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クリスマスという発明

クリスマスは人間の生んだ
史上最高の発明ではないかと思う。

その起源はキリストの降誕祭であったことは
誰もが知るところではあるけれど、
クリスマスはその起源を超えて
世界中の愛と平和の祈りの日になってきた。
クリスチャンを超えて世界共通の祈りの日に
なったように思える。

もちろん敬虔なクリスチャンからすれば
クリスマスのお祭り的な賑わいは
違うのかもしれない。
でもこの日の祈りの原点は、どんな争いも
戦争もこの日には止めて、家族や大切な人を
思い、平和を願う1日として迎え入れている。
それが史上最高の発明と思う所以だ。

サンタクロースの物語は、
国により多少の違いはあれ、
世界中の子どもたちに贈り物を届ける。
あの贈り物は子どもたちが願ったモノでは
あるけれど、そこに宿るものは「夢」であり、
「信じる心」であり、「慈しみの愛」だ。

ササクレだった世界をおおらかに、
やさしく包み込む1日になればいいと思う。
誰も憎しみや妬みを抱えた日々を望む者はいない。
誰かを貶めることも責めることもしたくない。
心の深いところではそう思っているに違いない。

人間は神ではないのだから、望むべく世界を
一つひとつ手を取り合い積み上げていくことが
大いなる使命だと思う。
その原点を思う日としてクリスマスを祝う
こともできるのではないだろうか。

クリスマスという発明は誰かの独占ではなく、
人間みんなに開放されたものだ。
それをどのように取り入れるかは
それぞれの人間に課せられている。
世界中から武力で成そうとする平和をなくし、
愛による平和が広がることを願いたい。
ささやかでも心の平安を保ち続けたい。
そう思う。

Merry Christmas !
Happy Holidays !

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