相手をディスるのは、
毒親と変わらないですよね。

毒親は子供を自分の言いなりになせるためにコミュニケーションしています。
理解させるためのコミュニケーションですね。

そんなコミュニケーションされ続けてきた僕ら毒親育ちは、
そんなコミュニケーションが一番苦しいことを一番理解してますよね。


★なぜ、コミュニケーション術を身につける必要があるのか?

あなたがコミュニケーションで傷つかないことはもちろんなのですが、一番の理由は別にあります。

コミュニケーションが苦手だという、思い込みを外すことで、
コミュニケーションへの苦手意識、恐怖を取り除くことにあります。


言いたいことが伝わらない
理解されない
認めてもらえない
愛されない

コミュニケーションに対する苦手意識からおきてしまうトラブル悩みの軽減ができる。

それが、コミュニケーション術を身に着けていただく理由です。


★毒親の毒の影響

僕ら毒親育ちはコミュニケーションにおける成功体験があまりにも少ないです。

そのためにどうしても「理解してほしい」思いがつよくなってしまいがち。
決して悪いことではないのですが、


理解してほしいが強いコミュニケーションで、
ここまでうまくいってないはずなんです。

あなたが悪いわけではないです。
単にこれまであなたはコミュニケーションというものを知らなかっただけです。
親の毒のせい。
親の一方的なコミュニケーションのせいで、コミュニケーションを身につけてこられなかっただけです。
今から少しずつ訓練していきましょう。

それではコミュニケーション術に入っていきます。

★コミュニケーションしていくためのマインドセット

“自分を理解してもらうのではなく、相手を理解する”

コミュニケーションは相手のためにしましょう。
言いたいことだけ言われ続けてきた痛みを、僕ら毒親育ちは知っていますよね?
相手を理解しようという意識を持ちましょう。
相手を理解しようというあなたの思いが伝われば、
相手の方からあなたを理解しようと、
歩み寄ってくれます。
すべての人から理解されようとか。
すべての人を理解しようとか、
捨てていいです。
人は究極的には理解し合えないです。
でもね、理解しようと歩み寄ることはできます。
そうやって1ミリずつでも理解しようとするために歩み寄ることが、
コミュニケーションにおいて最も大切なんだと、
マインドセットしておきましょう。


そして、
“自分のジャッジはしない”
理解するために必要なことです。
自分のジャッジはしないこと。
人はそれぞれ様々な価値観、世界観を持って生きています。
大切にしているものも違います。
心の傷もそれぞれ違います。
人はそれぞれ違う。
ひとはそれぞれの世界で生きてるんだと、思いましょう。

なにも、聖人君主になろうとかではないですから、
どうしても相性が悪い人もい出てくるでしょう。
そういう人と出会ったとしても、
あなた自身が否定されるわけではないこともここで覚えておきましょう。

あなたが理解しようという意識さえ持って、
コミュニケーションしていたらいいだけです。
たとえ、あなたをディスるような発言をされたとしても。
「なんで今こういうことを言おうとしてるんだろう?」
相手を理解する意識を忘れないこと。

少しづつ意識して訓練していきましょう。

★相手を理解するための聴き方

◎言葉だけ聴く
音声の情報を聞くイメージです。
ジャッジしないために、音として、言葉を追いかけるイメージで聴きましょう。
話の全部を記憶する必要もありません。
相手も人ですから、呼吸を入れずに何分も話しはしないです。
一通り聴き終えたら、今のってこういうこと?って確認してみましょう。
「あなたの話をちゃんと理解したいんです」
って前もって言っておくことで、
「お前話聞いてないだろ」とは言われにくくはなります。
厳密には相手の伝え方の問題も時にはありますが、ここでは一旦脇に置き、
こちらの聴く力を高める方の意識を持ちましょう。
話を聴いてるだけで、感謝されることも増えていきますよ。


◎相手の空気を感じる
次のステップは、
相手の空気を感じること。

空気と書きましたが、相手の感情面や目線の動き、身振りなど含めた相手の周りのエネルギーのことです。

これ、なんで必要かって言うと、
話してる言葉と相手のエネルギーがズレることがあるんですね。

なんか、優しく話してくれてるけど、裏がありそうだな、と感じたことはありませんか?

話してる言葉とエネルギーが一致してればよいのですが、
僕らはコミュニケーションを通してどちらかというとこのエネルギーを感じているものです。

毒親からはマイナスのエネルギーを常に浴びせられてきたので、感覚的におわかりいただけるかと思います。

この感覚、非常に大切です。

相手を理解するときに、このなんかおかしいな?と思ったところを聴いてみましょう。
この感覚を放置していけば行くほど、相手を理解できなくなっていきます。

空気を感じていくことが大切なんだな、
くらいで今はいいです。

ハードルを思いっきり下げていいので、
今の自分にできることから少しずつチャレンジしていきましょう。




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