”空”というのは、実は常に澄んでいます…

雲の向こうは、いつも青空。―ルイーザ・メイ・オルコット

知っていますか?
どんなに雨の日でも、曇りの日、雷や雪の日であっても、その雲の向こうには、常に青空が広がっています。

飛行機に乗ったことのある人なら、わかりやすいかもしれません。
雷雲があって、その下はごろごろピカピカやっていたとしても、
その雲を抜けて上へ行けば、青空の中で、地上の天気などわからなくなりますよね。

人生も、実はそれと同じ。

人生で曇りや雨が降っているように感じても、その雲の向こうは、必ず常に晴れ渡った心地の良い青空なのです。


…それでも、

じゃあどうして私の上には雨の日や雷の日があるの?
私の人生、雨や雹や雷ばっかりだ。
雲の上は青空だって私には関係ない。私はどうせ雲の下にいるんだから。
私のところの空は、雲の上にも雲があって、青空が広がっているとは思えない。

…などなどという方は、

一度、私に声を掛けて、お話してみてください。
あなたにも必ず、雲の上の心地良い青空を常に感じていることは、できますよ。


そしてまた、ひとというのはしばしば、自分で「雲」を作っています。
自分の中で一時的に生きるために必要だったけれど身につけたけれども今のあなたにとっては雨雲雷雲にしかならない「パターン」であったり、外側や自分自身に対して何か不一致で生きづらくなる潜在認識(色眼鏡)と持っていたり…
生きづらさを感じている人は、自分自身と自分自身の間に余計なものがいっぱい詰まってしまって、自分自身を重なることができていない(自己不一致)の状態。
その人たちは、実は、自分自身の周りに不要な落ち葉や小枝や泥などをいっぱいいっぱい巻き付けて、巻き付けることで世界から真の自分自身が絶対に見えないように隠している。
そして、いつの間にか自分自身でも自分自身の姿を忘れていて、鏡を見ても、その自分自身を取り巻いている落ち葉や小枝や泥が自分自身であると、いつの間にか勘違いしてしまっている状態なのです。

それは、自分自身で雲を作って、その雲を自分の周りに巻き付け連れまわしているのと同じ。
しかし、自分ではそれに気付いていないので、自分の上にいつも雲がある。と、「それ」が自分だと思ってしまう…。
そうではなく…「雲」は、いわば自分の内側(もしくは自分が自分の身体に巻き付けてきたもの)なのです。いつの間にか気付かぬうちに自分で自分自身に巻き付けてきたものであって、あなた自体は実はいつもいつも青空の下に照らされています。あなたは、実は、いつもいつも「青空」を見ていることができるのですよ。
いつの間にか気付かぬうちに、自分で自分自身に巻き付けて来ていて真の自分が太陽に当たることができないように雲で覆い隠している…
そうとわかったら、もったいなくありませんか?
あなたは、常に太陽光の下でぽかぽかと心地良く日向ぼっこをしていて、良い存在なのですよ。

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