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休職?…もう転職しちゃいたい。

メンタルヘルス疾患で休職する際、
転職も考える人がいます。
なかには、
休職するくらいなら、転職しよう
という人も
少なくありません。

今日は、
カウンセラー視点から見た
そのような人への
アドバイスをお伝えします。

一元的な結論から言うと、
メンタル疾患で治療している間は、
転職はお勧めしません。

なぜなら、
メンタル疾患を患っている間は、
判断力が鈍り、
また、判断するという行為そのものが、
ストレス度を上げてしまうからです。

人生は、
選択することの連続ですから、
ただ生活しているだけでも、
選択を迫られます。
そのような中で、
人生を左右するような
大きな決断をする、というのは、
メンタル面に大きな負担をかけるのです。

メンタル疾患の治療中は、
ストレス源から離れて
ストレス度を下げることが
治療の前提となります。
ですから、
転職のような大きな決断をするのは、
回復を遅らせることになるのです。

現職場を休職することになった要因を考えると
モヤモヤも残ると思いますが、
それでも、
メンタル疾患から回復の兆しが出てくるまでは、
一旦は、休職を継続し、
療養に専念することをお勧めします。

とはいえ・・・
絶対に転職するな、という話ではありません。

転職するタイミングがあるとすれば、
休職して、
判断力・決断力が戻ってきたら、
十分に検討したうえで、
転職することも有りだと思います。

そのような状態になるためにも、
最低でも1ヶ月は、
是非しっかりと療養いただくと
良いと思います。
1ヶ月くらい経つと、
少し考えにも余裕ができて、
転職の判断もできてくると思うので、
まずは焦らないで
考えていただきたいです。


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林 花江(@hanae.hayashi) • Instagram写真と動画

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