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【復職1か月後】気を付けること

※この記事はメンタル疾患で休職していた方に
 役立つ情報を発信しています。

復職直後は、
久しぶりの仕事に対して、
恐れや不安が大きくて、
あまり周囲が
よく見えていなかったと
思います。

就業制限が付いて、
休職前との変化に
対応するのも
大変だったでしょう。

それが、
一ヶ月も経つと、
十分ではないとはいえ、
やや取り回し方にも
慣れてきたのではないでしょうか。

この時期は、
そんな状況に
対応できてきた頃だからこそ、
気を付けたいことを
お伝えしたいと思います。

人間、
1ヶ月経つと、
ややマンネリ感が出てきます。
それだけ
順応力の高い動物だ
ということなのですが、
良くも悪くも
余力が出てくるのです。

人によっては、
余裕があるからと言って、
業務量を大幅に増やしてみたり、
休職中の分を巻き返したいからと言って、
無理をしようとする人もいます。

しかし、
調子に乗っては
いけません。

この1ヶ月間で、
体調不良による
突発休はもちろんのこと、
少しでも身体に
不調を感じた日があったのであれば、
言い訳をせず、
しっかり反省しましょう。

今の状態は、
休職して、
身体的には、
かなりストレスが軽減された状態です。
いろいろ不安や焦りもあるでしょうが、
それでも、
疲労が蓄積された状態に比べると、
ストレスは
コントロールできる範囲と言えます。

というより、
今の段階で、
ストレスをコントロールできないと、
今後、
就業制限が解除されたり、
これまでにないトラブルや、
疲労が蓄積されたときに
対処できなくなってしまう可能性が
高いのです。

それなのに、
少しでも不調があって、
それをコントロールできなかった、
ということであれば、
今後、もっと大きなストレスに
さらされた場合には、
とても、
てこずることになると言えるのです。

就業制限がかかっている人や、
休職前の疲労がクリアになって、
基本的には、
余力がある人もいるでしょう。
しかし、
それも今のうちです。

この時期に
しっかりと自分の抱えるストレスを
コントロールできるようになって、
ストレスがあったとしても、
それを身体の不調にまで
発展させないような対策を試す、
実践の場での
リハビリ期間だと考えてください。

今の時期であれば、
まだ職場も、
「復職直後だ」という認識で
接してくれることも、
今後のためにも利用してください。

ストレスを感じること自体は、
自然なことです。
問題ありません。
ただし、
それをコントロールできずに、
眠つきの悪い日があったり、
頭痛や肩こりが出たり、
仕事に影響するほどの
気分の落ち込みがあった場合には、
真摯にとらえて
より一層、慎重になって
いただきたいと思います。

ストレスを感じた時の
自分なりの対処方法を試し、
どうしたら、
自分の体調をコントロールできるのか、
心身ともに安定するように
努めていただきたいと思います。



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