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言始め 2021 ②

風の時代の中で初の新年が明けました。
みなさん、おめでとうございます。
旧年中と変わらず、いや変わってもいいですが、
ご贔屓にしていただければ、本人はとても喜びます。

新年2日目になる今日は事始めなのですが、
今年は、「言始め」にしたいと思っていました。
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令和も3年目に入り、時代が本気を出し始めます。
その気配は昨年のコロナ禍による変化の兆しに
見ることができるでしょう。
これまでの社会や働き方の有り方が様変わり
しなければならい事態が押し寄せてきました。
それが直に生活様式にまで及ぶに至り、戸惑い、
いのちを守ることを強いられたのです。

でも、おそらくそれは序章に過ぎない。
そう思っています。
昨年の冬至過ぎて始まったと言われる風の時代。
日本だけでなく、世界的な大転換が始まります。

それに重なる令和3年目。
令和元年は平成時代の余韻を残しながら、
新しい時代の理念、思想を提示しました。
令和2年はそれを動かすために、いろいろな
変化の兆しを見せてきました。
そして、令和3年はその兆しから本格稼働を
始める年となると思います。

そして社会に任せればなんとかなる時代は終わり、
個々人が自分で考え、それぞれの関係性を見直し、
新時代への構えをつくるときを迎えています。
それゆえに、古い地の時代にしがみつくようでは
単に吹き飛ばされるだけになってしまいます。

大切なのは、地の時代で培ったものやコトで、
残すものは何か、進化させていくコトは何かを
自分で考え、自分事とすることだと思います。
風の時代は一見自由な時代だと思い込みがちです。
それでは、風に乗るどころか、風を読むことも、
風をつくることもできないでしょう。

風の時代は、より知性的に、より良い関係性を
持てる人との対話を通じた交流が、個々人の
能力を引き延ばしていく。
それが結果的に、古い価値観に縛られた呪縛を
解き放ち、自由な風を手にするのでしょう。
感情論だけで動いていた上辺だけの付き合いは
次第に小さな集団になっていくのだと思います。

この時代をたくましく、輝きをもって進むために
令和3年目の今年は重要な位置付けになります。
個人的にはまだ試行錯誤は続くでしょうが、
希望を胸に、この変化は歓迎したいところです。

本年もどうぞよろしくお願いします。


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