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kumitakan
兆しの種
兆しというものは突然に見えるものではなく
何かの中に紛れ込んでいて
ある日萌芽するものだ。
時代の変化なんて大げさなものでなくても
実は誰でも経験している。
特に青春期には。
そう、恋がそれにあたる。
つまり、ぼくらはいくつもの兆しを
自分の中に持っているものだ。
高感度の成長期には特に多いと言っていい。
だから大人になっても
成長を続けている高感度な人であれば
兆しの種をたくさん抱えているのだろう。
そこが不感症の人との分かれ道になっていく。
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