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#62 職場の人間関係がストレス・・・【〇〇な人の対処法】

(この記事は2643文字で約6分で読めます)

こんにちは
カウンセラーの優(ゆう)です。
今日もリラックスして聞いてください。


先日、こんなツイートをしました。

上記の内容を詳しく解説します。


あなたはこんなことを思ったことはありませんか?

職場で性格が合わない人がいる・・・
ウマが合わない・・・
ソリが悪い・・・


そんなあなたに向けて書きました。

この記事の内容を実践すれば、あなたが苦手なタイプの人の対処法が分かります。あなたの人間関係のストレスが少しでも下がると良いですね。ぜひ最後までお付き合いください。



「その人らしさ」を作るビリーフ

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あなたもこれまで色々な人と出会ってきたと思います。その中で「なぜこの人はこんなに出しゃばるんだろう」とか逆に「なぜこの人は頑なに動かないんだろう」って思ったことがあると思います。


そのように人の性格や特徴が千差万別なのは「ビリーフ」というものが関係しています。

要は信条のことですね。こんな時はこうするべきだ!みたいな思い込みとも言えます


生きていく中で身につけたビリーフは、まるで色眼鏡のように世界の色を変えます。なのであなたが見ている世界と、他人が見ている世界はまったく違うんですね。なので反応もまったく違ってくるんです。


なので相手を変えようとしてもなかなか大変ということがなんとなく分かりますよね。別の世界を見ているので難しいんです。


だから、相手に合わせてうまく誘導してあげましょう。その事例を今日は1つ紹介します。



いつもでしゃばる人っていますよね

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例えば、あなたの職場にこんな人はいませんか?会議で「何か意見がある人は?」というと必ず手を上げて自分の意見をまくしたてる人です。その意見は少し的外れ・・・なんだかこうするべきだ!みたいな提言をしていて空気がどんどん悪くなっていく・・・そんなでしゃばりな人


実際どこの会社にもいらっしゃるんじゃないでしょうか。あなたは思い当たる人が浮かんだみたいですね。


まずはその人のことを分析していきましょう。この人のビリーフの特徴は主体性の強さにあります。「まずはやってみる」とか、主導権を握ることに意識が向きやすい傾向があります。


そして、このタイプは「周りと協調して動く」というより「自分から率先して動く」ことがモチベーションの源となっています。


そのため協調性はありませんが、リーダーシップが強い人が多いですね。ところが、その傾向が強く出過ぎてしまうと、周りのことを考えない、でしゃばりと思われてしまったり、考えずに動いて失敗する人というレッテルを貼られてしまいます。そんな人への対処法です。



いつもでしゃばる人への対処法

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そんないつもでしゃばる人へはどう対処したらよいでしょうか。

おすすめは「お先にどうぞ戦略」です。

発言する機会があれば先に話させてあげたり

立候補する機会があれば率先して立候補させてあげたり

提案する機会があれば、先に提案をさせてあげましょう


なんだか負けたような気がするかもしれませんが、あなたにとってメリットがたくさんあるんですよ。


まず相手にお先にどうぞと譲ってあげると、でしゃばりな人はとてもやる気を出してくれます。あなたが上司やリーダーだったらそのエネルギーを活用することもできますし、あなたが同僚だったとしてもプロジェクトが成功に近づいたり良い影響があるでしょう。そこを冷静に見極めてこちらが誘導してあげましょう。


この文章を見たということは、あなたはでしゃばりな人をなんとか対処しようとしていますよね。そんな冷静な対応ができるあなたが大人になってあげましょうよ。



返報性の原則を活用しましょう

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もしですが、あなたも実は目立ちたがりの仕切りたがりの、まぁ要は でしゃばり笑 だった場合は同じようなタイプがいたらイライラしてしまいますよね。


でもそんな場合でも相手に譲ってあげる「お先にどうぞ戦略」は有効です。人間には返報性の原則っていうのがあります。

何か相手からしてもらった場合「何かお返しをしなければならない」という感情を抱く心理があるんですね。


まずは相手にさせてあげる、言いたいことも先に言わせてあげる、最後まで話を聞いてあげる。そうすると相手はスッキリしますし、自分ばかりがしゃべってしまったけれどこれでいいのかな、、という心理が働きます。そこであなたがリーダーとしてこう推進していって欲しいとか要望を出してその通りに動いてもらいましょう。



フォーブスもカーネギーも同意見

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ちなみにアメリカの世界的な経済誌であるフォーブス誌でも「お先にどうぞ戦略」は推奨されています。

「相手に最初に話させて、思いのたけを発散させます。そこからさらに交渉に有利な価値ある情報を得ることができます。それで相手より少し有利な立場に立つことができます」

という内容の記事が実際にありました。


また自己啓発といえばデール・カーネギーですが、カーネギーの代表作「人を動かす」の中でも

「相手を説得しようとして、自分ばかりしゃべる人がいる。相手に十分しゃべらせるのだ。相手のことは相手が1番よく知っている。だから、その当人にしゃべらせることだ。相手の言うことに異議をはさみたくなっても、我慢しなくてはいけない。相手が言いたいことをまだ持っている限り、こちらが何を言っても無駄だ。大きな気持ちで辛抱強く、しかも、誠意を持って聞いてやる。そして心おきなくしゃべらせてやるのだ」

とあります。つまり人を動かすには話をよく聞いてあげることが重要だということです。


まぁこんな権威ある経済誌と有名な人が言っているのだからこれは正しいってことにしておいてください。

以上です。

この記事のまとめ

まとめセピア

この記事の内容をまとめると

でしゃばりには話させよう

となります。

以上が #62 職場の人間関係がストレス・・・【〇〇な人の対処法】 でした。

参考文献:飯塚健二 著 「職場の人間関係」に負けない法


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では、次のお話でまたお会いしましょう。
ありがとうございました。
カウンセラーの優(ゆう)でした。

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