本日のつぶやき―あなたの心の中にある大庭園
人生から返ってくるのは、いつかあなたが投げた球。―斎藤茂太
一瞬、野球選手の言葉かと思いましたか？
実はこの言葉の主は、精神科医です。
…私は、人生でいろいろな転機がありましたが、今思うと、幼い頃に投げた球が返ってきて今こうなっているのだなと感じることが、たくさんあります。
皆さんはどうですか？
昔から、日本では似たような教えがずっとありますね。
自分の行いは、必ず自分に返ってくる。
良い行いをすれば良いことが返ってっくるし天に唾を吐けばその唾が落ちてくるのは自分の顔面である。
これらは、自分の周りに対する行い、という意味で捉えやすい言葉たちですが、実は、自分自身、自分の人生に対しても同じこと。
情けは人の為ならず、などという諺は、少し角度が違いますが、これを良く表現しているようにも思います。
人に対して情けをかけているようなつもりでいても、それは結局自分のため、自分の人生に返ってきます。
ところで、催眠の原理をひとに共有する時にも、同じようなことをいいます。
かつて、昔、自分が投げた球は、必ず、自分に返ってきます。
私は玉よりも種で説明することが多いかもしれませんが、
まず、人生というものは、すべてが「自己暗示」でできています。
自分の心に、情報、命令、暗示を入れ続けて生きているのです。
そして、幼い頃に自分の心という土壌に撒いた種は、いずれ地面の上に花を咲かせます。
幼い頃にひまわりの種を植えれば、いずれひまわりの芽が出てきますし、チューリップの種を植えていれば必ずチューリップの芽が出てきます。
食虫植物や雑草の種を植えれば、その芽も出てきます。
先程も私は書きましたが、私はここ近年になって、かつて自分の投げた球が、植えた種が、気付いたら、あの時投げていた・植えていたから、今ここでこうなっているのだなと気付くことが、本当にたくさんあります。
まあ、成人を越えてからこういう行動をしたから今こういうことになっている、という短いスパンのものももちろんたくさんあるのですが、不思議なのは、本当に気付いたら、「そういえば幼い頃、私は潜在意識にこんなものを植えつけていたんだな」と、それがぽっと形になっていることを発見する、ということ。
そして、私は催眠療法士なので気付きやすいのかもしれませんが、それでも、「そういえば幼い頃にこういう種をまいていた」ということに、気付いておらず今こうなっていることも、たくさんあることでしょう。
そして、もちろん、幼い頃だけではありません。ひとは、成長してからも、いくつになっても、今も、種を撒き続けています。
あなたは、どうですか？
今のあなたの心・人生という土壌には、どのような花が、植物が、咲いていますか…？
今、何か新しい種を撒いていますか？
撒いていたなら、どのような種を撒いていますか…？
…あなたは今自分が撒いている種、どんな種か、判別できていますか？
…あなたは今、またこれから、どんな種を撒きたいですか…？
……もし、あなたが、
それでも、
・自分が幼い頃に投げた球、植えた種が今ちゃんと出ていないように感じる
・昔投げた球は、なぜだかいつも自分の顔面にぶち当たってくる、うまくキャッチできない
・自分が幼い頃や昔投げた球、植えた種が、思ってもいないおかしな形で出てきている、植えたい種ではなかったように感じる
・今、どんな種を撒いているのか、良く見えない…自分でわからなくなっている
・今、そしてこれから、一体どんな種をどうやって撒いたらいいのか、わからない
・もう、種を撒くのも怖い、種など撒きたくない
……などなどと感じていたならば、
こちらへ。
どうぞ、声をかけて。
今のあなたの声を、聴かせて下さい。
そして、あなたの心という土壌を、一緒に見ていきましょう。
あなたの心という土壌、畑、広大な庭…は、美しい敷地です。
そうでないひとはいません。
いや、私の畑は美しくなどない、というひとがいたら、それこそ寧ろ、見せて。
あなたの心という大きな畑、庭の土壌は、あなただけの神聖で荘厳な庭園。
本当に美しく、区画整理することもできるのですよ。元が美しいのだから、それこそ、どんな形にでも。
催眠療法士、心理療法士は、実は、心というあなただけの庭園の、庭師なのです。
また、区画整理や畑のお手伝いだけでなく、区画整理や素晴らしい花畑をご自身で育てる方法も、たくさんお教えしています。
ぜひ、お声がけ下さい。
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