コトノハ|cotonoha inc.

出版と編集 東京の南、池の近くの編集出版の「コトノハ」です。ローカルな視点で編まれる冊…

コトノハ|cotonoha inc.

出版と編集 東京の南、池の近くの編集出版の「コトノハ」です。ローカルな視点で編まれる冊子やさまざまなジャンルの単行本を通じて、新しい出版の可能性を切り拓いていきます。時折「#カードリーディング」も。 https://cotonoha.co

マガジン

  • 本づくり以外の仕事

    小さな出版社の2人が出版をしながら発見した本づくり以外の仕事について紹介します。

  • コトノハRADIO(Apple Podcast番組)

  • #読書の秋2021 #植物癒しと蟹の物語 読書感想文

    noteの読書感想文コンテスト「#読書の秋2021」の課題図書『植物癒しと蟹の物語』に寄せていただいた感想文をまとめています。 *2021年10月17日〜11月30日期間に投稿いただいたものが対象です。

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    対話する読書会チケット

    9月25日午後6時30分から「対話する読書会」を開催します。今回は、西村賢太など無頼の小説家にスポットを当て、その作品と人生をテーマにスタートします。参加を希望される方は、ご自身が好きな無頼の小説家の本を持参してください。みなさんの無頼小説家について語り合いましょう。参加人数は10名を予定しています。場所は東急池上線荏原中延駅から徒歩6分ほどの会議室。※ご予約が完了した方へお知らせいたします。
    ¥1,000
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    街の手帖32号(4月30日発売)

    特集「癒やし」・はじめにー針谷周作・大田区・品川区 街情報・『蒲田温泉』の音楽などを世に送り出すバクザンの人生・「癒やし」のお風呂紹介(大田区・品川区・川崎市)・わたしの癒やしスポット(整体・カイロプラクティック・オステオパシーなど)リコメンダー:栗原務(リトル・クリーチャーズ)、ほしぶどう(天才百貨点)、TOWNくん(たいやき と)、ペロリサイコ、あんず文庫、yoshi、石井ソムリエ、おおたグルメ大将軍、御嶽山の主婦X、街の手帖編集部・癒やしの音楽(PET SOUNDS RECORD・森陽馬/春の雨・中澤敬/トランジスターレコード・岡美喜子)・呑川沿いをゆっくり歩くー服部剛(詩人)・一枚のレコードー直枝政広(カーネーション)・BOOKS井上の閉店・落語家の食卓ー三遊亭司・THE CRICKET SAYSー小林大輝その他、街で人気のアーティスト、お店の店主、ライターが登場
    ¥500
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    対話する読書会チケット

    9月25日午後6時30分から「対話する読書会」を開催します。今回は、西村賢太など無頼の小説家にスポットを当て、その作品と人生をテーマにスタートします。参加を希望される方は、ご自身が好きな無頼の小説家の本を持参してください。みなさんの無頼小説家について語り合いましょう。参加人数は10名を予定しています。場所は東急池上線荏原中延駅から徒歩6分ほどの会議室。※ご予約が完了した方へお知らせいたします。
    ¥1,000
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    街の手帖32号(4月30日発売)

    特集「癒やし」・はじめにー針谷周作・大田区・品川区 街情報・『蒲田温泉』の音楽などを世に送り出すバクザンの人生・「癒やし」のお風呂紹介(大田区・品川区・川崎市)・わたしの癒やしスポット(整体・カイロプラクティック・オステオパシーなど)リコメンダー:栗原務(リトル・クリーチャーズ)、ほしぶどう(天才百貨点)、TOWNくん(たいやき と)、ペロリサイコ、あんず文庫、yoshi、石井ソムリエ、おおたグルメ大将軍、御嶽山の主婦X、街の手帖編集部・癒やしの音楽(PET SOUNDS RECORD・森陽馬/春の雨・中澤敬/トランジスターレコード・岡美喜子)・呑川沿いをゆっくり歩くー服部剛(詩人)・一枚のレコードー直枝政広(カーネーション)・BOOKS井上の閉店・落語家の食卓ー三遊亭司・THE CRICKET SAYSー小林大輝その他、街で人気のアーティスト、お店の店主、ライターが登場
    ¥500
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    わたしのコトノハ|あんず文庫・加賀谷敦さん②

    毎回ゲストを招き、これまでの人生で心に残った「言葉」を語っていただく「わたしのコトノハ」。今回は、あんず文庫の加賀谷敦さんをお招きしました。加賀谷敦さんは、大田区山王と馬込のあいだにあるあんず文庫のオーナーで、かつてその一帯にあった馬込文士村を時代を超えて受け継ぐような姿勢で書店を営業しています。第2回目は、加賀谷さんが大田区・馬込銀座でお店を開いた理由や、お店の経営あれこれについてお伺いしています。聞き手はコトノハの針谷周作です。※本コンテンツは音声データ(mp3)です。
    ¥350
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「対話する読書会」を開催します。

9月25日午後6時から「対話する読書会」を開催します。 参加費は1000円。 今回は、西村賢太など無頼の小説家にスポットを当て、その作品と人生をテーマにスタートします。 参加を希望される方は、ご自身が好きな無頼の小説家の本を持参してください。 みなさんの無頼小説家について語り合いましょう。 参加人数は10名を予定しています。 場所は東急池上線の荏原中延駅から徒歩6分ほどの会議室。 こちらはご予約をいただいた方へお知らせしています。 ご予約は以下よりお申し込みください。

    • 「品川区100人カイギ」に登場します

      街で働く100人を起点に人と人をゆるやかにつなぎ、都市の在り方や価値の再発見を目的とするコミュニティが「100人カイギ」。毎回、身近で面白い活動をしている5名のゲストの話を聞き、ゲストが100名に達したら解散します。港区100人カイギから始まり、現在では全国約70箇所まで広がっています。 9月10日(火)に五反田JPビルディング2Fにて開催される「品川区100人カイギ」に、コトノハ代表の針谷が登場します。 ぜひこの機会にどうぞ! https://shinagawaku1

      • 寄稿@版元ドットコム

        版元ドットコムさんの「版元日誌」に寄稿しました。 ぜひご一読ください。

        • 【連載】言葉と身体|松波太郎

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          11本

        記事

          「小説を書く」という行為がもたらす人への影響

          かつて小説家の村上春樹さんは、人間は2階建ての家のようであり、さらにそこには地下室がある、というようなことを書いていました。 普通の人は、1階と2階で暮らしているが、小説家は地下室に降りていって、さらにその地下室にはまた別の部屋があって、そこで小説を書くのだと。 20年ほど前、私は小説を書きたいと思い試みたことがあります。それはその後、以下の小説として完成しました。 この小説を書くにあたり、私は村上春樹さんが言う「地下室」のような場所に降りていきました。 小説を書くには

          「小説を書く」という行為がもたらす人への影響

          フリー株式会社から送られてきたパンフレットが秀逸だった

          ある日ポストを見にいったら、クラウド会計ソフトのfreeeから封筒が送られてきたので開封すると、2〜3種のパンフレットが同封されていた。 freeeは利用したことがあるし、蔵前にある透明書店を経営していることも知っていたので早速開封すると、同封されていたパンフレットを見て思わず声をあげてしまった。 「デザインも形状も、こんなに考えられたパンフレットは最近見たことない!!」 (ちょっと独り言が長い) かつてはよく郵送されてきたファッションやデザイン関係の考えられたチラシ

          フリー株式会社から送られてきたパンフレットが秀逸だった

          神保町のドトールで居合わせた客に力説したいことがあったら本にした方がいい

          街にたたずむ1軒の店。 その店は、常連客同士がざっくばらんに雑談をし合えるような、和やかな場所。 そこで種々ざまざまなことが話題に上るのですが、自分の考えを力説する人がいます。 私は職業柄、そんな人の話に耳を傾けるのが苦ではなく、むしろ興味を持って聞いているのですが、そんな風に思う人はごくわずかで、大抵の人は「また言ってるわ…」と呆れています。 話は変わりますが、10年ほど前、神保町のT堂書店の隣にあるドトールの2階席で、ある人が大きな声で独り言を話しているところに、た

          神保町のドトールで居合わせた客に力説したいことがあったら本にした方がいい

          本の大事さを実感した瞬間

          いよいよ来週末、依頼された版元ドットコムさんの「版元日誌」の締切があるので、原稿を書くための頭の中の整理もあり、このnoteで頻繁に書き溜めています。 さて、あなたが「本が大事だ」と思った瞬間はどんな時ですか? 学校の図書室で面白い本と出会った時、書店のフェアで運命の1冊に巡り合った時、みなさんそれぞれにいろいろあると思います。 私はずばり、入院した時に本の大事さに気づきました。 入院する前は、毎日せわしなく働き、暇ができるとスマホでSNSをチェック。頭の中はひっちゃ

          本の大事さを実感した瞬間

          これからの出版社の在り方?!

          7〜8年くらい前に、地域の14の書店と組んで本のイベントをやっていた時のこと。 この当時から、書店や出版社は大変な格闘?を行なっていたのですが、なんとか書店に足を運んでもらいたい! 本が売れるとはどういうことか? について深く考えていました。 ずばり本が読める人は精神的、金銭的に余裕がある人だと思います。 スマホが手元にあり、種々様々な雑文が読める昨今においては、ひとつのテーマに沿って(単行本の場合)じっくり読むということは、それだけの集中力を持っていて、なおかつ1冊20

          これからの出版社の在り方?!

          6月29日はイベント出店(中止‼️)。大森駅前にて本を売ります。

           地元のつながりでお声かけをいただき、イベントに出店します!  イベントの名前は「第3回城南クラフトマルシェ」です。   もともとクラフト専門のイベントでしたが、「本もクラフトでしょ」という主催者の言葉にのっかって、前回から出店させていただきました。  さまざまな工芸アーティストも参加するイベントで、また今回は東京音楽の祭日との共同イベントです。会場にあるステージで音楽の演奏もあります。  駅前広場の芝生で音楽をききながらくつろぐことができます。  時間は午前11時から

          6月29日はイベント出店(中止‼️)。大森駅前にて本を売ります。

          たこ焼屋さんで本を売る

           場所は大田区・洗足池。  五反田と蒲田を結ぶ池上線のちょうど真ん中くらい。  豊かな自然に囲まれた都会の中のオアシス・洗足池公園へとアクセスする洗足池駅から徒歩1分ほどの場所に、一軒の小さなたこ焼屋さんがあります。  ここは、かつてこのnoteでも触れていますが歴史ある「発見の会」という劇団で役者としても活動してきた店主が営んでいるお店です。(この発見の会から発展した音楽バンド「渋さ知らズ」のメンバーでもあります。)  なんといっても店主のお話は、文化好きなお客さんの

          たこ焼屋さんで本を売る

          整理整頓と混沌とで「わくわく」をつくる

           いい本屋さんだな〜と思う書店というのは、どこか混沌とした雰囲気があるものです。なんだかそう思う。  1冊1冊が整然と整理され本棚に並んでいるのに、ちょっと引いてみると混沌としている……そんなバザールのような雰囲気を醸している。  先日、いま流行りの「棚貸し」の書店を見に行きました。  けれど、ひとつひとつの棚が整然と区切られていて、棚の枠がまず目に入ってくるせいか、「面白い本がありそうだな」とはまず最初に浮かんできませんでした。  もちろん、「棚貸し」の本屋さんという

          整理整頓と混沌とで「わくわく」をつくる

          「文章は書かない」と言っている人の方が面白い本を書きそう

          先日、昔から交流を続けている友人と渋谷で会い、会うといつもお互いの近況報告をしているのですが、その友人はアートをやっていて、ヨーロッパが出自で日本に通算20年近く住み……なんにせよ彼がこれまで歩んできた人生が面白い。 渋谷で家賃5万円の物件をある人から紹介されお店を開店。レーベルを立ち上げアジアの魑魅魍魎とした音楽家たちの音源を世に放ち、さまざまな表現活動を行なって、いつしか極貧生活へ陥り、そこで母国へ帰国しすったもんだがあって、相続の問題に巻き込まれ鬱になり、15年後、日

          「文章は書かない」と言っている人の方が面白い本を書きそう

          本をつかまえるまで

          欲しい本をどこで探していますか? 書店でしょうか? ネットでしょうか? それとも新聞? テレビでしょうか? 職業柄なのかもしれませんが、メディアで紹介されている本を見た時は「いまこういう本が注目されているのだな」と思います。 SNSもそうです。 SNSで話題になっていても、実際に本を触らないと自分の場合わからないのです。 では実際に買う本というのはどこで探しているかというと、書店とメールマガジンです。 正直な回答です。 本屋さんをぐるぐるとまわることが多いので、行った時

          本をつかまえるまで

          本を作り、旅をしながら本を売る

          先日、北関東へ旅に出てきました。 著者から誘われて行ったのですが、一泊2日のゆったりとした旅でした。 あらかじめ大まかな予定を著者の方で組んでいただいたのですが、結果、偶発的なことや私の行ってみたかった場所もあり、それらを織り交ぜて車でのんびり旅となりました。 旅に出る時は、仕事をするためのラップトップとスマホ、最低限の着替えを持っていくのですが、もう1つ忘れてはいけないのが本の注文書です。 たまたま通りがかった書店を見つけて入り、「ああこの書店さんならうちの本も置いて

          本を作り、旅をしながら本を売る

          またまた発送の話

          先日、朝日新聞東京版(6月3日朝刊)に私たちの本が紹介されて結構な反響をいただきました。 記事を書いてくださったのは、私たちのところから群馬の本を出している小泉信一さんです。小泉さんは発行当初から、私たちの活動を見てくれていました。 https://cotonoha.stores.jp/items/636ae64b4ff8c2236413adaf 新聞掲載の日の朝、地元の先輩からメッセージで激励のコメントが送られてきて目が覚め、その後、電話での問い合わせ注文が来ていろい