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中秋の名地球

今日10月1日は中秋の名月。
そして、明後日は満月になります。
晴れているので、どうやら瀬戸内では今宵、
名月を見ることができるようです。

地球から見上げる中秋の名月ですが、
もし、月の民がいて今宵地球を見ていれば
中秋の名地球なのかもしれません。
月に季節があるのかどうかはわかりません。

もしかしたら・・・こんなことが頭に浮かぶのです。

古(いにしえ)に月へ帰って行ったかぐや姫が
日本の季節感を月に持ち帰り広めたとします。
それが秘かに受け継がれていて、
今が秋という実りの季節で、
日本では、今宵が中秋の名月にあたる日だ
としているかもしれません。

なぜかぐや姫は日本の季節を忘れずに伝えて
いたのでしょう。
地球で過ごした記憶は消えてはいなかったのです。
そこで、月の都では地球を見上げるとともに
地球の民に心寄せることも自然に行うように
なったのです。

中秋の名地球がもうすぐ月の山の稜線の
向こうから昇ります。月見ではなく、
地球見をする月の民がいることでしょう。
今年は月の民がどのような思いで、
地球の今を眺めることでしょう。
月うさぎがついた餅をお団子にして供え、
祈りを捧げているかもしれません。

「地球の民よ、しっかりと地球とともに生きよ。
 われら月の民は、これ以上、地球が痛むのを
 見たくはありません。
 過ちを繰り返さないようにお護りください。」

※月周回衛星「かぐや」から見た満地球の出
 https://youtu.be/kcpjWCIQHEE


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