見出し画像

どうして朝から仕事しないといけないんだろ

体調がしんどい時でも、
「午後だけなら仕事できそう」と
思える時があります。
どうして
朝から出社しないといけないのか、
そのルールが
厳しく感じられますよね。

でも実は、
『生活リズム』というのは、
復職可否の判断基準2つのうちの1つです。
(※もう1つは、『再発防止策の立案』です。)

“早寝早起”と言うと、
「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、
睡眠を始めとした
『基本的な生活リズム』は、
社会人としての基本であり、
「決まった時間に、決まった行動ができる」ということは、
集団生活を送るために、なくてはならないルールなのです。

なので、
少しでも
体力に余裕がある日が出てきたら、
『生活リズム』を
意識して過ごすようにしてみてください。

(余談ですが、小学校の通知表の項目にも
『基本的な生活リズム』があるんですよ。
集団生活に重きをおいている日本では、
そんな頃から、成長過程の一つとして
『生活リズム』を身に付けてきているのですね。)

もし、あなたが、
今後、仕事(家事も含む)をせずに、
生活をしていくことができるのだとしたら、
生活リズムを整える必要は、
あまり無いのかもしれません。

寝たいだけ寝て、
食べたい時に食べ、
他人との時間を気にすることなく
人生を送れば良いでしょう。

でも、仕事をするのであれば、
人との時間を共有するため、
『基本的な生活リズム』は必須になります。

具体的には、
復職前に身に付けたい生活リズムとして、
下記のことがあげられます。
①睡眠:毎日同じ時間に、早寝早起き。昼寝無し
②食事:毎日決まった時間に3食摂る
③運動:昼間に散歩などの軽い運動をする

上記は、どれも、
「寝たい」「食べたい」「休みたい」など、
人間の生理的な欲求に紐づいた、
とても基礎的な制約です。
このような欲求をコントロールできずして、
仕事で発生するストレスを
コントロールできるわけがありません。

逆に言えば、
これらのことができるようになっていれば、
“自分を律することができる“
という状態になりますので、
ようやく「復職」が
現実的なものとなるのです。

最終的には、
起床時間や就寝時間を、
就業時と同じ時間にして、
生活できるようになりましょう。
また、出社時の通勤に
耐えられるだけの体力も必要となります。
それらのことを見越して、
少しずつ、『生活リズム』を
整えていっていただきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?