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眠りの先

長い間眠っていた
曇り空の間中
この世に自分の居場所が見つからない

降り続く雨が世界を遠ざける
ぼくは疎外感を膨らませ
世界から遠ざかっていった

眠りの中で夢を見ていた
空が泣かなくなったら
日差しが誘ってくれば目が覚める

重い疎外感を眠りの中に置いておく
目覚めは軽くなければいけない
ぼくは手をとるために君に会う

雨が降ることで すべてが始まる
雨が降ることで すべてが改まる
雨が上がることで 世界は息をふきかえす

信じられる世界を
信じられる君と手をつなぎ
信じられる足跡を残していきたい


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