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"Oh Yeah" - The Subways; 10代の輝きを閉じ込めたような【和訳】

元気出したいなと思っていたら、わたしのスマホが元気なロックンロールの曲をかけてくれました。
The Subways(ザ・サブウェイズ)の「Oh Yeah」
随分久しぶりに聴きます。

The Subways(ザ・サブウェイズ)はイギリスの3ピースロックバンド。

デビュー当初は、ビリー(Vo/Gt)、ジョシュ(Dr)の兄弟と、幼馴染でビリーの婚約者・シャーロット(Ba/Vo)の3人でやっていました。

そのうちビリーとシャーロットが破局しますが、バンドは継続。
最近動向を聞かないなと思って調べてみたら、いつの間にかジョシュが抜けて、もう1人女性が加入しておりました。びっくり。
ザ・ラモナズのカミーユという方だそうです。

※真ん中の女の子がシャーロット。


大学4年の時にとても好きになった男の子がいたのですが、彼と出会ったきっかけがサブウェイズでした。
当時全盛期のSNS・mixiの、サブウェイズのコミュニティで知り合ったのです。

ベースを弾く彼は、わたしもベーシストだと思って話しかけてくれたようです。
大学1年の時、半年間だけ軽音楽部に入ってベースを弾いていたので、そのことを書いてくれている紹介文を読んだのでしょう。
実際は、先輩が怖くて軽音部は半年で辞めてしまい、ベースもそれ以降人に貸しっぱなしでずっと触っていなかったのですが。


話を戻します。

2005年のデビュー時はまだ10代だったサブウェイズ。平均年齢19歳とかだったはず。

1stアルバム『Young for Eternity』は、そのタイトル通り、彼らの若さを前面に押し出した作品。

粗削りだけども若さゆえのパワフルな楽曲が多いです。
フレッシュさのみならず、10代特有のちょっと鬱屈した感情やフラストレーションも感じられる。10代の彼らにしか出せなかった音かもしれません。シンプルに見えて奥行きのある1枚だと思います。


その『Young for Eternity』に収録されている「Oh Yeah」は、彼らの最初のシングル曲。そしてわたしが初めてサブウェイズを知った曲でもあります。

先述のとおり、歌詞も音も極めてシンプル。10代の刹那的な輝きを閉じ込めたような1曲です。
「今しかできないことをやろう」という力強さのなかに、10代の終わりを迎える彼らのほんのちょっとの焦燥感も感じたりして。

MVは、やっぱりシャーロットに目が行きます。
小柄な女の子がアグレッシブに髪を振り乱して大きなベースを操っている。なんてかっこいいんだろう。憧れていました。

大学時代に一瞬ベースやってたと書きましたが、ライブの時はシャーロットの真似をして常にミニスカートとロングブーツでした。
しかもベースも白でお揃い。白いベースを買ったのは(元)シンプル・プランのデヴィッドにあやかったのでたまたまですが、まぁ随分とかぶれていたようです。



Oh Yeah  -  The Subways

Well everytime I feel you're comin' round you're going down
You hit the ground with every force it makes no sense or sound

近くに来るたびに君は落ち込んでいるね
君はありったけの力で地面を打つけれど
それは意味もなさず音もしない

God bless you soul girl, now you got the whole world
I'm on my way now, I'll get there somehow

神のご加護を
今や世界は君の手の中
僕は今向かっているところさ
なんとかしてたどり着くよ

Have you ever seen the light?
Don't you wonder where I hide
I will live, then I will die
I will keep you on my mind

その光を見たことがある?
僕がどこに隠れるか知りたいと思わない?
僕は生きていくし、やがて死ぬ
それまでずっと君のことを憶えておくよ

It's your eyes that make me smile
(Oh Yeah, Oh Yeah)
Wasting time, Hangin' out
(Oh Yeah, Oh Yeah)
These teenage years well they don't last
(Oh Yeah, Oh Yeah)
These teenage lips they speak too fast
(Oh Yeah, Oh Yeah)

僕を笑顔にするのは君の瞳
時間を浪費しよう、遊びに出かけよう
10代の時間は永遠には続かない
10代の唇はあまりにも早口だ

I see the light that's shining from your eyes, blinding me
It's like I'm walking down your street again at seventeen

君の瞳から放たれる光は眩しくて目が眩む
17歳のときに君の家の前の通りを歩いた時みたいだ

God bless you soul girl, now you got the whole world
I'm on my way now, I'll get there somehow

神のご加護を
今や世界は君の手の中
僕は今向かっているところさ
なんとかしてたどり着くよ

Have you ever seen the light?
Don't you wonder where I hide
I will live, then I will die
I will keep you on my mind

その光を見たことがある?
僕がどこに隠れるか知りたいと思わない?
僕は生きていくし、やがて死ぬ
それまでずっと君のことを憶えておくよ

It's your eyes that make me smile
(Oh Yeah, Oh Yeah)
Wasting time, Hangin' out
(Oh Yeah, Oh Yeah)
These teenage years well they don't last
(Oh Yeah, Oh Yeah)
These teenage lips they speak too fast
(Oh Yeah, Oh Yeah)

僕を笑顔にするのは君の瞳だ
時間を浪費しよう、遊びに出かけよう
10代の時間は永遠には続かない
10代の唇はあまりにも早口だ

© 2005, The Subways


The Subwaysの1stアルバム『Young for Eternity』


一段と垢抜けた2ndアルバム『All or Nothing』はこちら。


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