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本を作り、旅をしながら本を売る

先日、北関東へ旅に出てきました。

著者から誘われて行ったのですが、一泊2日のゆったりとした旅でした。
あらかじめ大まかな予定を著者の方で組んでいただいたのですが、結果、偶発的なことや私の行ってみたかった場所もあり、それらを織り交ぜて車でのんびり旅となりました。

旅に出る時は、仕事をするためのラップトップとスマホ、最低限の着替えを持っていくのですが、もう1つ忘れてはいけないのが本の注文書です。

たまたま通りがかった書店を見つけて入り、「ああこの書店さんならうちの本も置いてもらえそうだな」と思ったら店主に話しかけて注文書を渡します。

今回の旅では、道すがらにいつも本の注文をいただいている書店があったので、前日に電話し営業しているかを確認。翌日訪ねることにしました。

とても小さな小屋のような書店。
しかし敷地内には、その小屋以外にカフェや宿泊施設などもあります。
ユニーク!

書店を覗いてみると、「ああ、こういうタイプの本を揃えているんだな」ということがわかります。
店主の好みがわかるわけです。それも小さな書店だからこそわかります。

昔、旅ライターをやっていたのですが、その頃のぼくは「こんな呑気な仕事やってていいのかな」と思っていました。
人の紹介があって、楽々、旅行関連の仕事をやっていたんですね。

受験勉強のように、苦労して目的を達成する、と昔は思い込んでいました。
だからその後、音楽やアートというやりたかったジャンルの仕事をしていたときは楽しかったのですが、同時につらかったです。
まわりにはライターのライバルばかりいるように思えて、毎日が戦いみたいでした。

結果、いまを楽しむ、ということがなにより大事だな〜と最近になってわかってきました。

本を作って、全国を旅しながら本を売る。

とってもいいですよね。


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