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こーた
2024年5月31日 08:19
妻は挨拶みたいに、疲れた、と云う。ただいま、だとか、おはよう、なんてと云う代わりに、疲れた、である。仕事に子育てに忙しく働いているから、疲れるのは当たり前だ(僕も疲れている)。疲れてるなら少し休みなよ、と云ってみた処で、子どもは待ってくれず、なかなか休めない。その子がやっと寝て、ひと休みとばかりソファに寝転がってスマホを眺めているうち、眠りこけてしまうこともあるらしい。だらしがね
2024年5月28日 08:48
児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』を読む。ちくま新書1759。しばらく前に読みおえていたが、良い本で、ちゃんと書きたいとおもっているうち、日が過ぎてしまった。良かった本ほどそう云うことになりがちで、けっきょくは内容を忘れてしまって、いい加減なことになる。まとめようなんておもわないほうがうまくいくのかもしれない、人生も本の感想も。僕の母はよく、日本でも安楽死が合法化されて
2024年5月10日 12:45
二歳になる子どものひとは、車が好きだ。この子の頭のなかの八割は車で占められてるんじゃないか、てくらい車のことばかり考えている(ように見える)。バスや重機が一番のお気に入りだが、たくはいしゃやゆうびんしゃ、引っ越しのトラックなんかも好きで、街で見かけると指差して、はしゃぐ。その子どもができてから、ネットショッピングの割合が増えた。自家用車を持っていないせいもあって、オムツやシャンプー
2024年5月8日 09:23
妻は極度の怖がりだ。ホラーやサスペンス、アクションの類は当然駄目で、大河ドラマなんかも人がたくさん死ぬと云う理由で、観られない。妻の目線に立って世の中のエンターテインメントを見渡すと、怖くてアウトなのがけっこうあって、安心して観られるのはゲイのカップルがメシ食ってるだけ、みたいな日常のドラマくらいである。そういう作品の増えているところをみると、妻みたいな怖がりが昨今は増えているのかもし
2024年5月1日 09:07
妻も僕も、雇われて働いている。共働き、である。子も育てているから、共育て、と云うことにもなる。妻の方が負担は圧倒的に大きく、共育て、などと僕が云ってしまうのは、ちょっと申し訳ないけれど。本道敦子・山谷真名・和田みゆき『〈共働き・共育て〉世代の本音』(光文社新書1300)を読む。ミレニアル世代(1980〜95年生れ)の共働き・共育て夫婦へのアンケートとインタヴューから、働きながらの子