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これからの時代にこそ必要なリアルサロン

自由が丘で19年ネイルサロンを経営する、現役オーナーネイルアーティストcoralです。
本当に好きなことをして、本当に繋がりたいお客さまと繋がるヒントをお伝えします。


これからの時代にこそ、リアルサロンが必要なわけ


オンラインで何でもできるようになってきた今、リアルで人に会える場所は貴重になっています。
オンラインで済むならそれでいい。でも、リアルでなければできないことや、感じられないことがあることにもこの数年で気づいたはず。

移動が制限され、家族や友達とも思うように会えない中、美容室やマッサージサロンには行っていた人も多いのではないでしょうか。

私自身、コロナ禍に気づいたことは沢山あった。
お客様とリアルに会って話せるから、先が見えないような時期でも安心感があったし、正直、年に数回合う友人よりも、何年間も毎月会っているお客様の方が価値観や考え方が近いことことにも気づいた。

自分に会いに来てくれるお客様との関係が、気楽で楽しくて心地良いし、大切だと改めて気づいたし、お客様もそう感じてくれている。

人間関係の形が変わりつつある今、サロンはリアルで人と触れ合える数少ない場所になっていくでしょう。サロンも淘汰され限られた人しかいけない場所になるかもしれない。

そして、ネイルサロンや美容室、リラクゼーションサロンやエステサロンなど、カラダや心のケアは今後より重要性が増すでしょう。
今現在も、一人暮らしの会社員や大学生など、家で一人でいる時間が長くなり、鬱になるひとが増えているそう。

これからの時代にこそ、リアルでたわいも無いような話ができるリアルサロンは、必要とする人が増え、その価値は高まるでしょう。


これからの時代、どのようなリアルサロンが必要とされるのか?


ズバリ、サロンの価値が明確で、お客様に選ばれるより選ぶサロン。

サロンは一つのコミュニティだと思っています。
同じ価値観の人が集う場所であり、だからこその安心感や楽しさも提供できる。

コロナ禍で、感染リスクを避けるために行く場所を選ぶようになったとき、その場所にどんな人たちが集ってくるのかを考えたと思う。
例えば、私のサロンに来るお客様は、会ったことはないけど、だいたいどんなお客様が来ているか分かっているし、感染対策とは別のある一定の安心感を持って来てくれている。

多様性の時代には、沢山の方に支持される無難なサロンより、よりニッチなニーズに応えてくれるサロンの方が喜ばれるようになる。
どこでもある様ないつでも行けるサロンではなく、ここにしか無いあえて行きたいサロンが選ばれるし、サロン側がお客様を選んでいれば安心して行ける場所にもなる。
信頼できる情報交換ができたり、価値観のある人とのリアルな出会いもあるかもしれない。

サロン以外にも、行きつけの飲食店やショップなども同じ様な価値提供をする場所になっていくでしょう。

サービス提供をするオーナーが、何をどんな想いで提供しているのかがもっとも大切です。
必要とされているものを提供するのではなく、届けたいものを必要とする人に届けるのです。

私が気付けば19年もサロンを続けてこれたのは、好きなことを届けたい人に提供し続けてこれたからだと思っています。
もちろん迷ったり悩んだりしたこともありますが、変わり者だったおかげで、業界の常識や固定観念にとらわれず、自分の価値観を大切にしてこれたことも大きな要因だと思っています。

これからの時代にこそ、リアルサロンは必要です。
自分の好きなサービスを提供して、自分の好きなお客様と定期的に会える仕事ってなかなか無いし、とても楽しい素敵な仕事だと改めて気づけました。


気楽に楽しくサロン経営を続けて来れたのには、考え方にヒントがあると思います。少し視点を変えることで見える世界は変わります。
経営を学ばなくてもサロン経営はできます。興味のある方は、また読みに来てください。

#サロンオーナー #私の仕事 #好きな仕事 #これからの時代

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