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4人とわたしの髪が白くなっても
2012年12月5日、今はもうない仮設住宅の狭すぎる一室で、寝ている母の隣で聴いたオレンジ。
きっとふたりならぜんぶうまくいくってさってさ、私もそう思ってたのにな、と思いながら、泣いた夜。
今でも鮮明に思い出せる、好きになった瞬間。
次に再生した動画では、ナース姿の女の人が全力で走っていた。もっと聴いてみたい。そう思った。
あの日から、私の毎日にはクリープハイプの歌がある。
時々頭に浮か
偶然だけど、偶然じゃないようなこと
少し前の土曜日、息子が朝から観ていたEテレを付けっぱなしにしていたら、ドキュメンタリーが始まった。
それはコンゴ民主共和国で起きていることについての番組で(3年前に放送されたものの再放送)、何も知らなかった私には、衝撃が大きすぎるものだった。
こんなことが実際に起こっているのか、これは本当のことなのか、あまりにもひどい、苦しい、嘘であってほしい。そう思った。
私は昔から、辛くて悲しい出来事から
ちょっと思い出しただけ
ずっと待ってた映画を観た。
ちょっと思い出しただけ。
とてもとても良かった。
忘れたくないから、感じたことを書いていく(内容に触れています)。
出会いに向かっていくというストーリーの構成が素晴らしかったと思う。別れから出会い、そして今。
別れに繋がる場面を観ているとき、自分ばっかりは自分なんだよ、好きなのに自分から手を離しちゃダメなんだよって言いたかった。あの日の自分を見ているようで。
苦しみの溶け込んで消えた夜と朝の繰り返しの日々のなかで。
どうしたらよかったのだろう。どうすれば、みんなで車に乗ったまま、春の光が降り注ぐようなあたたかい道を、走り続けられるのだろうか。
宇佐見りんさんのくるまの娘を読んでから、ずっと考えている。
親に向いているのか、親になっていい人間なのか、子どもを作る前にその適性を見る試験があるとして、どのくらいの人が合格できるのだろう。
そもそも、誰が判断するのだろう。明確な答えなどないのだから、判断する人に
流れる月日と、なくならなかったもの。
高校のとき一番最初に仲良くなって、一緒に年を重ねてきた友だちに久しぶりに二人だけで会った。
年齢と中身が全然伴わないって話をしていて、その子が「この歳になっても心のどこかでまだ変わりたいと思ってる」って少し笑いながら言って、「わかるわかるよ、私もだよ」ってなって、気が付いたら「だから多分私クリープハイプが好きなんだよね」って言っていた。
どこに話持っていくねん!と今なら思う。けど本当に、気が付
わたしとこどもとクリープハイプ2
私は自分の機嫌を自分でとるために、クリープハイプの音楽を聴いていた。特に車で出掛けるときに。
息子が2歳になってすぐの頃、車から降ろして抱っこして歩き始めたら突然、ねーもっとーそばにきてーと歌い出したことがあった。息子が初めてクリープハイプの歌を歌った瞬間だった。嬉しくて嬉しくてその時の情景も声も、ちゃんと覚えている。
イトも気に入って、よくソファの上で踊りながら歌ってくれた。
公園の帰り道
わたしとこどもとクリープハイプ
2017年春、クリープハイプの会員限定ツアー秘宝館~満開栗の花~がやっていた頃。私のお腹には赤ちゃんがいた。
悪阻真っ只中で、行けないかも、行けても最後まで観られないかもと思っていたら、その日のライブが2ヶ月延期になった。
延期になった日は安定期に入る日で、安産祈願に行ったその足で、ライブに行った。悪阻はおさまっていた。ライブ中に迷惑をかけることだけは避けたくて、すぐに出られるように出口のすぐ
四つの光と、音楽と。およそ3500字に愛を込めて。
自分が今思ってること。
明日には嘘になってしまっているとしても、書いてみたいと思う。もう絶対消さないぞ(一回消した)。
夜にしがみついて、朝で溶かして
1.料理
この曲はとにかくメロディが好き。
(メロディーってーが付かない方がなんとなく可愛い)
特に好きなのは、滲んで千切れたレシート
のところ。
二人の味付け 涙はしょっぱい
ってすごくいいな。
2.ポリコ
かっこいい。
ポリコレ