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思いをいたす

今日は昭和の日。
令和も3年目となると
昭和は遠くなりにけりの感が強くなります。
と言っても、令和はまだ本気を出していない。
令和という時代を築くその助走期間に
ぼくらはいます。

この助走期間は結構厳しいものがある。
それは戦争でもなく、大地震でもなく、
強大な台風でもなく、
その厳しさと怖れは目に見えないものでした。
それは今まで経験したことがないような
時代の変化でした。

この厳しさは平成から時代の転換をする、
何も準備をしてこなかった
大きなツケでもあると思います。
単に元号が変わるというだけを思っていた
時代の転換を、そんな甘いものじゃないと
知らしめたような日々が続いています。

古く固まった時代の垢を剥ぎ取り、
新鮮な価値観をもとに時代を構築する
その準備ができていなかったことを
みんなが反省しなければならないでしょう。
もう平成の時代ではないし、
ましてや昭和の時代でもない。
令和の時代を構築しなければならない時に
きています。

祝日法の定められた昭和の日の趣旨の
最後にはこう書かれています。
「激動の日々を経て、復興を遂げた
 昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」

今のご時世、ボロボロになりかけている
日本の未来を憂いている暇はありません。
ぼくらは声を出し、意思を表し、
決して諦めず、正すべきはただし、
継承すべきは受け継ぎ、帰るべきは
果敢に変えていく。
その使命が一人ひとりにあるように思います。


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