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#50 伊坂幸太郎さんの『夜の国のクーパー』をネタバレなしでご紹介📖

※本記事は《毎週木曜日19時~》放送中のREC.ラジオの内容を文字起こししたものです🖊

【オープニング】

 みなさん、こんばんは。好きな時間に、好きな場所で、寝転んで読書するクラブ活動、「寝読部」部長のコーギーです。

 普段からTwitterで読んだ本を紹介するツイート、いわゆる読了ツイートをしているのですが、こちらのREC.の方でも、毎週木曜日の夜7時に、僕がこれまでに読んだ本をご紹介する10分程度の音声をアップロードしています。


 毎回のお話の流れは、

 まず、ご紹介する作品を読もうと思ったきっかけについてお話をします。

 次に、ネタバレなしで内容のご紹介をします。こちらは裏表紙や帯に書かれている紹介文をそのまま読み上げる形をとります。

 そして最後に、僕の感想をこちらもネタバレなしでお話をします。


 今回も一発録りでお届けします。

 嚙んじゃったり、言い間違いとか、お聞き苦しい点が多くなっちゃいますが、どうかご容赦ください。


 先に「寝読部」についてご案内しますね。

 「寝読部」というのは、僕が部長を務めているTwitter上のクラブ活動でして、寝転んで本を読むのが好きな人であればどなたでも入部できます。

 寝読部の基本的な活動内容は、それぞれの部員さんが、好きな時間に、好きな場所で、寝転んで本を読んで、そのことをハッシュタグ寝読部をつけてツイートするだけ。

 他にも買った本についてのツイートや読了ツイートにも、ハッシュタグ寝読部をつけてたりします。本とか読書に関するツイートなら何につけてもOKということですね。

 Twitterで「寝読部」をハッシュタグ検索していただけましたら、部員さんたちのツイートがズラッと出てきますのでどんな感じかわかります。

 入部を希望される方は、僕のTwitterアカウントをフォローして、どれでもいいので、僕の過去のツイートへのリプライで寝読部に入部を希望する旨を知らせてください。そうしましたら、Twitterの寝読部のリストに入れさせていただきます。毎日エゴサしているんですけど、僕が気づいていない様子だったら催促してくださいね。

 ちなみにこの収録をしている時点では、寝読部員さんは部長の僕を入れて総勢232名です。引き続き絶賛部員募集中ですので、どしどしリプください。ぜひ一緒に寝転んで読書、寝読をしましょう。


★Twitter:


 この収録の準備をしていて気づいたんですけど、今回ご紹介する作品がなんと50作品目なんですよ。

 そもそも一つ目の作品の紹介音声をアップしたのが昨年の4月1日なので、もうすぐこのREC.ラジオを始めて一年が経とうとしているわけです。こんなに長く続けて来られたことに自分でもびっくりですね。

 それもこれももちろん僕の拙い放送をお聴きいただいている皆さんのおかげでございます。本当にありがとうございます。

 これからもですね、毎週木曜日の夜7時に読んで特に面白かった本を紹介する音声をアップしていきますので、お付き合いいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。


【本日紹介する本】

 そんなこんなで、ここから本題です。

 本日ご紹介する作品、記念すべき50作品目にご紹介するのは、伊坂幸太郎さんの『夜の国のクーパー』です。


【読むきっかけ】

 前回こちらのREC.で伊坂幸太郎さんの『グラスホッパー』をご紹介した際に触れました、その時ちょうど読んでいた伊坂作品というのがこの『夜の国のクーパー』です。

 読もうと思ったきっかけはついている帯ですね。帯の文言。本作は10年くらい前の作品で2015年に文庫化されているんですけど、今年2022年になって表紙がガラッと変わった新装版が発売されて書店で結構前の方に押し出されていたんですよ。でも正直な話、その新装版の表紙と裏表紙の紹介文を読んだ限りではあまり食指が動くことはありませんでした。

 ただ、帯に書かれている文言を目にしたら、もうすぐに落ちましたね。作者自身の言葉が書かれているんですけど、短いからちょっと読み上げますね。ここからです。「僕の小説の中ではもっとも本格ミステリー度が高い自信作です。」

 どうですか?めちゃくちゃ気になりません?ミステリ好きの僕はこの帯の文言に完璧にやられまして、本作『夜の国のクーパー』を読むことにしたというわけです。


【ネタバレなしの内容紹介】

 そして、この『夜の国のクーパー』がどんな作品かといいますと、裏表紙に書かれている紹介文をそのまま読み上げさせていただきます。


~紹介文の読み上げ~


 ということで、本作は作者が自身の小説の中でもっとも本格ミステリー度が高い自信作だとおっしゃっている作品です。


【ネタバレなしの感想】

 続きましては、この作品を読んだ僕の感想をネタバレなしでお話しします。

 ちなみに先ほど読み上げた紹介文には「猫と戦争、そして世界の秘密についてのおはなし」とあるんですけど、その中の「戦争」というのは正確に言うと戦争が終わった後の敗戦国の占領のことです。

 まずですね、本作は猫の視点で物語が始まるんですけど、占領の初日について書かれたこの冒頭部分がとにかく秀逸で、グッとつかまれてしまいました。

 とても緊迫した雰囲気が伝わる書きっぷりで、もうドキドキが止まらない。ワクワクする感じじゃあなくて、残念ながら悪い意味のドキドキで、もはや絶望的な状況と言ってもいいかもしれません。これからとんでもなく悪いことが起こるんじゃあないか、という不安な気持ちでいっぱいな中、物語が展開していくことになります。こういう続きの気にならせ方もあるんだなぁ。

 懸念点としては、この段階でちょっと読むのがしんどくなっちゃう人も出てくるかもしれないことですね。僕としてはできるならそのまま最後まで読み続けていただきたいです。ただの辛い話では終わりませんし、作者が言うようにミステリーとして優れていてとっても面白いので、きっといい読書体験をすることができると思います。


【エンディング】

 というわけで、本日ご紹介したのは、伊坂幸太郎さんの『夜の国のクーパー』でした。

 記念すべき50作品目の紹介作品としてはベストな作品だったのではないでしょうか。

 本格ミステリ好きの方はぜひ読んでみてください。あと、猫がお好きな方も楽しめると思います。おすすめです。



 さて、最後は少しだけご案内です。

 今お聴きいただいているこちらのREC.なんですけど、フォロー、いいねをしていただけたら続けていく上でとっても励みになります。

 REC.のいいねは、放送を聴きながら、何回でもできますので、僕への応援代わりにポチポチお願いします。

 たくさんいいねしても、どなたがどれだけいいねしてくださったかは僕にもわかりませんので、どうぞ遠慮なさらず、いいねの連打をお願いします。


★REC.:


 そして、REC.でお話した本の紹介を文字に起こして投稿するnoteもやってます。こちらはブログみたいなやつですね。

 noteは、毎週木曜日に公開したREC.ラジオのお話を、次の週の水曜日に文字起こしして投稿していきます。音声より文字の方がいいよーという方は毎週水曜日更新のnoteをご覧ください。

 noteも、フォロー、スキをしていただけたらうれしいです。noteのいいね的なやつであるスキは、noteのアカウントをお持ちでなくてもできますので、読んだよサインの代わりにポチっとお願いします。


 木曜日に音声のREC.、水曜日に活字のnote、そして、それ以外の日はTwitterと、そんな感じでのんびりやってますので、ぜひそれぞれをチェックしてみてください。


 ちなみに、Twitter、REC.、noteのアカウント名は全部同じにしてあります。「コーギー・オータ@寝読部部長📖ヾ(:3 」∠ )_」です。

 どのSNSでも、カタカナで「コーギー・オータ」と検索していただけましたら出てくると思います。それぞれフォローしていただけましたら、コーギーだけにですね、僕がしっぽ振ってなつきます。


 さて、今回も最後までお聴きいただき、ありがとうございました。次回もまたお聴きいただけたらとってもうれしいです。

 それではみなさん、良い寝読ライフをお過ごしくださいね。

 寝読部部長、コーギーでした。それじゃあ、またねー。


※音声で聴きたい方はこちらから☟

#50 伊坂幸太郎さんの『夜の国のクーパー』をネタバレなしでご紹介📖 - REC


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